6. たき火 Outside wood fire(84)


2021320(土)

薪ストーブ 耐熱ガスケットの装着


薪ストーブ 耐熱ガスケットの装着

薪ストーブに耐熱ガスケットを装着 3/13/2020

 十勝ヒュッテでは 緑色の縦型の薪ストーブ(Jotul NR507)を使っている。20年以上前の旧型だが 状態は非常に良い。しかし 着火時に上蓋から煙が漏れることがある。上蓋をあけると 煙突の前に二次燃焼を促すバッフルは見えるが ガスケットがないので わずかな隙間から煙が漏れるようだ。
 上蓋の裏側には約10ミリ幅で点々と出っ張りがあるので ここにガスケットを入れば気密性は増すはずだ。元々なかったのか 取り外したのかは不明だが とにかく改善が期待できる。

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 音更の十勝暖炉で物品を調達した。
・7.9mmφ耐熱ガスケット(耐熱ファイバーの撚り合わせ)<450円/50cm 1.5mで1350円>
・ガスケットボンド(セメント) <57g 800円>
 まず キッチン用のスチールタワシで接着面をこすり カーボンを落とす(ザっとで良いようだ)。次に ガスケットボンドを溝に塗るが あまりはみ出ないように注意。耐熱ガスケットを乗せて密着させる。両端はコーナーで重ねて隙間をなくす。上蓋をストーブ本体にはめ込んで出来上がり。モノさえそろえば簡単な作業だった。
 火入れはすぐでも問題ないそうだが 一応 夕方にした。上蓋もグラグラしないし 煙も漏れないので これで一件落着。まあ上出来だ

補足1: 上蓋以外の3つのドアにはもちろんガスケットがある。経年劣化はなさそうだが チェックしながら使いたい。
補足2: ボンドの注意書きには「使い切り」とあったので 開封すると長持ちしないのかも。残った分は十勝暖炉で使ってもらうことにした。



2021316(火)

3月の雪上たき火とBBQ 快調・快適


3月の雪上たき火とBBQ 快調・快適

焚火の知恵(7) 3月の雪上たき火とBBQ 3/13/2021

 友人の若者3名が十勝ヒュッテに来訪し 雪上のたき火とBBQを楽しんだ。3月も半ばなので寒くもなく 快調・快適だった。
 雪上のたき火のポイントは「まず土台を作ること」だ。ここでは(1)薪割前の丸太を数本 水平に並べて土台にした。隙間は気にしない(あまりにも大きい時は間に細いマキを置く)。次に適当な薪の井桁を5段積んで 中央に段ボールと薄いマキを入れた。(2)着火するとすぐに燃え上った。(3)井桁のマキが燃えてオキが出来たら BBQの木炭を横から入れて火をつける。(4)木炭は適度に火が付いているので BBQは即スタート出来る。煽ぐ必要もない。
 なお たき火の暖かさはMさんの姿勢を見ると良くわかる。(1)(2)ではちじこまっていたのに (3)では伸びきっていた。

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 この雪上焚火は強風でなければ延焼の心配がまずないので安全性は高い。また (5)土台の丸太が燃えると 全体が雪の中に沈んでいくので 後始末も簡単だ。
 ほぼ同じメンバーの12月の焚火では 日が沈むとマイナス15℃位の極寒で 2時間も持たなかった。3月の今回は快適で たき火・BBQ・おしゃべりが4時間くらい続いた。



2021121(木)

廃建材を焚き付けに クギは始末が悪い


廃建材を焚き付けに クギは始末が悪い

廃建材で焚き付けを作った 1/11/2021

 廃建材は良く燃えるが 火持ちが悪いので焚き付けにすることにしている。ただし 釘が残った廃材を燃やすと ストーブの中が釘だらけになるので 灰を捨てる時に注意が必要だ。外の焚火にくべても当然残るので 全く始末が悪い
 今回はそれなりの量の廃材を後部座席に積んで行ったのだが 釘の箇所を除いたら焚き付けに出来たのはごく僅かだった。あれだけ運んでたった一箱強とは 疲れたね。



2021118(月)

縦型ストーブの迅速着火法


縦型ストーブの迅速着火法

縦型ストーブの迅速着火法 1/18/2021

 このヨツールの縦型ストーブは10畳のキャビンには丁度いいサイズで 順調に働いている。寒冷期になったので早く着火出来るかどうかは重要だ。例えばヒュッテに到着したら外気はマイナス15℃ 室内がマイナス5℃だと 一刻も早くストーブをつけて暖かくなりたいものだ。
 迅速な着火法をいろいろ試してみた結果 数本のマキを斜めに立てかけ 間に段ボールを入れて 焚き付けを下から着火する方法が最速だった。焚き付けは針葉樹の廃建材で ガンビ(雁皮? 白樺の樹皮)も使うとスムーズだった。



20201228(月)

焚火の知恵(6) 雪上焚火のポイントは土台だ


焚火の知恵(6) 雪上焚火のポイントは土台だ

焚火の知恵(6) 雪上焚火には土台が大切 12/19/2020

 そろそろ積雪期になってきたので 雪上焚火を練習した。
 雪の上や濡れた土の上で焚火をする時のポイントは 「土台をきちんと作ること」だ。
 ここでは(1)15~20センチ径で長めの丸太を数本平行に並べて土台にした。多少の隙間があっても問題はない。(2)その上に適当な薪で井桁を作り 4~5段積み重ねる。マキを入れ替えながらなるべく水平に積むのがポイントだ。井桁の中に段ボールや小さいマキなどの焚き付けを詰め込む。(3)着火する(上からでも下からでもよい)と十分な火力で燃え上る。(4)井桁が崩れるぐらいまで燃えてオキが出来たら 適当な太さのマキを合掌型あるいは平行型にくべてゆく。ここまでくると火力も強いしオキも十分なので 生木や多少湿った木でも燃えてしまう。(5)翌朝は土台の一部は残ったが 次回の焚火に使えるだろう。
 このように焚火をすると長時間になるので 風の強さや向きが変わるかも知れない。万一の防火対策を考えておくのが大切だ。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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