2009年3月18日(水)
何が見えるの?
ペット×35
タニシの実家には、お爺ちゃんが二人居ます
潮平さんとラグ夫君です
私が実家に遊び行くと、ラグ夫君が一番歓迎してくれます
彼は私の心の友です
そんなラグ夫君ですが、最近すっかり耳が遠くなり
私達が遊びに行っても、ぜんぜん気付かずに寝ています
側まで行くと、ようやく気付き 慌てて歓迎してくれます
お泊りした時などは、近所の公園まで一緒に散歩で出かけます
広い公園の中を 休み休み、あちこちと歩きます
でも、そんな私達が散歩の途中、決して近づかない場所があります
それは、森の中の遊歩道です
そこを通ると、森の反対側の公園に抜けられる一本道なのですが
私達は、その道を使いません
数年前、その道を通り、森を抜けようとした事があるのですが
森のちょうど中ほどのあたりで、ラグ夫君が急に立ち止り 引き返そうとします
私は、リードを引き 先へ進もうとしたのですが必死に抵抗します
(あれ?… そういえば以前にも同じ様な事があったな…
ここ… 同じ場所だよね… えぇ?)
そんな事を考えている時、突然ラグ夫君が唸り始めます
ラグ夫「ガルルルルル~~ 」
ラグ夫君の視線は、私ではなく森の中の一点を見つめています…
やがて、激しく吠え始めました
普段はとても大人しいラグ夫君が、こんなに吠える姿を見たことがありません
私も、ラグ夫君の視線の先を見つめますが 何も見えません
鳥も居ないし、虫も居ないし 全く何も居ません
取り合えず私達は、そこから引き返す事にしました
帰り道のラグ夫君は、何事も無かった様にごきげんでした
家に戻り 義母(シマ)にその話をすると、彼女も同じ場所で同じ体験をしていました
そして笑顔で
シマ
「この子、きっと何か見えるのね~ ふふふ」
サケオ
「いや… ふふふって… えぇ… 何かって何?」
私達は それ以来、その森の中へは入っていません
潮平さんとラグ夫君です
私が実家に遊び行くと、ラグ夫君が一番歓迎してくれます
彼は私の心の友です
そんなラグ夫君ですが、最近すっかり耳が遠くなり
私達が遊びに行っても、ぜんぜん気付かずに寝ています
側まで行くと、ようやく気付き 慌てて歓迎してくれます
お泊りした時などは、近所の公園まで一緒に散歩で出かけます
広い公園の中を 休み休み、あちこちと歩きます
でも、そんな私達が散歩の途中、決して近づかない場所があります
それは、森の中の遊歩道です
そこを通ると、森の反対側の公園に抜けられる一本道なのですが
私達は、その道を使いません
数年前、その道を通り、森を抜けようとした事があるのですが
森のちょうど中ほどのあたりで、ラグ夫君が急に立ち止り 引き返そうとします
私は、リードを引き 先へ進もうとしたのですが必死に抵抗します
(あれ?… そういえば以前にも同じ様な事があったな…
ここ… 同じ場所だよね… えぇ?)
そんな事を考えている時、突然ラグ夫君が唸り始めます
ラグ夫「ガルルルルル~~ 」
ラグ夫君の視線は、私ではなく森の中の一点を見つめています…
やがて、激しく吠え始めました
普段はとても大人しいラグ夫君が、こんなに吠える姿を見たことがありません
私も、ラグ夫君の視線の先を見つめますが 何も見えません
鳥も居ないし、虫も居ないし 全く何も居ません
取り合えず私達は、そこから引き返す事にしました
帰り道のラグ夫君は、何事も無かった様にごきげんでした
家に戻り 義母(シマ)にその話をすると、彼女も同じ場所で同じ体験をしていました
そして笑顔で
シマ
「この子、きっと何か見えるのね~ ふふふ」
サケオ
「いや… ふふふって… えぇ… 何かって何?」
私達は それ以来、その森の中へは入っていません
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