201066(日)

私の習い事と、「先生」時々「おかん」そして、「娘として」


私の習い事は、ピラティスとお片付け。

「おかん」としての仕事ができないことで
いつも、イライラ・・・

で、お片付けを習うことにした・・

で、仕事をするうえで、自分の体の掃除(?)
メンテナンス(?)でピラティスは、行けない日もあるけれども
自分にとって重要な習い事。



ピラティスをやり始めて一年半。(ぐらい)
お片付けをやり始めて半年(ながっ)

いろいろなことを考えてみる。
そして、ふと、また気が付いたことがあった。


運動会に来てくれた、私の「おかん」。
仕事で迎えに行けずに、車で3時間でこれるところを
バスを乗り継いで6時間かけてきてくれた。


私はどちらかというと、あまり親を大切にするような娘じゃない。
性格の似ている「おかん」は自分を見るようで、
いつも何かと衝突していた。


6時間かけて帯広駅前のバスターミナルに着く。

そして、待ち合わせ場所を携帯電話で確認する。

でも、私の待っている場所じゃない場所へ歩いていく
「おかん」をみた。


少し小さくなった背中。
遠くから見ても、年よりも老けて見える後ろ姿。

でも、相変わらず歩くのだけは人よりも早い。

歩いている後ろに車を付けて、「おかん!!こっちだよー!」
って声をかける。


そうすると、10年前はパッチリしていた目が年齢とともに
細くなってしまった瞼を、もっと細めて嬉しそうに
「つかれたつかれたーー!バスで仲良くなった人と
ずっと話をしてきたよー」と、報告。

私は、午後からサークルがあったので
すぐに車をだし、おかんは芽室にきたら
あんまに行きたいから~とリクエストがあったので
行きつけのあんまさんへ連れて行き、そのまま2時間後に待ち合わせ。

あんまの先生に「どーもどーもありがとうございました」と2度も言い、頭を下げ、
「あれ?おかんってこんなキャラだっけ?」と思いつつ、


我が家に帰宅したら、「何かすることあるかいー?」



あれ?いつもこんなこと言ってたっけ?



うちのおかんは一人暮らし。
朝は健康のためにと新聞配達をしていている。
そして、夜は食品加工の仕事に行っている。

だから、日中寝ている生活なのだけど、
運動会の時には、前日は22時まで食品加工の仕事。
仮眠をとり、夜明けとともに新聞配達。

それを済ませて、朝7時過ぎのバスに乗ってやってくる。

そして、「何かすることあるかいー」

だと。

「ゆっくりしなー。大丈夫だよー」

その間にも私は連絡を取りたいところに一気に電話をかけている。



「雑草でも抜こうか?茶碗でも洗おうか?」

じゃ、洗濯物だけたたんでもらっていい?←とお願いした。





ここらあたりで、自分の変化に気が付く。

「衝突していないじゃん」
「あれ?イライラしてないぞ?」

「あれれれれれれれれ??なして?」


そして、ふと、早口なおかんの発音がおかしいことに気が付く。


下の歯・・あれ?2本ほど無くなっている?


実は、去年からなかったそうな。


GWに実家に帰ったのに、気が付かなかった。



「おいしくご飯食べようよ。歯医者に予約入れてね」

って、約束した。



ふと、1か月前を思い出す。

GW帰った時に、そういえば、いつものように
衝突したけれども、それほどすごい衝突ではない。
ただ、実家に帰った時に、


おかんのにおい


自分はこれが、たまらなく好きな人間であると気が付く。


GWから一か月。


家族が寝ている部屋以外といえば、
教室しかない。
今までは教室におかんをいれる
そして、普段は時間に追われてゆっくり寝られないであろう、
おかんに、「ゆっくりねなー」という。

でも、運動会だから、早く起きなきゃダメなんだけどね。





そして、運動会が無事におわり、おかんを今日送っていった。
私が運転して送っていったのは初めて。
(いつもは旦那に運転してもらった)


家にいる間、おかんとお互いの仕事の話になった時、

私のおかんは、こんな一言をいった。


「私は頼まれた仕事は絶対に断らないよー
 だって、自分を必要として頼んでくれるんだしねー」

そうおかんが言ったときに、数年前に、ある人から言われた言葉を思い出した。

「あんたは仕事を断るほどまだえらくない。」


教室で対応する仕事じゃなかったり、
私のレベルでは無理な難しい仕事以外は、
なるべく受けるようにしている。

仕事をたくさんこなせば、上手になると思うから。

そして、私なんかに仕事をくれる人に
本当にありがたいと思うから。


私の性格は、本当におかんに似ているようだ。





そして、きがついた。


私はいま自分のことが、それほど嫌いじゃない。

そして、子ども達のことがかわいくて仕方がない。
愛し方は間違っているかもしれないが、
旦那のことも、好きで好きでたまらない。


そして、仕事をしている自分を自分自身で楽しんでいる。


いやになるときもあるかもしれない。
いえ、次の瞬間に「くそぉぉ」と思う瞬間が来るかもしれない。

でも、「しゃーないなぁ」なんて思って、
不思議な気持ちになると思う。


こんな感覚、初めてで、実はとまどっている。


もしかして、みんな、


家族に対して、こんな気持ちなのかなぁ??



よくわかんないけれども、

おかんの娘なんで、おかんに入れ歯プレゼントすることにしました(笑)

だって、娘じゃないと、入れ歯はプレゼントできないもんね(笑)






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