4. 十勝ヒュッテ A B C(89)


2020926(土)

石膏ボードの内壁張り マアマアの出来


石膏ボードの内壁張り マアマアの出来

内壁張り(石膏ボード)の終了 09/22/2020

 外壁には全域に断熱板(スタイロフォーム)を張ったが 内壁にはグラスウールを詰めてから石膏ボードを張った(棚の追加部分は除く)。石膏ボードにしたのは 耐火性・低価格(合板の半分)・軽量(一人で取り廻せる)・漆喰の乗りがいい ためだ。難点は 白い粉塵(切断時に舞い上がる)・もろい(はがすには壊すしかない)・釘の利きが悪い だろう。合わせ目に隙間が出たところもあるが 後から隅材で仕上げられるだろう。概ね満足の出来で マウンテンキャビンらしい雰囲気になってきた。ただ 作業を慌てたので 2か所ほどグラスウールを入れ忘れてしまった。はがすと壊れるので マアいいか。。。
 後は ストーブ近くには鉄板を張り 石膏ボードには目止め・下塗りをして白色漆喰を塗れば完成になる。



2020925(金)

室内配線の完了 消耗した もうやりたくない


室内配線の完了 消耗した もうやりたくない

電気配線の完了 もうやりたくない 9/19/2020

 配線工事は時間がかかったが やっと終わった。壁埋め込みなのでやり直しはしたくないので ショートしないように結線には細心の注意を払った
 コンセント類は10畳の部屋としては多めで 高さは抜き差しが容易な80センチ スイッチ類は120センチだ。主照明はLEDのスポットライトで 壁と屋根裏からの間接照明にする。室外には耐候性コンセントとセンサー付ライトを設置。換気扇や室内のサーキュレーターのほかに靴脱ぎ場には小さいライトを置いた。
 このキャビンの特色外壁断熱と天井板がないことだ。これはビニールハウスのようなもので 密閉・断熱には優れるが 空気がよどんで 結露すると傷んでしまう。対策は二つで 空気を適度にかき混ぜることと 水蒸気を速やかに排出することだ。このため屋根近くに換気扇とサーキュレーターを置き キッチンコーナーには(焼肉屋のような)グリルフードを付けることにした。

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 最難関はコンセントの壁への組み込みだった。知恵の輪ジグソーパズルのようで ひっくり返したり 組みなおしたり ホームセンターで聞いたりで大変だった。こりゃーやったことがないとわからんわ。このように配線はほんとに大変で 今までの作業の中で一番神経を使ったかもしれない。二度とやりたくないな



2020915(火)

縦型薪ストーブの着火 うまくいった


縦型薪ストーブの着火 うまくいった

縦型ストーブの着火 うまくいった 9/13/2020

 先週の月曜は30℃を超える記録的な残暑だったのに その後は低温で曇・小雨。土曜にはいよいよ10℃を切るところまで来てしまった。さすがに小屋の中に火が無いとつらくなった。しかし 旭川から運んだヨツールのストーブは煙突径が120ミリで ジョイントは用意したが配管はまだだった。よし 明日は耐火ベース(台)を作ってから 点火するぞと決めた。
 このストーブは縦型火点がかなり上なのと ロストル(目皿)の下が灰溜りで断熱効果もあるので 普通のように足はない。床面はあまり熱くならないと信じて 銀色の耐火ベースは思い切り軽量化した。コンパネの上に9mm石膏ボードを2枚置き 鉄板で覆い さらに耐火ボードを敷いた。合計40mmはあるので 床が焦げることは無いだろう。
 いよいよ着火。縦長のストーブは上から着火と聞いたこともあるが まずは普通に下(中扉)から着火。問題なく良く燃える。オッ 重々しい音だ。今までの鉄板製とは違うし 横型の鋳鉄製とも違う。内側を耐火煉瓦でライニングした鋳鉄製なので熱容量が大きく 温度はゆるやかに上がる。透明の窓がないので 扉を開けないと火の具合がわからないのが難点だが 慣れればカンもつかめるだろう。また 中扉を開けると マキの小片や灰がこぼれ出ることがある。

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 翌日に上からの着火をやってみたが 特に差はないようだ。3つの扉は 上段:マキを入れる 中段:着火と火のチェック (ロストルを挟んで)下段:空気調整と灰溜り というのが基本なのだろう。今後いろいろ試してみたい。
 就寝時は扉をすべて閉じたが 起床時でも余熱があり火持ちも良さそうだ。深緑のホーロー仕上げとクラシカルなデザインは 小屋の雰囲気にマッチしているし 老犬もストーブのそばで気持ちよさそうに眠っている。



202099(水)

床張りの完了 バンザイ


床張りの完了 バンザイ

床張りが完了 9/8/2020

 いよいよ床の上張りが完了した。バンザイ。これで9畳分は無垢のパイン材張り 残りの1畳は合板の床材張りになった。前者はウレタン塗料の3回塗りをすれば完成。後者は玄関の靴脱ぎ場なので クッションフロアを張って簡単に掃除できるようにする。
 今までは構造合板がむき出しで おまけに土足で埃だらけだった。やはり真新しい床は気分が明るくなる。これからは内履きのスリッパ生活だ。今のところ床の上に物品が雑然としているが 次第に整理されていくだろう。



202095(土)

キャビンの電気工事 配線器具の進歩に驚き


キャビンの電気工事 配線器具の進歩に驚き

配線器具の進歩を実感 08/30/2020

 配線工事で各パーツの取り付けを始めた。今回は 5か所分のコンセント・スイッチの組合せユニットを作り メイン照明・天井サーキュレーター・室内補助ライト・室外ライト(人感センサー付)を取り付ける。
 まず 最近の配線器具は進歩していて 撚線(よりせん)を丸めてネジ止めしたり ハンダ付けをする箇所はどこにもない。もうハンダゴテの時代ではないことに驚いた。基本は2mm径の単線の差し込みで 撚線は2mm径のピンにつけてから差し込む。単線のキャプタイヤコードを使えば あとは被覆の皮むき圧着端子熱収縮被覆で組み上げる(写真左)。差し込んでから引っ張っても確かに抜けないが これで表示の20アンペアが使えるのか?不安になる。また単線が曲がりづらいので配線全体はかなり大きい塊になってしまい 見てくれが良くない(写真右)。もちろん通電前にはテスターで確認するつもりだが 配線回路を間違えていないか心配だ。頭の体操には役立つが。。。
 メイン照明スポットライトタイプとした。壁や天井を照らして全体は間接照明にするためだ。補助照明や室外ライトも用意した。電球はすべてLEDとして電力を節約し 後日に太陽光パネルの組み込みも考えたい。

補足: 電気配線工事は資格のあるプロの仕事だ。ただ 自分でやるとその難しさと技術を体験できるが 安全第一でやりたい。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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