2022年12月4日(日)
旧国鉄 十勝三股駅の写真が出て来た
9. 周辺の見どころ×246
旧国鉄の士幌線が廃線になって35年がたった。昔の山登りの仲間のT君がこの十勝三股駅の古い写真を送ってくれた。今は屋根材トップメーカーのオーナーに収まっているが もともと「鉄ちゃん」でもあり 現在も海外も含めて活動しているらしい。ちなみに 「十勝ヒュッテの屋根材」は彼から提供いただいた。
送ってもらった写真は1971年6月3日~7日に大雪山系を縦走(十勝三股~ニペソツ山~五色が原~忠別岳~旭岳)した時の「半世紀モノ」だ。
これはありし日の十勝三股駅だ。鉄ちゃんによると この時は釧路行423列車(札幌発22:23 帯広着05:48) 士幌線 721D列車 (帯広発06:18 十勝三股08:26)だったようだ。夜行普通列車では座席で寝たが 十分明るくなった帯広駅で眠たい目をこすっていた記憶がある。彼のデーターだと帯広から終着の十勝三股まで78kmが2時間もかかったらしい。
この気動車は 前がキハ12形 2両目がキハ22形で キハ12形は北海道向けに20両だけ造られたレアものとして(鉄ちゃんには)人気だったそうだ。
十勝三股駅の西側(写真左側)には石狩岳山塊(石狩岳・音更山)が見える。ここは登山者にとっても重要な駅だった。
当時は駅前の商店から小型トラックをチャーターしてニペソツの登山口へ。稜線(天狗のコル)まで上がると 大雪山系が丸見えで 目的のニペソツ山(2013m)のほかに 北方向には石狩岳(1966m)・ 音更山(1932m)が見渡せる。ぼんやりとした背景は旭岳(2291m)だ。
西方向にはトムラウシ山(2141m)のほかに十勝岳連峰(オプタテシケ山(2013m)・美瑛岳(2052m)・十勝岳(2077m)・富良野岳(1912m))が眺望できた。
この山行は前半だけがまあまあの天気で眺望の良い写真が残っているが 後半はガスの中だった。
半世紀前の写真が突然現れてびっくりしたが この鉄ちゃんの写真はモノクロなのは別にしても ゆがみ(収差)が無いのには感心した(線路が真っすぐに映っている)。当時の日本製カメラはやたらに重かったが 性能は世界一だったのを思い出した。世界一に人は集まる。
送ってもらった写真は1971年6月3日~7日に大雪山系を縦走(十勝三股~ニペソツ山~五色が原~忠別岳~旭岳)した時の「半世紀モノ」だ。
これはありし日の十勝三股駅だ。鉄ちゃんによると この時は釧路行423列車(札幌発22:23 帯広着05:48) 士幌線 721D列車 (帯広発06:18 十勝三股08:26)だったようだ。夜行普通列車では座席で寝たが 十分明るくなった帯広駅で眠たい目をこすっていた記憶がある。彼のデーターだと帯広から終着の十勝三股まで78kmが2時間もかかったらしい。
この気動車は 前がキハ12形 2両目がキハ22形で キハ12形は北海道向けに20両だけ造られたレアものとして(鉄ちゃんには)人気だったそうだ。
十勝三股駅の西側(写真左側)には石狩岳山塊(石狩岳・音更山)が見える。ここは登山者にとっても重要な駅だった。
当時は駅前の商店から小型トラックをチャーターしてニペソツの登山口へ。稜線(天狗のコル)まで上がると 大雪山系が丸見えで 目的のニペソツ山(2013m)のほかに 北方向には石狩岳(1966m)・ 音更山(1932m)が見渡せる。ぼんやりとした背景は旭岳(2291m)だ。
西方向にはトムラウシ山(2141m)のほかに十勝岳連峰(オプタテシケ山(2013m)・美瑛岳(2052m)・十勝岳(2077m)・富良野岳(1912m))が眺望できた。
この山行は前半だけがまあまあの天気で眺望の良い写真が残っているが 後半はガスの中だった。
半世紀前の写真が突然現れてびっくりしたが この鉄ちゃんの写真はモノクロなのは別にしても ゆがみ(収差)が無いのには感心した(線路が真っすぐに映っている)。当時の日本製カメラはやたらに重かったが 性能は世界一だったのを思い出した。世界一に人は集まる。
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