4. 十勝ヒュッテ A B C(89)


2019924(火)

Cabin A 4: 土台の作製


Cabin A 4: 土台の作製

 9月の秋分の日連休9/21-22はTK氏とSJ氏に参加頂いて 土台を組みました。両氏に感謝です。
 K氏の基礎束石合わせはさすがバッチリで 水平も問題なしでです。土台の寸法は縦はパネル4枚分(364)+柱2本 横はパネル5枚分(455)+柱2本の寸法で 10畳の広さになるはずです(図上)。
 基礎柱は12mmキリアナをあけ 束石のボルトに差し込み 間に高粘性のタール塗料を十分に塗ったので 隙間からの水の侵入はかなり抑えられると思います。
 土台構成は90mm角材で 横は2x6材で補強と受けを兼ねました。接続部は床パネルをはめ込んだ後に最終的に金属金具で補強します。

 当初は23日までの予定でしたが 台風が日本海から北海道方面へ来るという予報で 中止しました。後は今週の時間が取れる時に 単独で床パネルを作り はめ込む作業をすれば 次回(10/12-14)の複数人員作業時に 壁・屋根が出来ると期待します。なお今回の空時間で足場パイプでマキ小屋作製の予定でしたが 今後のキャビン作業に足場が必要なため後回しにしました。



2019915(日)

ストーブ・煙突 1: メガネ石と壁パネル


ストーブ・煙突 1: メガネ石と壁パネル

 ツーバイ工法でキャビンの壁パネルを作る時に あらかじめ決めておく必要があるのは 窓 ドア 換気扇 煙突などの開口部です。このうち窓とドアは現物があるのでパネルの中に2x4で寸法の枠を作っておけば パネルを設置した後にはめ込んでOKです。換気扇も位置を決めて補強材を入れておけば 後工事でも大丈夫でしょう。ハタと思考が停止したのは煙突の通称「メガネ石」です。これを決めないとパネルが成立しないかも。
 もちろんマキストーブを使ったことはありますが 自分で組んだ経験などありません。ホームセンターに行ってみると ストーブはルンペンストーブのようなブリキ製から北欧製の高級品まで多数あり(写真上下) おまけに煙突径は105 120 150cm。。とあるようで メガネ石も2種類はみつかりました。ということは今のうちにストーブまで決めなければいけないの?と困ってしまいました。
 困った時のK先輩頼み。伺ってみてびっくり。メガネ石はモルタルで自分でつくれるよ!ヘッ メガネ石はモルタル? ということは パネルを組む時は適当サイズの枠を作っておけばいいだけだ。納得。
 ストーブに加え煙突も調べてみると 径だけではなく一重 二重 断熱二重とあるようです。ネット情報もたくさんあり 何れもなるほどと思う内容でした。世の中にはマキストーブに興味を持っている人が多数いることがわかりました。ということでメガネ石の位置を想定してパネルを組み キャビンを作った後で ストーブ・煙突を勉強して最終的に決めたいと思います。



201997(土)

Cabin Aの作製2 基礎の束石をしっかりと


Cabin Aの作製2 基礎の束石をしっかりと

 キャビンAの基礎に取り掛かりました。
 写真上は現在の現地の様子で 伐採とユンボによる整理のため 見違えるように明るくなっています。
 写真下は養生中の基礎束石です(外側に倒れているように見えるのは携帯カメラの収差・歪み)。この地方では1m以上は掘り下げないと冬に凍上するとのことで ユンボによる穴掘りと 60cmの民地石の上に60cmの束石を乗せてみました。プロのK氏による糸張りの位置決め 多量の砂利の挿入がありましたから デッキとはちがい大丈夫と思います。費用の関係で2段基礎にしたのは吉か凶か。。さらに2週間ほど養生して 防腐材の土台組に移る予定です。
 なお 心配していたデッキの基礎ですが この工事が終わった時点で中央北側の一本がやや傾いているのが判明(幸い本体の水平はあるようです)。掘り込みが浅かったのと伐採の時に大きめの白樺がデッキに倒れたためでしょうが キャビン工事の前に出来るだけ処置します。冬を越せればラッキー。。

 今後の予定: 9月下旬から10月中旬には戻るつもりですので メンバーに呼びかけて 2-3回ある週末・連休に可能な方に参加頂き 10月中には屋根が付いて冬を迎えることを期待しています。別途にご連絡しますが 各位のご協力をお願いいたします



2019822(木)

Cabin Aの作製1 イメージ図


Cabin Aの作製1 イメージ図

 いよいよ8/24から本体(Cabin A)の工事に入ります。雨模様の見込みですが。当初予定からは3週間以上の遅れ。私の秋のスケジュールからして 今年中の完成はまず無理です。しかし 雪が降るまでに可能なところまでは進めたい。
 Cabin Aのサイズを決める時には 北海道大学山岳部のヘルベチアヒュッテ(札幌国際スキー場付近)が頭にありました。2-3名が寝泊まり出来るサイズなことと快適なことが大切です。たとえ大人数の場合でも プロジェクトでは複数のキャビンを作る予定だし テン場もあるので 共通場所をたき火サイトにしておけば それぞれが自由に過ごせる。第一に小さい方が自作が容易だし清潔を保つのも簡単。(現在の作業ではキャビン優先の状況のため 物置は棚作りまでは手が回らず 恐ろしく乱雑な状態です。モノを増やさないことは大切で 不要なモノは街に持ち帰って廃棄 その逆はNGを肝に銘じる)。
 デッキ作製の際に思い知りましたが 基礎は大切です。K氏によれば この辺は凍上を考えると1mの掘り下げは必要とのこと。敷地が傾斜地なので 小さいキャビンとはいえ すべての柱で1mの掘り下げは簡単ではないでしょう。再びユンボの活躍に期待です。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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