2010914(火)

この夏の恐怖体験


この夏の恐怖体験

そう…
あれは、生暖か~い風が吹いていた 夏の夜の出来事

その夜、街は『花火大会』に大賑わいでした


私は花火大会初体験のイチロー君を案じ
お家で二人、お留守番をしていました

やがて花火大会も終わり、私達は一緒に散歩に行く事にしました

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街灯もまばらな散歩道…
遠くに見える街明かりに反して、私達の周りはすっぽりと闇の中です
暗い足下に注意をしながら、闇の中を進む私とイチロー君


ふと、立ち止まるイチロー君…   どした?

イチローがプルプルと小刻みに震えているのが伝わってきます…


と、その時!

近くの暗闇の中にうごめく気配が…
明らかに人よりも大きな『何か』がモゾモゾと動いています

ビビッた私は、すぐにも逃げ出そうとしたのですが

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・・・イチロー君は… まだ用足し中…

サケオ
『イチロー!早くしろ!』

なんとか急かして、素早くウ○チを拾います

しかしその時には、私達に気付いた『何か』の気配は
すでに私達のすぐ近くまで…

もう逃げれる距離ではありません

目を凝らし、恐る恐るその『何か』を見てみると…



なんと…


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ふらっっっふらに酔っ払った男女が…
もつれ合いながら やって来ます

女性
『お~  お前!   さては犬だな!
  おい!   こら!
     お前は…   なに犬だ!
  ん?…   シバ犬か!
          シバいぬだな~~~! 』

男性
『なんだ~  ウィ!  ○×△◇~!!!』

あまりの泥酔ぶりにビビッた私達は

大騒ぎする男女を黙殺し、取り合えず無言で逃げる事に

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後ろから聞こえてくる

『待て~! シバいぬ~! 一緒に遊ぶぞ~!』

の、叫び声を振り切りながら
夢中で走り、無事に家まで逃げ帰る事が出来ました

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イチロー君も、よほど驚いたのか
家に帰ってからも、少し興奮ぎみでした

因みにイチロー君は… Mシュナウザーです…






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