4. 十勝ヒュッテ A B C(89)


2022710(日)

蝦夷梅雨・雨漏り(2) 再度の補修


蝦夷梅雨・雨漏り(2) 再度の補修

 7/2に煙突の雨漏りをアルミテープで補修をした。しかし ここ一週間の雨で 再び雨漏りが起きてしまった。どうも煙突表面を伝わる雨漏りではなく アスファルトシングルと煙突室の隙間かもしれない。ということで緊急の補修を行った。
 資材は金属ヘラとシングル接着用のアスファルトセメントだ。

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 当日は肌寒く接着剤が少し硬くて難儀したが 煙突室を中心に可能性のある所を埋めて作業を終了した。
 これで何とか止まってほしいものだ。天井裏が汚くなるのと床が腐食することは避けたい。

 なお アルミテープの施工については 工業設備の専門家の友人から注意を受けた。アルミの熱膨張率は鉄に比べてかなり大きいので もし煙突をアルミテープで巻いた場合は 温度が上下するとテープに隙間が出るだろうとのこと。確かにそのような隙間が出来ていた。専門家はさすがだ。



202273(日)

蝦夷梅雨・雨漏り 補修はしたが・・


蝦夷梅雨・雨漏り 補修はしたが・・

 今年の本州の梅雨は記録的早さで明けて 今や酷暑で大騒ぎだ。結果として 早々に前線が北海道に上がり 「蝦夷梅雨」も前倒しになった。6月の最終の週は十勝でも曇か雨だったようで 7/2に十勝ヒュッテに来たら 屋根に大量の雨漏り跡が。これは大変だ。

 ヒュッテの屋根は工事直前に煙突ハウスを付けることにしたので細かい検討はしておらず 雨漏りの可能性は心配だった。特に煙突の固定部分はアルミテープで止めたので これが破れると煙突を伝わっていくらでも雨漏りすることになる。

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 ということで急遽屋根に登って アルミテープを貼り直したので これで復旧するはずだ。もしだめだったら 屋根のアスファルトシングルの目止め補修が必要だ。えらく大変だろう。



2022130(日)

イルミネーションをしばらく残す


イルミネーションをしばらく残す

 クリスマスのイルミネーションを昨年末の12/21に取り付けた。電気式・乾電池式・太陽光式の三種類で何れもLEDだ。もちろん年末にはきれいに動作していたが 乾電池式と太陽光式(実はこれにも乾電池がある)は現地の低温環境からして短命だろうと予想した(注)。
 一ケ月後に行ってみたら 三種類ともちゃんと点滅していて驚いた。十勝の冬は晴天が多いので意外と太陽光式もイケルのかもしれない。

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 1月になればイルミネーションは不要だが 今の積雪では取り外し作業が面倒だ。まあ 耐久性試験も兼ねてこのままにすることにした。来年はどのタイプが良いのか確認して 11月下旬から3月まで飾ろうと思う。電気代は微々たるものだ。

注: この手のクリスマスグッズはアジアの工場で作られて 欧米で大量に消費されている。欧米の都市は大体が寒冷地なので 十勝の冬なら想定内なのかもしれない。



2022126(水)

十勝ヒュッテでワインが凍った?


十勝ヒュッテでワインが凍った?

 十勝地方は1/12に大雪が降り その後は冷え込んだと聞く。一カ月ぶりに十勝ヒュッテに向かい 夕刻に到着した。外気はマイナス6℃で室内はプラス1℃だったが 薪ストーブを焚きだしたら1時間もしないで25℃まで上がり ヌクヌクになった。「このヒュッテは断熱に気を付けたので正解だった」と悦に入っていた。
 翌日 床に置いてあった未開封の飲み物類を見たら ワインの瓶だけ妙に背が高い。触ったら シールとコルク栓がポロッと取れて エッ!と驚いた。左り隣のお茶のペットボトルには氷が見えるが 右隣のリンゴジュースと日本酒は凍っていない。この状況からすると室温が下がった時にワインが凍って コルク栓が持ち上がったようだ。
 さては味が変わったかと試飲したら 少し薄めに感じたがまずくはない。最悪でも料理用にはなるので一安心。
 さて アルコール飲料の凍結とヒュッテの室温の関係を考えてみた。エタノールの凍結温度はマイナス115℃付近だが 飲料の凍結はエタノール含有量で変わり 20度でマイナス8℃とのこと。ワインは12度程度で日本酒は15度前後なので 室内がマイナス5℃程度なら ワインが凍り 日本酒が凍らないことはあるだろう。最近の最低気温はマイナス15℃位だから室内はマイナス5℃位にはなったと思われる。昼間は日差しでプラスにはなったろう。
 ワイン保管の最適条件を調べてみたら 温度はプラス15℃程度で一定 湿度は65%程度だそうだ。十勝の気象条件だとやはり地下室が必要だ。もともと床下収納を作る設計なので 今年のプロジェクトでは半地下式収納を造ろうと思う。

注1: りんごジュースが凍らなかったのは 糖分も凍結温度を下げるためだろう。注2:今年に計画する半地下収納庫では 地面からの熱は見込めるが 側面には十分な量の断熱材が必要と思っている。



20211222(水)

クマとシカのためのX’masイルミネーション


クマとシカのためのX’masイルミネーション

 12/21に十勝ヒュッテに来た。今回の目的はX’masイルミネーションを完成することだ。先週の札幌は大雪だったが さすが十勝で 雪は5センチというところか。笹は十分に出ているので風で飛ばされたわけでもなさそうだ。到着時の気温は0℃だった。
 前回は外壁をもみの木をイメージしたイルミの配線をしておいた。今回は低めの立木2本にLEDイルミを絡めてみた。どんな形になるかは点灯してみないとわからないので 適当にやった。

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 買い出しに麓に降りて 日が暮れてから戻って来たら ちゃんと自動点灯になっていた。当然回りには何の明かりもないので 「お~ そこそこきれいに見える」。この場所でイルミネーションをしても おそらく誰も来ないので クマ・シカしか見ないだろうが 逆にいろいろ実験は出来そうだ。

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 今回は 通常電気型(LED 21m 2千円程度 トランス・タイマー接続) 電池型(LED 12m 千円程度) ソーラー電池型(LED 10m 千円程度)の3種類のイルミセットを使ってみた。通常型は光量が十分でこれが本命と思うが 配線が面倒でタイマーも別途に必要だ。他の2種は独立型なので配線はらくちん。しかし太陽電池はここの環境では心もとない。早速に受光面が霜で曇っていた。
 今回が今年の最後の十勝ヒュッテだろうが イルミはまだまだ暗いので 来年もいろいろ試してみたい。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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