2021516(日)

札幌手稲のパラダイスヒュッテ


札幌手稲のパラダイスヒュッテ

手稲パラダイスヒュッテ 5/15/2021

 昨年の5/11にも紹介したが 今年もパラダイスヒュッテの小屋番に行ってきた。これはボランティアの管理業務だ。
 このヒュッテの初代は1926年にスキーのためにマックス・ヒンデルの設計で建設されたログ造りの日本最初のスキーヒュッテだ。二代目は1994年に再建され 北大の5つの山小屋の一つで 山スキー部OBを中心とした山系のグループで管理されている。
 写真は外観で カラマツのログの外壁だ。外観や大きさは初代のヒュッテの再現だ。手前の出入り口は通常の玄関で 奥はスキーや薪などの出し入れと簡単な資材庫になっている。写真左の建物は薪小屋で マキや工具などが保管されている。昨年冬に屋根に自動落雪構造がつけられた。(うまくいったかどうかは未確認)

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 写真左は一階の居間・食堂・キッチンにある大型薪ストーブで 熱量は二階の寝室も含めて十分だ。ただ 焚き始めに隙間から煙がもれる。経年で継ぎ目が大きくなったのか煙突のつまりが原因だろう。右は西側の壁面で 山スキー部やワンゲル部の記念部旗やパネルが飾られている。

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 写真左は二階の寝室だ。中央に通路がある板張りで 普通は各自マットの上に寝袋を使っている。20人以上は楽に寝ることが出来る(定員は30名になってはいる)。右は地下の研修室で 中央には小型の薪ストーブがあり ほかはカーペット敷きだ。壁側にはテレビ・プロジェクター・スクリーンもある。もちろん個別パーティーが深夜まで歓談することもあるが 一・二階に声が響くこともない。

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 このヒュッテは手稲山頂の北東 標高500mの林の中にあるので 5月中旬は白樺の若芽が出て カッコウやウグイスの声も聞こえる。
 このヒュッテは北大の学生・教職員のみならず 一般にも通年で開放されている。以下は問い合わせ先。
https://www.hokudai.ac.jp/gakusei/campus-life/college/hut/
 もちろん電気・水・ガス・水洗トイレ完備。満杯のことはまず無いが 現在はコロナの感染対策のため一般解放は中止されている。早い再開が望まれる。






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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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