2015年7月16日(木)
遺されたデータが入ったハードディスクを仏前に。
パソコン教室×215
------------------------------------------
今日はいつもと違う感じのブログです。
掲載をお許しいただきましたので、投稿致します。
------------------------------------------
いつも通りレッスンをしていた日、
訪ねてこられた女性がいらっしゃいました。
「突然パソコンが動かなくなりました。見てもらえますか?」
訪問のお約束をし、約束の日に訪問して
パソコンを確認したら、確かに電源が入らない。
そして、お話を伺ってみるとこんなパソコンでした。
「このパソコンはインターネットをたまにしたりしていました。
実は、亡くなった主人のパソコンなんです。」
そして、そこから1時間半ほどのいろいろなお話をまとめてみると
-----------------------------------------
●パソコンが壊れてしまったのであれば、処分。
●でも、中に入っているデータがあれば、
写真だけでも何とかならないだろうか
●そして、中に入っているデータの行く末が心配。
ですので、提案しました。
★データが入っているのはハードディスクなので、
それだけお返しする。
★それ以外のパソコンの部品は処分する
★データがもし救出できたら、
それをデータDVD等にしてお渡しする。
-------------------------------------------
きっと、パソコンの中のデータには
沢山の想いがあるのだろうと思って
出来る限りはさせてもらおうと、
PCアトリエさんへ連絡し、お願いをしました。
すぐにハードディスクをパソコンから取り出し、
別パソコンでハードディスクの状態を見てくれました。
「あー・・・認識するけど、中身が見えないね。ちょっと待ってよ」
と、今度はUNIXで見てくれました。
「うーん・・・UNIXでもだめだな。電源が入るけど、
ハードディスクが回らない。もう少し待ってね」
と、別部屋にあるメインパソコンで見てくれた。
しばらく待っていると、
「ちょっとね、回りかけた、もうちょっとだけ時間ちょうだいね」
「・・・・・・・うーん、だめだなぁ・・」
そっか。ハードディスクがダメだったのか。
とあきらめかけたとき、
「さっちゃん!!まわった!叩いたらまわった!
今のうちにバックアップとる!」
そして、全部ではないかもしれませんが
写真が入っていたであろうデータを違うものに移し終えたと同時に
回らなくなったとの事。
それを翌日の朝にご本人へ、回らなくなったハードディスクと
データDVDをもって、再度訪問しました。
そして、データを私のパソコンから確認してもらい
ホッと一安心。
「このハードディスクの中に全部のがはいっているんですよね?」と
確認のお言葉をいただいたので
再度説明。
・そのハードディスクの中に、すべてのモノが入っていること。
・救出できたデータは、DVD-Rにいれたが
それはデータなので、DVDデッキに入れても再生できないこと
「あーーーよかったーーー。この中に全部入っているんですね。
誰に見られることもないんですね。」
そして、ぽつりとお話をしてくださいました。
「もうね、最後は家にいてね、
体力もなかったから、写経とパソコンを
時間があったらしていたんです。
なくなる1週間前までずっと家にいてくれてね。
大変だったけどね、最後までパソコン触っていたから。」
もう、無理、涙出ちゃう。ところでしたが
仕事ですので、そんなわけにもいかず
(一番泣きたいのはご本人だと思われますので)
「このハードディスクって、機械の一部ですけど
この中にご主人の最後の時間があるんですね。
最後の最後に叩いて回ったってのも
ホントに不思議なことですね」
とご返答させていただきましたら
「主人ね・・・しつこい、あきらめの悪い人だったの(笑)」
って、二人でクスクスと笑って。
「このハードディスクは袋に入れて、仏前においておきます。
安心しました。良かったです。」
その方がに教室に問してくださったきっかけは
めむろシニアサークルの会員さんと、
数年前に教室に来てくださってた方が
「ちょびパソに相談してごらん。」とご紹介くださったからでした。
ってことで、お仕事終了致しました♪
北海道十勝でデータ救出をしてほしい方がいらっしゃいましたら
PCアトリエさんへ是非連絡してみてください
PCアトリエさんのサイトはこちらです←クリック
今日はいつもと違う感じのブログです。
掲載をお許しいただきましたので、投稿致します。
------------------------------------------
いつも通りレッスンをしていた日、
訪ねてこられた女性がいらっしゃいました。
「突然パソコンが動かなくなりました。見てもらえますか?」
訪問のお約束をし、約束の日に訪問して
パソコンを確認したら、確かに電源が入らない。
そして、お話を伺ってみるとこんなパソコンでした。
「このパソコンはインターネットをたまにしたりしていました。
実は、亡くなった主人のパソコンなんです。」
そして、そこから1時間半ほどのいろいろなお話をまとめてみると
-----------------------------------------
●パソコンが壊れてしまったのであれば、処分。
●でも、中に入っているデータがあれば、
写真だけでも何とかならないだろうか
●そして、中に入っているデータの行く末が心配。
ですので、提案しました。
★データが入っているのはハードディスクなので、
それだけお返しする。
★それ以外のパソコンの部品は処分する
★データがもし救出できたら、
それをデータDVD等にしてお渡しする。
-------------------------------------------
きっと、パソコンの中のデータには
沢山の想いがあるのだろうと思って
出来る限りはさせてもらおうと、
PCアトリエさんへ連絡し、お願いをしました。
すぐにハードディスクをパソコンから取り出し、
別パソコンでハードディスクの状態を見てくれました。
「あー・・・認識するけど、中身が見えないね。ちょっと待ってよ」
と、今度はUNIXで見てくれました。
「うーん・・・UNIXでもだめだな。電源が入るけど、
ハードディスクが回らない。もう少し待ってね」
と、別部屋にあるメインパソコンで見てくれた。
しばらく待っていると、
「ちょっとね、回りかけた、もうちょっとだけ時間ちょうだいね」
「・・・・・・・うーん、だめだなぁ・・」
そっか。ハードディスクがダメだったのか。
とあきらめかけたとき、
「さっちゃん!!まわった!叩いたらまわった!
今のうちにバックアップとる!」
そして、全部ではないかもしれませんが
写真が入っていたであろうデータを違うものに移し終えたと同時に
回らなくなったとの事。
それを翌日の朝にご本人へ、回らなくなったハードディスクと
データDVDをもって、再度訪問しました。
そして、データを私のパソコンから確認してもらい
ホッと一安心。
「このハードディスクの中に全部のがはいっているんですよね?」と
確認のお言葉をいただいたので
再度説明。
・そのハードディスクの中に、すべてのモノが入っていること。
・救出できたデータは、DVD-Rにいれたが
それはデータなので、DVDデッキに入れても再生できないこと
「あーーーよかったーーー。この中に全部入っているんですね。
誰に見られることもないんですね。」
そして、ぽつりとお話をしてくださいました。
「もうね、最後は家にいてね、
体力もなかったから、写経とパソコンを
時間があったらしていたんです。
なくなる1週間前までずっと家にいてくれてね。
大変だったけどね、最後までパソコン触っていたから。」
もう、無理、涙出ちゃう。ところでしたが
仕事ですので、そんなわけにもいかず
(一番泣きたいのはご本人だと思われますので)
「このハードディスクって、機械の一部ですけど
この中にご主人の最後の時間があるんですね。
最後の最後に叩いて回ったってのも
ホントに不思議なことですね」
とご返答させていただきましたら
「主人ね・・・しつこい、あきらめの悪い人だったの(笑)」
って、二人でクスクスと笑って。
「このハードディスクは袋に入れて、仏前においておきます。
安心しました。良かったです。」
その方がに教室に問してくださったきっかけは
めむろシニアサークルの会員さんと、
数年前に教室に来てくださってた方が
「ちょびパソに相談してごらん。」とご紹介くださったからでした。
ってことで、お仕事終了致しました♪
北海道十勝でデータ救出をしてほしい方がいらっしゃいましたら
PCアトリエさんへ是非連絡してみてください
PCアトリエさんのサイトはこちらです←クリック
コメント |
このブログはコメントを受け付けていません