6. たき火 Outside wood fire(83)


20241027(日)

秋は薪割りのシーズン


秋は薪割りのシーズン

 十勝ヒュッテには薪サイトが2つある。ヒュッテの敷地と江別の友人宅の空き地だ。江別では6月に井桁組を4ユニット作り シートを掛けておいた(上の写真)。今回は残っていた玉切りを十勝に運んで割ることにした。

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 去年夏に作った薪は表面状態からして十分に乾燥している。この3ユニットは江別で来年まで保管することにした。
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 ヒュッテに運んだ玉切りを薪割りした。いつもながら薪割り機のパワーには感心する。エンジン式を選択して大正解だった。
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 薪小屋は満杯になったので 余分の薪を日陰で井桁に積んだ。
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 上半分をシートで覆った。これで冬でも乾燥は継続する。
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 一部の玉切はスエーデントーチ用として そのまま保管することにした。
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 ヒュッテもいよいよ晩秋。薪の量は十分なので これで安心して冬を迎えられる。



20241023(水)

ピザオーブンの試験 結果は上々


ピザオーブンの試験 結果は上々

 「十勝ヒュッテでもピザ焼きをやりたい」との声があり ピザ窯用の耐火煉瓦などの資材は準備済だ。しかし先行の露天風呂プロジェクトは労力不足で中断し 大幅遅れ。もう待ちくたびれたので簡易オーブンを試すことにした。この日は焚火をしたので そのオキを活用した。

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 尾上(おのえ)製作所の簡易オーブンをセカンドストリートで購入(4千円)。これは炭火の上から被せるタイプだ。ピザはセラミックス板に載せて 遠赤外線で焼き上げるらしい。BBQコンロに載せると書いてあるが 手持ちの焚火台でも出来ると判断した。ちなみに尾上製作所は姫路にあるバケツ製造の会社のようだ。
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 まず 焚火台の上に焚火のオキを移して 火が上がらなくなってからオキを両側に寄せた。
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 食材は 冷凍ピザ(KALDIのマルゲリータ 600円)・オイルサーディン(イワシ)・チーズ少々・ピクルス少々・ピザソースを用意した。
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 焼く前のトッピング済ピザ。今回はピザソースを使わなかった。
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 焚火台に被せたオーブンの温度は5分もすると250℃付近で落ち着いた。これで余熱OKで その後にピザを挿入。
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 前面の窓から焼け具合を見ながら 6分で取り出した。やや右側に焦げが多いが 上々の出来だ。
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 久々にパリパリのピザを食べた。一部をお土産に持ち帰ったら「薪の匂いもするね」と好評だった。たまたまだが この時の薪はサクラとイチイだった。
 このピザオーブンは焚火に合わせて手軽に使えるので大いに気に入った。セラミックス板の効果は絶大と思う。これからもこのオーブンは活躍しそうだ。なおスーパーで冷凍ピザを見たら300~500円で各種あった。



2024619(水)

薪の移設と保管 新方法を試す


薪の移設と保管 新方法を試す

 昨年の今頃は木こりと薪割りをやっていた。出来た薪は手稲にある作業場の一角をお借りして保管・乾燥していたのだが 契約満了で移動せざるを得なくなった。ちなみに薪の乾燥具合は十分になっていた。引っ越し先はいろいろ探したが 結局 江別・野幌の友人S宅の屋敷森になった。
 この際なので新しい乾燥・保管方法を試すことにした。まず頂き物のパレットを水平に置き 薪を積み始めた。
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 高さ1.4mまで積んだ。これで0.8x0.8x1.4 m3なのでほぼ1立米になる。
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 このユニットが4個で 4立米程度の薪が手元に残ったことになる。十勝ヒュッテだけの使用なら2年分はあるかも。
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 この保管・乾燥方法は友人K氏の薪製造NPOで教えていただいたものだ。上部だけをシートで被えば雨水防止・乾燥・防虫ができるとのこと。特に薪小屋は必要ないらしい。冬もこのままというのは驚きで 雪の少ない苫小牧のためかもしれないが とにかく同じ方法を試すことにした。



2024521(火)

薪棚の作製 マアマアの出来


薪棚の作製 マアマアの出来

 十勝ヒュッテの薪ストーブの横には薪を入れたペール缶(エンジンオイル缶の再利用)が複数集まって場所を取るし美観もよろしくない。何とかせねばと考えていたら 知り合いの廃品ヤードで衣裳ラックが目に留まった。衣類を掛けたハンガーをぶら下げるアレだ。これは使えるかもとお譲りいただいて ヒュッテに持ち込んで高さをカット・さび止め・黒塗装をした。85h x 80k x 30lセンチ。
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 ストーブの横に置いてみると結構決まっていた。これなら冬でも2~3日分の薪は置けるだろう。ただ 元が家庭用簡易ラックなので 薪の重量が心配だが 横にずらすとかしなければ大丈夫そうだ。マアマアの出来だった。
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 後日談だが「FIRESIDE」というカタログ雑誌(ファイアーサイド株式会社)を見ていたら「ログラック」として 美観で堅牢なものがすでに売られていた。どこかでこのようなものを見たことがあり それが印象として残っていて 廃品の山の中で衣裳ラックが目に留まったのだろう。よくあることではある。



202444(木)

薪の乾燥はだいぶ進んだ


薪の乾燥はだいぶ進んだ

 ヒュッテ生活にとって薪は生命線の一つなので 昨年の春から夏にかけては札幌の借地でせっせと薪づくりをした。あれからほぼ一年が経過したので新しかった木でも乾燥が進んでいる。今年の夏には問題なく焚ける水分量(10%レベル)まで下がるだろう。
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 この一角はニレノキで これも良いレベルまで乾燥が進んでいるようだ。前後二列積みなので量は2立米を越える。ひょっとして外販できるかもしれない。
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 この一角はヤチダモで 薪割り前に二年経過だったので 昨シーズンは主力の薪として活躍してくれた。質のいい薪が2立米程度は残っている。
 昨年は一所懸命に薪を作ったら結構な量が出来て「薪ビジネスを始める」ことを目論んだが 原木輸送・保管場所の地代・ガソリン代・市内への配送費を出すと「労賃も出てこない赤字事業モデル」とわかって挫折した。薪ビジネスは恵まれた条件でのサイドビジネスでのみ成立することが判明した(笑)。それぐらい単価が低いのが一般的で 時々スエーデン薪や本州薪が売られているのを見るが どんなに品質が素晴らしくてもエネルギーとお金の無駄と思う。
 現在の保管場所は6月一杯で契約が切れるので 薪の全量を引っ越すのはかなり大変な作業だろう。一方 十勝ヒュッテには別途にイチイの玉切りがトン袋で8ツもあるので 今年は薪割り機をこちらに運んで来て作業をしたい。これまた大変なことだ。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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