22日のカフェレッスンにご参加いただきまして、誠にありがとうございました!!
色々な話題たっぷり、犬ともコミュニケーションを深めながら、２０１０年最後のカフェレッスンとなりました。が、、
お写真撮り忘れに気が付いたのは、５組中ほとんどの方々が帰路についた後。。。
カフェマットの上でくつろぐ様子や、トリミングの時につけてもらった飾りがクリスマスバージョンetc
私の記憶にはくっきり焼き付いておりますのに・・・記録に残すことができず、申し訳ありません。。。
（代わりにもなりませんが、トップの写真は確かレラに行って来た時のものです。）

お菓子をいただきながら、様々なお話を聞かせていただきました～＾＾
（マカロンや白いバウム、雪こんチーズなど、とっても美味しかったぁ～本当にご馳走様でした!!）
帯広畜産大学での、盲導犬を輩出するべく行われている体外受精は、国内で初の成功であったこと等々。地元の話題だったんですね。。。
カフェレッスンでは、それぞれの経験談を交流する機会ともなりますし、ワンコの一挙一動にどう対応していけばよいのか、もちろん実践もしていきます。ゆっくりしているときには、それぞれの癖も見つけやすいものです＾＾♪

私からは、シャンプーとブラッシングを最近口うるさく言う理由についてもお話しさせていただきました。

以前は、室内飼育の犬が少なく、室内犬ならきれいなものでした。でも時代はめまぐるしく変わり、良くも悪くも認識が多様化し、日常的なお手入れが不足している犬が増えたと言わざるを得ません。
（当方では単に抜け毛に苦慮しているのではありません。）
犬は体中が体毛でおおわれていますので、どうしてもホコリを呼びやすく、ホコリと一緒に空気中のウイルスなども付着します。肉球の間の毛が伸びていれば砂埃も付きやすく、タオルで拭いただけではすぐにとれずに、歩きながら落ちていくことにもなります。

一つ目の危惧は、
「スクールに行ったら、毛やホコリでうちの子が汚れちゃった。臭くなった。どうせ汚れちゃうから次からはこのまま行って、帰ってきてからシャンプーしよう！」という自分本位な考えに陥る飼い主が増えることです。
当方では、単に衛生管理というだけでなく、このような不潔の連鎖を防ぐためにも、必ず直前に清掃を行って皆様をお迎えしておりますが、皆様のご協力も必要だという事をこの場を借りてお願い申し上げます。
『あそこへ行くと、いきなり誰かに撫でまわされたりすることもないし、いきなり犬が襲ってくることもないし。ほかのコ達もみんなきれいだから安心♪』
そんな、皆さんが安心してこられる場所づくりを目指していきたいのです。

二つ目の危惧は、
毛はホコリを呼びやすいもので一見仕方のないことのように思われがちですが、体毛にホコリと一緒に付着したウイルスなどは、犬と一緒に運ばれることになります。そして毛と一緒に落ちたり空気中に漂って、条件の整ったところで根づいたり増殖してしまいます。
健康で抵抗力のある犬は病気にならないかもしれませんが、弱っている場合や幼犬、老犬では罹患率が高くなってしまいます。
人間の場合は、靴を脱ぎ、コートを脱いだり着替えたりすることで、家の中にウイルスなどを持ち込むのを、多くの場合防げます。
犬の場合は靴も着替えもないのが当たり前ですから、飼い主としてはスクールやどこかにお出かけの際にはシャンプーを済ませたうえで、直前にもブラッシングをすることがとても大事になってきます。
このように適正にお手入れされていれば、臭いはもちろんの事、抜け毛自体が減ります。たまたま付着したウイルスなども、払い落とすことも可能となり、伝播性の疾患の予防には欠かせません。

『安心して参加できる室内でのしつけ教室』
を目指して始めたスクール。いつでもどこへでも愛犬と出かける、そんな何気ない家族の楽しみを目標に掲げています。
何か起こってからではいけない、と常に危機感を持ってすすめさせていただいております。
原点は何も変わっていないのですが、これをきっかけに新年からは啓発活動も積極的に行っていきたいと思っております。
皆様が安心してご愛犬を連れてこられる場所づくり・スクールづくりを心がけたいと思います。

室内開催のスクールは、シャンプー済みでブラッシングされたワンちゃんでなければ、ご参加いただけません。ご理解とご協力をお願いいたします。
シャンプーやブラッシングは、大変かもしれません。が、度重なるシャンプーはコミュニケーションを深めますし（自力他力とも）、ブラッシングも同様に良いコミュニケーションになる上、プラスして代謝アップも期待でき、もたらされる恩恵は大きいものです。
もちろん、私自身も頑張っております。
（各種スクールは一組でもお申し込みがあれば開催いたします♪）

もう一つ、お店や公園などで色々な人に出会うことがあるかと思いますが、犬好きの人ばかりではないのが普通の日常で、犬嫌いや動物嫌いの人も多いと思います。
そういう方々に嫌悪感を抱かせることの無いような努力も飼い主の私たちには必要になってきます。
（だからと言って、犬にストレスをかけ過ぎるようなことがあっては本末転倒ですョ。例えば、元気よく走り回りたいのにお散歩にも連れて行ってもらえないとか抱っこされたままとか、必要以上に服を着せられたり、服のサイズも合っていなかったり。においの強いコロンを付けられたり。よその人に無理矢理挨拶させられたり等々…）


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
（言葉遣いや表現等、ご指摘やご批判はご容赦ください。）

これからも自分自身も講習会やセミナーに参加するなどして、最新の良質な情報をご提供できるよう、努力してまいりたいと思います。

おくやまドッグトレーニング
奥山直美＆たろう13歳,もも10歳,チョコラBB8歳,Pep6歳より

写真は↓ドッグセラピーのある日の帰りの一コマです。