4. 十勝ヒュッテ A B C(89)


202047(火)

資材搬入とブルーシート


資材搬入とブルーシート

頂き物の資材を搬入 4/5/2020

 懸案だった重量物を含む資材(玄関ドア・長尺の煙突・断熱材)をコニファーさんと6名の若者の協力を得て搬入。皆様のご協力に感謝。
 玄関ドアはスエーデン製で 旧塗料をはがして再塗装に備えた。自作の枠に入らない最悪の事態を恐れていたが 合わせるとスペースも良い具合で この点は安心。問題は二分割式の蝶番で 用意したものよりも軸ピンが太い(10mm径)。外すにも特殊ネジ止め。これは適合するウケを再度探すのが早いという結論。
 煙突は3.6m長尺の単管。コニファーさんとの意見交換で 屋根通しスタイルがメンテも簡単でかつ暖房効率も良さそうで 屋根仕上げ工事以降にストーブを決めてから施工。床下保存へ。
 断熱材はスタイロ同等品で両面コーティングの未使用品。25枚はあるので屋根と壁の両方に使える量だ。
 先週に屋根構造は出来たが 昨日は雨。床の容器に水が15mm位溜まっていたので床合板の腐れが心配。これではイカンので屋根を大型のブルーシートを覆う作業。穴とひもを使ったので風には柔軟(釘などで止めると強風で破れたりめくれたりするらしい。確かに)。これで屋根仕上げまでは心配なし。
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202042(木)

屋根トラス構造は美しい


屋根トラス構造は美しい

屋根構造が完成しました 3/30/2020

 懸案の屋根構造が完成です。なかなかの出来で 芸術的とも思えます。
 南と北側の壁の上にはハシゴ状のフレーム構造を置き その間に約5m長のトラス構造の梁を7本置きました。

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 普通はここで上棟式でしょうが 作業が終わるのはいつも夕方で 札幌に戻るのが気になり思いつかなかった。助力をお願いした屋根のプロのTさんによると 今回の屋根構造は複雑・過剰とのこと。しかし私はこの屋根構造は美しい(注)と喜んでいます。
 今後の作業をTさんと相談しました。私が内側のアラワシ(天井を付けないでむき出し)にこだわったので 外側断熱方式になりました。屋根合板を張ってから断熱スタイロ胴縁で固定し その上から防水シートを張り シングル屋根材で仕上げる手順とのこと。プロでも2日の工程ということで 来週の何れかの2日間でお願いしました。それまで大雨がないことを祈ります。このようにTさんの協力なしにはここまでは来れなかった。改めて感謝です。

注: このトラス構造は プロジェクト顧問のTK氏に頂いた5間の納屋用図面を5m用に縮小して使ったため 構造と強度が過剰になったと思われます(2x4材の幅はそのままなので)。しかし非常に美しい。



202041(水)

キャビンAの壁パネル修正


キャビンAの壁パネル修正

壁パネルの修正が必要だった

昨年10月に作製したキャビンAの壁パネルを3/20-21の三連休に4名の協力で床に建て込みました。しかし 一部に段差や隙間が出たので「ツーバイだからこんなものだろう」と思っていました。3/28から職人さんと屋根構造を始めたのですが 開口一番「これ修正しないとだめですね」と言われてしまいました。結果 不具合のある部分は合板を外して骨組みを修正し また合板を張り直す作業となりました。二度手間です(笑)。
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パネルハウスの組み立て工程のDVDでは建て込むだけで特に難しくないように見えたがと言ったら それは機械切断で作るパネルの話ですとのこと。ほかにも安めの針葉樹合板は直角でない場合もあるらしい。
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加えて前回残った南側の大型引き戸を取り付けました。窓は重いのに枠はプラスチック製でたわむので 隙間が出たり うまく滑らない。結局 枠の下側を金具で水平に固定すればOKなことがわかりました。これでようやく屋根構造に移れます。
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補足:建て込んだ壁のみを簡単な補強とブルーシートで1週間放置しましたが 幸い風は強くなかったようで無事でした。



2020325(水)

いよいよ壁の組み立て


いよいよ壁の組み立て

壁パネルの組み立てを開始

 3/21-22はY君 N君 M君 Kさんに加えて 新得のN氏にも参加頂き 懸案の壁パネルの組み立てに入りました。
 パネルは濡れて変色もあるが許容範囲。心配だった窓枠のサイズはほぼOKでまず安心。壁を組み立てると 意外に広く 驚きでした。大満足です。
 直前の二日が強風だったため 一日のみの作業では屋根には至らず。上部は補強したので風はおそらく大丈夫。桟とブルーシートを簡単に渡して雨を考慮したが 一週間は雨が降らないことを期待
 実は大失敗が一つ。南側の大きい引き戸を縦横逆に設計してしまった。90度回転した2x4フレームの作り直しである。次回はフレームの部分的修正と屋根トラスの作成と屋根張りです。
 この三連休にご尽力いただいた皆様に心より感謝です。



2019118(金)

Cabin B:六角形の山小屋(構想)


Cabin B:六角形の山小屋(構想)

 なぜか六角形キャビンHexagonal Cabinを作りたくなりました。スケッチのように 明治時代の美術活動家 岡倉天心の六角堂(注)まがいの形になってしまいました。まだCabin Aが未完成なのに気の早い話です(笑)。これからCabin Aを作り上げていくうちに 新たな問題もたくさん出てくるはずですが 同時にスキルも上がるので 意外に簡単・短時間で出来るかも知れません。甘いかな? やはり窓が多いので 断熱はあまり気にしないで 夏仕様で良いでしょう。 1.8 x 1.8 x 3 = 9.7 m2 (約3 坪)

 (注)岡倉天心は明治期に日本美術の評価を高める活動をしたり 日本美術院を創設して日本画家の横山大観や菱田春草を育て Book of Tea(茶の本)も書いたことなどで有名ですが 一時期 茨城県の五浦(いづら)に移り 六角堂を建てて活動の場としていました。この形はおそらくは法隆寺夢殿などがヒントだったと思われます(私は茨城の出身のためこの程度は昔習いました)。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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