2008915(月)

ライターという戦友たち


ライターという戦友たち

かつて、私には多くの戦友がいました
若い頃、一緒に数多くの戦線に参加しました。
ランバリヨン戦線・・・
五番館戦線にプラザ戦線・・・
そして、名門通り戦線などなど
転戦につぐ転戦で多くの戦友を失いました

しかし、時に記憶を失うほどの戦闘の数々を
幸運にも生き残ってきた戦友たちを紹介します

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RONSON 1号及び2号

彼らの特徴はZIPPO等と違い
人目を引く能力に比較的、長けている
しかしその反面、構造の粗悪さは否めない

そもそもフリント(着火石)と回転式ヤスリがズレている
したがって、使用している内にヤスリに接することのない部分のフリント(着火石)がカマボコ状に残り突出してくる
また、ヤスリの目詰まりも著しく長時間の使用に耐えれない

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COLIBRI

人目を引く能力といえば、こちらの方が上を行く
その最大の原因は着火方法にある
ご存知の方も多いとは思うが、意外とコイツの着火方法を
知らない御仁が多いのには、ちょっと嬉しい喜びがある
「ちょっとライター貸して」
などとコイツを手にしようものなら、なかなかタバコに在りつけない
持ち主に従順でいて、しかし武骨な印象

ちょうどバイクのキックの逆の要領で着火する為に
バイク乗りには人気がある

しかし、コイツの着火率の低さには少々お手上げである
まるで春一発目に掛けるバイクの様に・・・

結果、不便さが故に、彼らは生き残ることが出来た
着火率が優秀なZIPPO達の多くは戦線に出て
戦闘中にはぐれ二度と私の元には戻ってこなかった

今の相棒は、粗品で付いて来るタバコの銘柄入りである

・・・・これが一番だと気付くまでに約10年



2008914(日)

Gibson J-45 ③


Gibson J-45 ③

数あるGibsonの中には異端児が存在する
我家のGibsonも異端児に部類する

①の写真でお気づきの方も居るかもしれないが
ブリッジをとめるボルトが無いのである
どういう経緯か不明だが、よーく探すとこの様な個体がある
ブリッジが正真正銘ニカワのみで接着してある
世間一般では当たり前だが、Gibsonでは まさに異端児

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以前、雑誌で見かけて気になり、色々と調べたが良く解らず
そんな時に偶然にも異端児本人に遭遇!
一撃で虜になる・・・

ザクザク鳴るが、単音でもサスティーンがのびる!
MartinとGibsonの良い部分を高いレベルで融合している?
いやGibsonの延長線上にある特別な領域?
ソロもいける!しかし、紛れも無いGibsonサウンド!
まさに、男を魅了してやまない悪女の条件を満たしているではないか

そうだった、ラウンド・ショルダーは女性のボディーラインなのだ

若い頃に我家に来たので、私と共に歳を重ねて近頃は益々良い枯れ具合
夏が終わり、空気が乾燥しだすと 更に良く鳴ってくれる

Gibson J-45 が在るおかげで冬は好きです。




2008913(土)

Gibson J-45 ②


Gibson J-45 ②

Gibsonって・・・車に例えるとランボルギーニ?
斬新さではロータスと言いたいけどロータスには”悪”のイメージが無い
女で言うと米倉涼子?
ならばMartinはフェラーリに黒木瞳?
いづれにしても美しいですが・・・

・・・脱線

そもそもテンションが低いのは短所なのだろうか?
サイド・バックのマホガニーにはスケール=24.75で正解なのでは?
他のギターメーカーが間違っているのでは?
J-45を手にするたびに、そう思う
実際ローテンションは、長時間演奏しても指に優しいのでありがたい

12フレットジョイントから14フレットに変更される時
スクエアー・ショルダーに逃げて、低音域を失ったMartinより
ブリッジを移動させてラウンド・ショルダーを貫いたGibson
実に骨太な・・・

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ピックガード・ブリッジ・ネック
数々のタブーを犯すことにより
逆にGibsonでなければ出せない音を創り上げたのでは・・・
あのザクザクしたGibsonの音色・・・
確かに他のギターには出せないだろう

しかし、コードでザクザク弾くだけがGibsonの魅力なのだろうか?
それだけでは”悪”の魅力を十分に引き出せていないのではないだろうか?



2008912(金)

Gibson J-45 ①

男のおもちゃ 第一弾は・・・Gibson J-45

ちょい悪と言うよりは・・・悪ですね

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Gibsonの魅力ってなんだろう?と考える

普通のギターよりスケールが短いので玄のテンション低いし
強度的に疑問が残るアッパー・ベリー・ブリッジ
おかげでブリッジはビス止め
50・60年代には禁断のアジャスタブル・ブリッジの採用
ピックガードは大きく分厚くしかもビス止め
あげくのはてにネックが37mmを切るモデルまで出てくる

数え上げれば、きりの無いほど
アコギのあらゆるタブーを網羅しているGibson

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なのに、なぜこうまでも男達を魅了し続けるのだろうか?
答えは解っているのに、表現に苦しむ・・・
それもまた魅力?



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