2010年4月29日(木)
断乳
日々徒然×135
開業助産婦「生命(いのち)の迎え方相談室」の
ひろみさんのブログにコメント書こうとしたら、
長くなりそうだったんで。
これは自分の話です。
他の方は参考にできないとおもいつつ、
断乳の話をしたいと思います。
一人目(息子)が授かるまでには
ちょっとだけ時間がかかりました。
子どもって、すぐにできるものって思っていたので。
でも、なかなかできません。
月の使者が少しでも遅れようものなら、
すぐに判定薬で試す。
そんな日々が少しの間続きました。
今の1年と、当時の一年は時間の進み方が
きっと違うと思います。
ですので、本当にその数年は長かったです。
たった数年なのにね。
それから幸いなことに授かった第一子。
断乳。
拍子抜けするほど、「ちちくれー!」となかない。
でも、私の体は「ちちあげてくれー!」と悲鳴を上げていました。
私のおっぱいは、ため込むらしく、
「もうため込まなくていいよ」っていう命令を
出すまでに、2週間ほどかかりました。
やっと、おっぱいが落ち着いた頃、普通であれば
月のものが来るはずですが、なかなか来ません。
できたのかどうかもわかりません。
判定薬をトイレに、まるでトイレットペーパーでも
置くように常備していた時期がありました。
そして、忘れたころ、
やっと授かり・・・二人で私の体は精いっぱいと思い、
本人が辞めたくなるまで
おっぱいをいっぱいのんでもらおうと思っていました。
第2子が1歳半ばになったころ、私は突然咳が止まらなくなり、
寝る前には、せき込んで、そのままトイレへ直行の日々が続きました。
体重は40キロを切り、30キロの半分まで行きそうになったころ、病院の先生から、「きつい薬にしましょう(みたいなこと)」を言われ、断乳を決心しました。
決心するまでにはいろいろとありました。
ここは省略します。
そして、今日から断乳と決めた日、
よく聞く、「七味唐辛子作戦」をしてみました。
おっぱいに、七味唐辛子をまぶして・・って昔の人が
使っていたやつです(これは母からの提案)
やってみたら、私のおっぱいがひりひりして、悲鳴を上げてるんですよね。
でも、娘が夜泣きで飲みたがるまで我慢して、
泣いたので、七味唐辛子にまぶしたおっぱいを与えました。
娘は最初びっくりしたのですが、
「からい~」って泣きながら飲み続けました。
辛いって言うくせに、何度もおっぱいを飲んで
私の顔をみて、ひと泣きして飲むんです。
もう、たまらなくなり、すぐに娘に謝りながら
娘の口の中をゆすぎ、おっぱいを洗って
ごめんねっていいながら、飲ませました。
涙がぽろぽろ出るのに、咳も止まらない。
ばーちゃんの言ってた、唐辛子作戦しなきゃよかったって思いながら。
でも、やっぱり咳は止まらないし、
一日中寝てばかりの生活。
人に会うことすらいやになっていました。
そんな日が数日続いて、ふと娘に話をしてみました。
「薬飲まないと、ママ、こんこん(咳)止まらない。
でも、ママが薬飲んだら、おっぱいバイバイなんだ」
娘はわかったのかわからないのか、遊んでいます。
「ねね、おっぱいバイバイしてもらっていい?
うんとね、5回寝たら(だったとおもう)」
わかたー!と、本当にわかったのか、わからないのか、
「いいよ」って返事をしました。
その間はあまり覚えていませんが、
最終日、「これでおっぱいバイバイだよ」って言って
飲んだ後に、バイバイっていいました。
そして、その後、やっぱりおっぱいがほしくなるのですが、
「バイバイだよ」っていうと、泣きながら、おっぱいに向かって手を「バイバイ」ってふってくれました。
その後、私はその薬を飲み、咳は改善され
体重もだいぶ戻って・・になりました。
断乳。
二文字しかないけれども、
親子がいる分だけ、いろいろなエピソードがあると思います。
そして、いろいろな葛藤があると思います。
乳を断つわけですから・・。
「大好きなおっぱいをやめるなんて、
悲しいかもしれません
でも、子どもは前向きなので
大人ほど深刻ではないと思います
(あくまでもこの方の場合の意味ですよ)」
って言葉は、10年前のちょっとしたひっかかりを
すぅぅっと、とかしてくれたような気がします。
ひろみさんのブログにコメント書こうとしたら、
長くなりそうだったんで。
これは自分の話です。
他の方は参考にできないとおもいつつ、
断乳の話をしたいと思います。
一人目(息子)が授かるまでには
ちょっとだけ時間がかかりました。
子どもって、すぐにできるものって思っていたので。
でも、なかなかできません。
月の使者が少しでも遅れようものなら、
すぐに判定薬で試す。
そんな日々が少しの間続きました。
今の1年と、当時の一年は時間の進み方が
きっと違うと思います。
ですので、本当にその数年は長かったです。
たった数年なのにね。
それから幸いなことに授かった第一子。
断乳。
拍子抜けするほど、「ちちくれー!」となかない。
でも、私の体は「ちちあげてくれー!」と悲鳴を上げていました。
私のおっぱいは、ため込むらしく、
「もうため込まなくていいよ」っていう命令を
出すまでに、2週間ほどかかりました。
やっと、おっぱいが落ち着いた頃、普通であれば
月のものが来るはずですが、なかなか来ません。
できたのかどうかもわかりません。
判定薬をトイレに、まるでトイレットペーパーでも
置くように常備していた時期がありました。
そして、忘れたころ、
やっと授かり・・・二人で私の体は精いっぱいと思い、
本人が辞めたくなるまで
おっぱいをいっぱいのんでもらおうと思っていました。
第2子が1歳半ばになったころ、私は突然咳が止まらなくなり、
寝る前には、せき込んで、そのままトイレへ直行の日々が続きました。
体重は40キロを切り、30キロの半分まで行きそうになったころ、病院の先生から、「きつい薬にしましょう(みたいなこと)」を言われ、断乳を決心しました。
決心するまでにはいろいろとありました。
ここは省略します。
そして、今日から断乳と決めた日、
よく聞く、「七味唐辛子作戦」をしてみました。
おっぱいに、七味唐辛子をまぶして・・って昔の人が
使っていたやつです(これは母からの提案)
やってみたら、私のおっぱいがひりひりして、悲鳴を上げてるんですよね。
でも、娘が夜泣きで飲みたがるまで我慢して、
泣いたので、七味唐辛子にまぶしたおっぱいを与えました。
娘は最初びっくりしたのですが、
「からい~」って泣きながら飲み続けました。
辛いって言うくせに、何度もおっぱいを飲んで
私の顔をみて、ひと泣きして飲むんです。
もう、たまらなくなり、すぐに娘に謝りながら
娘の口の中をゆすぎ、おっぱいを洗って
ごめんねっていいながら、飲ませました。
涙がぽろぽろ出るのに、咳も止まらない。
ばーちゃんの言ってた、唐辛子作戦しなきゃよかったって思いながら。
でも、やっぱり咳は止まらないし、
一日中寝てばかりの生活。
人に会うことすらいやになっていました。
そんな日が数日続いて、ふと娘に話をしてみました。
「薬飲まないと、ママ、こんこん(咳)止まらない。
でも、ママが薬飲んだら、おっぱいバイバイなんだ」
娘はわかったのかわからないのか、遊んでいます。
「ねね、おっぱいバイバイしてもらっていい?
うんとね、5回寝たら(だったとおもう)」
わかたー!と、本当にわかったのか、わからないのか、
「いいよ」って返事をしました。
その間はあまり覚えていませんが、
最終日、「これでおっぱいバイバイだよ」って言って
飲んだ後に、バイバイっていいました。
そして、その後、やっぱりおっぱいがほしくなるのですが、
「バイバイだよ」っていうと、泣きながら、おっぱいに向かって手を「バイバイ」ってふってくれました。
その後、私はその薬を飲み、咳は改善され
体重もだいぶ戻って・・になりました。
断乳。
二文字しかないけれども、
親子がいる分だけ、いろいろなエピソードがあると思います。
そして、いろいろな葛藤があると思います。
乳を断つわけですから・・。
「大好きなおっぱいをやめるなんて、
悲しいかもしれません
でも、子どもは前向きなので
大人ほど深刻ではないと思います
(あくまでもこの方の場合の意味ですよ)」
って言葉は、10年前のちょっとしたひっかかりを
すぅぅっと、とかしてくれたような気がします。
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