5. ウッドデッキ Wood deck(27)
2024年5月28日(火)
十勝ヒュッテのウッドデッキ(2)リサイクル率
5年を経過した十勝ヒュッテのウッドデッキの解体メンテだが ほぼ半ばまで進み 外観も一新した。
躯体は要所をボルト締めにして補強した。
床板の2x6材は現状のものを裏返して防腐剤を塗った。この隙間は非常に重要で 狭いと水分が残り寿命が短くなる。今回は思い切って2cmから3cmに拡張してみた。しかし うっかりモノが落ちたりイスが挟まったりするディメリットもある。マジックハンドを用意しておかないといけないかもしれない(笑)。
このデッキの特徴の一つは 手すりが付いていなかったことだ。これはヒュッテ本体の工事の際に大いに役に立った。しかし 酔っぱらいが落ちる心配もあり 手すりの設置も考えてはいた。
手すり部材は準備はしていたが 床板を付けてしまうと設置が面倒になるので 手すりをやるならこのタイミングしかない。仮置きしてみたら寸法的にもよさそうだ。
柱の高さは付け足して 垂直のズレはボルトで締めつけた。
微調整しながらの取り付けなので よく見るとあり合わせを使っているのがバレバレだ。
とは言え 外観としては結構立派だ。
この大デッキの木材で購入したのは床板だけで 他の柱や梁はリフォーム会社のU社長から頂戴した廃材だった。リサイクル率を廃材の体積率とすると 元々は40%位だった。今回のメンテでリサイクル率はさらに上がったことになる。
躯体は要所をボルト締めにして補強した。
床板の2x6材は現状のものを裏返して防腐剤を塗った。この隙間は非常に重要で 狭いと水分が残り寿命が短くなる。今回は思い切って2cmから3cmに拡張してみた。しかし うっかりモノが落ちたりイスが挟まったりするディメリットもある。マジックハンドを用意しておかないといけないかもしれない(笑)。
このデッキの特徴の一つは 手すりが付いていなかったことだ。これはヒュッテ本体の工事の際に大いに役に立った。しかし 酔っぱらいが落ちる心配もあり 手すりの設置も考えてはいた。
手すり部材は準備はしていたが 床板を付けてしまうと設置が面倒になるので 手すりをやるならこのタイミングしかない。仮置きしてみたら寸法的にもよさそうだ。
柱の高さは付け足して 垂直のズレはボルトで締めつけた。
微調整しながらの取り付けなので よく見るとあり合わせを使っているのがバレバレだ。
とは言え 外観としては結構立派だ。
この大デッキの木材で購入したのは床板だけで 他の柱や梁はリフォーム会社のU社長から頂戴した廃材だった。リサイクル率を廃材の体積率とすると 元々は40%位だった。今回のメンテでリサイクル率はさらに上がったことになる。
2024年5月26日(日)
十勝ヒュッテのウッドデッキ 解体メンテ(1)
十勝ヒュッテのウリの一つは広いウッドデッキだろう。2019年7月にメンバーの協力を得て製作してから5年が経過し 最近は痛みが目立つので 部分解体して本格的メンテをすることにした。
これは製作図面だ。3.4 x 5.6mと3.6 x 1.8mの二段式で ヒュッテ本体の床面積の1.5倍はある。今思うに広すぎたかもしれない。
これは2x6の床材の状況だ。5年で少なくとも2回は防水・防腐剤を塗ったが ひび割れも多く端面からはキノコが生える有様だった。劣化が進んだのは 現地の湿度が予想以上に高いのが原因だろう。
問題なのは2x6材の値段だ。当時はB級品なら5万円位で買えたが 最近の輸入材の高騰は激しくて3倍は覚悟しなければならない。これには困った。
しかし 裏側はまだまだ使えそうだ。
傷んだ部材を除き 裏返して防腐剤を塗ることにした。
10フィート材と6フィート材がそれぞれ20枚ずつあるので 結構な作業量だった。
床板を外して躯体をチェックしたら あまり傷んでおらず 防腐処理すればよさそうだ。
要所を羽子板金具で補強した。ここまでやれば後5年は持ってくれると期待する。
これは製作図面だ。3.4 x 5.6mと3.6 x 1.8mの二段式で ヒュッテ本体の床面積の1.5倍はある。今思うに広すぎたかもしれない。
これは2x6の床材の状況だ。5年で少なくとも2回は防水・防腐剤を塗ったが ひび割れも多く端面からはキノコが生える有様だった。劣化が進んだのは 現地の湿度が予想以上に高いのが原因だろう。
問題なのは2x6材の値段だ。当時はB級品なら5万円位で買えたが 最近の輸入材の高騰は激しくて3倍は覚悟しなければならない。これには困った。
しかし 裏側はまだまだ使えそうだ。
傷んだ部材を除き 裏返して防腐剤を塗ることにした。
10フィート材と6フィート材がそれぞれ20枚ずつあるので 結構な作業量だった。
床板を外して躯体をチェックしたら あまり傷んでおらず 防腐処理すればよさそうだ。
要所を羽子板金具で補強した。ここまでやれば後5年は持ってくれると期待する。
2024年4月9日(火)
デッキの除雪 北海道では「雪割り」と言う
十勝ヒュッテでは4/7にウッドデッキの除雪をした。この時期の除雪を北海道では「雪割り」と言う。最初に聞いた時は「雪が割れるのか?」と不思議に思ったことを覚えている。もちろんユキワリソウと言う花があることは知っていたが 「これは氷割り」だろうと。
デッキの積雪は一か月前にはこんな具合だった。その後は多少降った上に寒かったので なかなか解けなかった。4月になってさすがにデッキ面の1/3ぐらいは露出して下の方は氷になっていた。
ウッドデッキの延命にブルーシートを張ったので 氷をはがすのは意外に簡単。作業自体は30分ぐらいで終わってしまった。
シートを剥ぎ テーブル・イスを置いて ハイ出来上がり。後は乾燥するのを待つだけだ。あちこちにツーバイ材の痛みも見えるので 乾燥したら防腐剤塗布と裏返し作業が必要だ。
サブデッキ・階段も同様に終了。
こんな感じになった。後は周りの雪が解ければ屋外作業が出来るようになる。
「雪割り」は表現の是非はさておき北海道らしい言葉だ。第一 ポカポカとした春の作業はウキウキした気持ちになる。「雪割りは北国らしい素敵な季語」と呼べると思う。
デッキの積雪は一か月前にはこんな具合だった。その後は多少降った上に寒かったので なかなか解けなかった。4月になってさすがにデッキ面の1/3ぐらいは露出して下の方は氷になっていた。
ウッドデッキの延命にブルーシートを張ったので 氷をはがすのは意外に簡単。作業自体は30分ぐらいで終わってしまった。
シートを剥ぎ テーブル・イスを置いて ハイ出来上がり。後は乾燥するのを待つだけだ。あちこちにツーバイ材の痛みも見えるので 乾燥したら防腐剤塗布と裏返し作業が必要だ。
サブデッキ・階段も同様に終了。
こんな感じになった。後は周りの雪が解ければ屋外作業が出来るようになる。
「雪割り」は表現の是非はさておき北海道らしい言葉だ。第一 ポカポカとした春の作業はウキウキした気持ちになる。「雪割りは北国らしい素敵な季語」と呼べると思う。
2023年12月11日(月)
クリスマスに向けた準備
十勝ヒュッテでクリスマスに向けた準備をした。もう12月上旬なので例年より少し遅くなってしまった。イルミネーションはセッティングしたままなので通年したので 点灯するだけ。もう3年目なので切れた電球が目立つのは残念だ。まあ今年はそのまま使うことにした。
問題はデッキで 何もしないと雪が解けると水がしみ込み木が腐る原因になる。
まずは東側のデッキにシートを張った。ただし濡れると滑りやすいので要注意だ。
全体にシートを張って出来上がり。こんな感じだ。
最後に玄関ドアにありあわせのクリスマスの飾りを付けた。ちょっと貧相なので来年はもう少し良いものを付けようと思う。
問題はデッキで 何もしないと雪が解けると水がしみ込み木が腐る原因になる。
まずは東側のデッキにシートを張った。ただし濡れると滑りやすいので要注意だ。
全体にシートを張って出来上がり。こんな感じだ。
最後に玄関ドアにありあわせのクリスマスの飾りを付けた。ちょっと貧相なので来年はもう少し良いものを付けようと思う。
2023年9月17日(日)
ヒュッテのウッドデッキの補修が必要
「ウッドデッキは第二のリビング」といわれ 十勝ヒュッテでも3x5m+αの広さのデッキを快適に使っている。難点は寿命が短いことで 材質や環境にもよるが一般的に5年から15年と言われている。もちろん使用環境や防腐塗装にも依るようだ。 十勝ヒュッテでは4年目にして真ん中あたりの木にキノコが生え始めた。これでは早晩腐って踏み抜くような事故にもつながる。
このヒュッテで寿命が短い理由は 標高が370mで霧が多いためだろう。早急に対応しなければならないが 当時のツーバイ材は総量で15万円位したが その後の輸入材の急騰で今は3倍ぐらいになっている。これはちょっとつらいので「部分的に交換する応急処置」をすることにした。
先週 リフォーム屋さんのU社長から建築廃材を頂いたので 軽トラにほぼ満杯に積んでヒュッテに運んだ。中にはデッキのツーバイ材(2x6 in, 38mmx140mm)や2x10材の端材も含まれていた。これは有難い。
荷下ろし後に仮置きした。手前は半塗装した2x6材 その下には階段にも使える2x10材もある。これと4年前に余った10Fフィート長の2x6材もあるので 傷んだ箇所の修理は出来そうだ。秋の作業の一つにしたい。なお 奥側の古い柱は格好の薪になるので 暖かい焚き火ができそうだ。
このヒュッテで寿命が短い理由は 標高が370mで霧が多いためだろう。早急に対応しなければならないが 当時のツーバイ材は総量で15万円位したが その後の輸入材の急騰で今は3倍ぐらいになっている。これはちょっとつらいので「部分的に交換する応急処置」をすることにした。
先週 リフォーム屋さんのU社長から建築廃材を頂いたので 軽トラにほぼ満杯に積んでヒュッテに運んだ。中にはデッキのツーバイ材(2x6 in, 38mmx140mm)や2x10材の端材も含まれていた。これは有難い。
荷下ろし後に仮置きした。手前は半塗装した2x6材 その下には階段にも使える2x10材もある。これと4年前に余った10Fフィート長の2x6材もあるので 傷んだ箇所の修理は出来そうだ。秋の作業の一つにしたい。なお 奥側の古い柱は格好の薪になるので 暖かい焚き火ができそうだ。