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202074(土)

パイン材の外壁張りが終わった


パイン材の外壁張りが終わった

念願の外壁のパイン材を張りが終わった 7/3-4/2020

 今度こそは外壁を張り終えるぞ!と意気込んで木曜の夜(雨だったが)に現地へ。翌金曜は朝から快晴。帯広方面は雲海 いつもの東大雪は雲海の上に浮かんでいた。剣山・久山岳(きっと芽室岳も)は青空にくっきり。写真を撮って気が付いたが 手前の生い茂った木はいつものタラの木だ。あのタラの芽とは思われない。すごい成長速度だ。

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 土曜は早朝からN氏が日帰りで助っ人に来てくれた。天気は曇りで作業には良い。2人仕事はやはりはかどる。長尺材でもスイスイ。念願のパイン材四面張りを終えることが出来た。後は隅を決めて 防腐剤を塗ればよいだけだ。3時ごろから霧雨になったので室内でまったりとストーブを楽しむ。K氏のご助力に感謝。予報だと日曜・月曜は回復しそうなので 後2日は一人で休みながら頑張るつもりだ。

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補足: 今回の作業ではハシゴで屋根近くのカモイも見ることになる。二週間しかたっていないのに セミの抜け殻のほかに 動物の毛のようなものが 断熱材と防水シートの間に挟まっていた。多分 虫が巣を作る前兆かと思えた。屋根の下はふさがないと蜂が巣を作ることにもなりかねない。要検討だ。



2020621(日)

天気がパッとしない 外壁仕上げはベタ遅れ


天気がパッとしない 外壁仕上げはベタ遅れ

人間 一人で出来る量は大したことは無い 6/21/2020

 強力な助っ人を得て北壁と西壁の外壁仕上げは終わったが 単純な構造の東壁と短い部材の南壁は未完。この週末に外壁の仕上げを終えることをもくろんで出かけたのだが。。。現地の天候はここのところあまりパッとしない。土曜は雨は上がりで 時々の霧雨。木材の造作をやるデッキが乾かない。
 日曜は曇りで 8時前から東壁を始めたが 長尺材を一人で水準器を使って張り付けていくのは結構大変。また斜面の足場作業は疲れる。ほとんど1日を使って東壁が終わった。一人で出来るのはこの程度か とガッカリだ。
 次は南壁と思ったらパイン材がもう無い。材料の見積もりは 18cm幅で3.6m長さでは 2cmの合せを考えて 約6枚で1坪(畳2畳)のはず。端材が多く出るのか材料不足気味で 南壁の分の追加発注が必要だ。今回は月曜までを予定したが これ以上は出来ない。エーイ ここまでと帰って来た。



2020615(月)

サイディングをパイン材で仕上げる


サイディングをパイン材で仕上げる

外壁の仕上げ6/13-14/2020

 パイン材のサイディング仕上げを施工した。高級そうに聞こえるが 実は納屋などの外壁によくある松材の斜め張り仕上げだ。これはコスパが良いのと山小屋の雰囲気にマッチする。
 断熱材を張った上を防水紙タイベックでラップする。(この防水紙は水蒸気は通すが水は通さない。おそらく撥水性の紙で 穴のサイズを水分子だけが通る程度に作るのだろう。DuPontの特許で 世界中で使っているので大もうけをしたはず)。要所は耐水テープで防水した。このラップの上をパイン板材でサイディングを仕上げる。また鎧葺きの隙間は空気層になることを期待する。

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 6/13-14はワンゲルOBの長老Sさん棟梁Sさんが来てくれたので この仕上げを手伝っていただいた。3.6mの長尺材を鎧葺きするのは とても一人でできる作業ではない。キャビンは北側に傾いた斜面にあるので 最難関の作業は「北壁」の板張りだった。足場はあるが 左右の呼吸が大事で 長老と棟梁は良いコンビだった。休憩時間の二人の対談もなかなか面白かった。ご尽力に心より感謝です。

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補足: 今回の壁断熱構造はやや複雑で外壁断熱と内壁断熱の両方になる。当初の計画は内壁断熱のみだったが コニファーのKさんから大量の断熱スタイロ板を頂いたので 外壁断熱もやることにした。実は好奇心から両方やってみたくなったのだ。このように壁の断熱は十分だが 屋根と壁のつなぎ目がうまく施工できるかが不安なので 効果のほどは不明だ。

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2020610(水)

外壁断熱 施工をやっと始めました


外壁断熱 施工をやっと始めました

外壁断熱材の施工 6/9/2020
 寒冷地で断熱は非常に重要なことは言うまでもない。ログハウスを作った方に伺うと 丸太は丁寧に加工しても経年で隙間が出来たりするので 内装・断熱を併用するのが多いらしい。
 断熱には外壁断熱と内壁断熱の二種あるが TMCPでは併用することにした。理由は完璧を期したいのと 両方ともやってみたかったから(笑)。6/5-9は外壁断熱材を一人で施工したが これが大変だった。

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 外壁断熱の基本的構造は パネル合板/断熱材/防水シート/胴縁/空気層/仕上げ外板とのことだが 今回使う断熱材が比較的薄い(20mm)のと素人施工なので簡単にできるように 先に胴縁を付けてから等間隔に断熱材を張り 防水シートで密閉する方法にした(プロのF氏のアドバイスによる)。

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 胴縁を合板パネルの構造位置に打つのに2日以上 20mmの耐熱材を切って埋め込むのに2日かかってしまった。特に壁合板の中の換気・排気口とか窓・ドアを適切に縁取るのが手間だった。やったことが無いので仕方はないのだが こんなに大変とは思わなかった。次回は全体を防水シートでくるんでしまうので 黄緑色の外観(耐熱材の外側の色)は一時的になるが なかなかきれいだ。

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 防水シートの後には すでに物置で体験済みのパイン板材の鎧葺きで仕上げる。パイン材の追加発注も済んだし 後は天気と人手次第だ。内壁と床の仕上げはその先だが 屋根裏は面白いのでアラワシのままにしたい。
 しかし先は長いわ。。。



2020527(水)

配線と換気を決めるのは重要


配線と換気を決めるのは重要

 配線・排気を決めないと次の作業ができない 05/27/2020

 メインキャビンの細かいところまで自分で決めるのは実に面倒だが 配線と換気関係を先に施工しないと 外装・内装の仕上げを進められないことに気が付いた。それぞれのポイントは 
【配線】天井のトラス構造が露出するアラワシ(現し)スタイルなので 配線はまとめて壁パネルの上端に配置する。小さな部屋なので 間接照明スポット照明を併用する。照明・暖房用サーキュラー・コンセントは固めて構成する。スイッチ80cm高さ コンセント50cm高さとしたい(コンセント配置が床の近くだと老体には極めて不便)。

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【換気】気密性の外壁断熱構造では 暖房・炊事の水蒸気が屋根下で結露するので サーキュレーターでかき混ぜたり 屋根下をゆっくりと排気することが重要。排気口は南・北の二か所の屋根下近くに配置。給気口は東・西の二か所とし 防風フードを付けることにした。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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