昨日はよい夫婦の日。

良い夫婦の日に、朝一番の生徒さんはご夫婦でレッスン。

一人がレッスンを受けているときには、
何か別の事をしたり、お互いに「ここだよ」なんて言ったりして。

一緒の内容をレッスンということは、あまりない(笑)

奥さんがレッスンをしているときには、ご主人は違うことを黙々と。
ご主人がレッスンを受けているときには、「お父さん、ここだよ」ってサブインストラクター張りのアドバイス。


毎朝、ウォーキングをご夫婦でしています。





おもしろいなぁ。

関西出身のご夫婦。

レッスン中も夫婦漫才(笑)

あっという間に一時間が終わる。


「先生、しばらく来るかも。」と奥さん。


どうぞどうぞ。いきなり来ても大丈夫。
ご夫婦でどうぞ気軽に来てください。

そんな話をして、帰っていきました。


駐車場から道路に出るときには、運転していない方がナビゲーター。
左右確認。道路に出て誘導する。



あうんの呼吸の夫婦漫才の生徒さんです。


ハチのお父さんとお母さんなんですけどねｗ





もう一組。


奥さまが亡くなられて、香典帳を名前順にしたいというきっかけで入学した生徒さん。

後期高齢者になる、ちょっと前。

いろいろな趣味を持っていて、ピアノも弾ける。


そして、レッスン中に奥さまの話を、遠い目をしながら話をしてくれる。

本当に愛していたんだなぁって。
心の中に染みわたるような話。

ある日、これを出してきた。


その時、一番だけ歌ってくれた。

でも、２番と３番は歌えなかった。


入学して半年ぐらい経った、３年前の事。


そして、今、同じ後期高齢者の同級生と卒業を間近に迎え二人でレッスンをしている。

後期高齢者、男性二人のパソコンレッスン。
話題は尽きずに、レッスンの中での雑談は笑いばかりがこぼれる。

そんなとき、ふとピアノを弾き始めた。


そして、２番まで歌ってくれた。


時間が流れるように、亡くなった奥さまの事を受け入れて、違う愛し方になったのかな。

奥さまも、きっとご主人の事を、愛していたのだろう。




２０１１年のいい夫婦の日。

忘れることができない日になりました。