2021108(金)

幌加温泉「鹿の谷」の露天風呂


幌加温泉「鹿の谷」の露天風呂

幌加温泉「鹿の谷(かのや)」 10/6/2021

 久々に国道273の三国峠を通ったので 幌加温泉「鹿の谷(かのや)」の露天風呂に行った。旧十勝三股駅を過ぎてしばらくしてから右に入る。途中にニペソツ山の登山口がある。家屋は3軒あるが 鹿の谷は一番奥の坂の突き当りだ。

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 ここにはおそらく10年ぶりぐらいだ。店主のおばあさんはかなりのお歳だったので営業しているか心配したが 若い女性が出て来た。おばあさんは元気ですか?と聞いたら そこで新聞を読んでいます とのこと。入湯料600円を払って脱衣所へ。

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 窓の外ではシカがエサを探していた。相変わらずシカばっかりだ。

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 内湯は3種類(ナトリウム泉 鉄泉 カルシウム泉)だが 露天風呂へ直行。ここは内湯も露天も混浴だ。男性は気にしなくても 女性は一大決心で来るだろうから お互いのマナーが大切と思う。

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 露天は幸い誰もおらず 紅葉が真っ盛りだった。標高は約700mなので丁度いいタイミングなのだろう。露天は2種類の温泉を入れているがカルシウムが多く 湯舟に分厚く沈積している。温度はラッキーにもぬるめで長めに入った。私のいくつかの極上温泉の一つだ。向こう側ではシカが沢に向かって崖を下りていた。
 露天を十分に堪能して帰ろうとしたら 男性の湯守さんが来たので少しお話を伺った。最初に会った女性は奥様で 2人で店主のおばあさんを手伝っているとのこと。3種の源泉はそれぞれ別の場所で 一番遠いのは砂防ダム3つほど上にあるとこと。成分表を聞いたら おばあさんがどこかにしまい込んでわからないとのこと。十分にいいお湯なのでそれ以上は詮索しなかった。お二人ともおばあさんとは血縁は無いそうだが これで隣の温泉のように廃業の心配もないだろう。

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 帰りは午後5時ぐらいになってしまった。丁度正面に「オッパイ山(クマネシリ)」がきれいに見えた。名前を初めて聞いたのは大学生の頃だから半世紀前だが その命名の絶妙さに驚く。自慢げに教えてくれた先輩の顔を急に思い出した。
 シカはうじゃうじゃいる。今回は夕方だったが 昼間に行けると 周りの紅葉を最高に楽しめたと思う。混んでるかな。






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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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