2025214(金)

中札内からの日高山脈の眺望


中札内からの日高山脈の眺望

 日高山脈は ご存じのように 狩勝峠から襟裳岬まで約100kmも伸びている(*)。この日は天気が良かったので 清水町旭山から中札内まで日高山脈の見物に出かけた。写真は途中の道道55号から南を望んだものだ。山並みが延々と続いている。

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 この辺りで一番目立つのは十勝幌尻岳(カチポロ 1849m)だ。右肩には白い主稜線が見えて 恐らくピパイロ岳(1916m)だが この辺は北日高の主峰の幌尻岳(2052m)や戸蔦別岳(1959m)あたりが重なって良く分からない。次に行く時には望遠鏡を持参して はっきりさせたいものだ。
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 中札内の道の駅に立ち寄り「中札内村ロードマップ」を頂いた。
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 この地図は印刷がイマイチだが出来は良い。特に日高山脈の中部の撮影ポイントと主要な山の名称が網羅されている。おススメだ。写真の中の⑪や⑯は地図の中の撮影ポイントだ。
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 上の正面は十勝幌尻岳で その右肩はエサオマントタベツ(1902m)か札内岳(1895m)だろう。下のずっと右は芽室岳(1753m)だ。
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 日高山脈を撮影する時に困るのは「被写体が長すぎて」どれがどれだかわからなくなることだ。それでもカムイエク(1979m)は判別できる。その左手にはヤオロマップ岳(1794m) さらにペテガリ岳(1736m)と続いている。この辺りは中部日高の核心部だ。
 自分が日高山脈を歩いたのはもう半世紀も前のこと。今となっては どれがどれなのか判別できないのは少し悲しいが これだけ沢山あるのでマア仕方ないと思っている。

(*) 日高山脈は狩勝峠から襟裳岬まで直線で133kmある。同じ構造山脈の飛騨山脈(北アルプス)は もちろん定義によるが 野麦峠から親不知まで直線で101km位だ。緯度差からは気候や環境は2500-3000mの飛騨山脈に相当する。「もしたら」だが 日高山脈が1000mかさ上げしていたら 氷河を備えた堂々たる世界的大山脈が十勝平野から眺望できたのかもしれない。その分 平野は狭くなったろうが。






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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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