2022429(金)

井戸水の汲上テスト 十分な水量だった


井戸水の汲上テスト 十分な水量だった

 自家掘りの井戸は去年の10月に掘ってから途中まで埋め戻してあった。ようやく作業が出来るようになったので まずは水量のチェックから始めた。

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 この井戸の深さは地上から5.25mで 60cm程度の水層があるはずだ。内径25cmの穴あきパイプ(高さ3.75m)を入れてあるので ここに水中ポンプを落として 地面の高さで汲上げ水量を測ることにした。

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 借用した水中ポンプは家庭用で 揚程が6.5mなので心配したが 問題なく使えた。20Lのペール缶に水を流して満杯になる時間をストップウォッチで計測した。

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 一回目は4/24午前に測定した。70分までほぼ一定速度で揚水し その後は断続したので 貯水量は0.6立方メートル(600L)程度と推定された。この量は五右衛門風呂(100L)や生活水(50L)の使用には十分だ。
 二回目の測定はほぼ24時間後で 55分まで順調に揚水されるので 流入による回復は十分だろう。
 三回目は二回目の終了から1時間放置してからだ。35分まで一定速度で給水できたので 流入速度も十分実用に耐えるだろう。
 これらの測定結果を解析すると 汲上げ速度は毎分9Lに対して 流入速度は毎分8/Lであることがわかった。これは1時間で貯水容積の60%まで回復することを示す。

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 水質を目視でテストするために ほぼ30分毎にペットボトルに採取して並べてみた。3回とも汲上げ時間の経過とともにやや濁りが出たが 初期の水は十分に透明性もよかった。また汲上げ回数とともに透明性は良くなった。
 このように使い続ければ水の透明性は解決できそうだが 現状でも生活水としてなら可能だろう。水道ポンプ・配管を完成後に1シーズン使用し それから水質検査に出して飲用の可不可を決めたい。

 この井戸は深さが約6mなので 水脈に当たったというよりは「宙水」の可能性が高い。ということは冬季の水枯れも考えられるが 冬はあまり水を使わないので大きな不自由はないだろう。全体とし満足できるレベルだった。






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 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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