200917(水)

サトゥルヌスのチムチム


サトゥルヌスのチムチム

フランシスコ・デ・ゴヤ
『我が子を喰らうサトゥルヌス』 油彩 146 x 83 cm

・・・下ネタ?かな?。

     この辺は、とばして頂いて結構です。
              ↓
サトゥルヌスは、ローマ神話の農耕神で、鎌で父ウラノスを去勢させ権力を奪う。
ある時 予言で、自分と同じように、我が子に支配権を奪われるであろうと言われ
それを恐れたサトゥルヌスは、次々と我が子を食い殺してしまう。

実はこの絵、元々は壁画で 晩年耳が不自由だったゴヤの別荘「聾者の家」の壁に描かれていた物で
全14作品からなる連作「黒い絵」の一枚

それを後に、カンバスに移して 現在はプラド美術館に展示されている。

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     ここからが大事
         ↓
この絵、実はカンバスに写される前までは 勃起するチンチンが描かれていました。
暗い闇に、浮かび上がるように描かれた、食人的行為(カニバリズム)の中での異常的な性欲の高揚…
チンチンの迫力にビビッた修復家の手により、カンバスに移す際に黒く塗りつぶされてしまう

同じ時代、ロダンは「神曲」をモチーフにした『ウゴリーノと息子たち』で、
同じく我子を喰うウゴリーノを、四つん這いさせる事により 彼がこれから行おうとしている獣性的異常行動を強調した

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サトゥルヌスは、母の機転により唯一救われた息子ユピテル(ゼウス)により、王座を追われる。

であるなら 描かれていた「チンチン」も、その福袋に居る出あろう(ゼウス)を描くことにより

次世代への希望を描いたのではないだろうか・・・違うのかなぁ


股間を黒く塗りつぶされた『我が子を喰らうサトゥルヌス』は狂気に満ちた目と 滴る血が強調され

本来のバランスを失ってしまった様で残念です。


他人の作品にケチを付ける人間の多くは、その作者よりも劣っている

だから?、私が修復してみました・・・

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・・・ごめんなさい・・・ゴヤ

ところで『サトゥルヌス』の英語読みは『サターン』

『サタン』と何か関係あるのかなぁ・・・今度調べてみよう(笑






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