2020813(木)

キャビンの内装(6) 耐火壁の構造


キャビンの内装(6) 耐火壁の構造

内装(6) 耐熱壁は複雑になってしまった 8/10/2020

 この山小屋は小型で省スペースを目指したため 煙突を屋根に組み込んで かつ壁際ぎりぎりに配置した。しかし 複数の道産子から煙突の異常燃焼(コールタールとススが一気に燃えて赤熱する) の危険性を聞くにつけ もっと壁から離すべきだったと後悔。煙突の位置はいまさら変更出来ないので 壁の耐火性を出来るだけ上げる対策をした。

画像

 構造パネル上の第一層グラスウール断熱材で耐熱性はあるが 熱容量が小さいのが難点。通常 煙突部は耐熱性と熱容量のあるレンガで構成するが この山小屋では重量的にレンガは避けたい。次善の策として 第二層石膏ボードを追加第三層には通常の石膏ボードを張り その上を第四層カラー鉄板で仕上げることとした。写真は合板パネルから第三層までの施工状態で 今後のメンテのために記録した。これで異常燃焼でも壁は燃えないことを期待する。加えて ストーブの温度を上げすぎない(強力に焚きすぎない)・頻繁な煙突掃除も注意点だ。
 このように煙突と薪ストーブには経験・技術が必要なことを実感した。建築用木材が乾燥すると紙のように燃えるのを見ると 事前にもっと勉強するべきだった






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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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