6. たき火 Outside wood fire(84)


20241028(月)

薪ストーブの蓄熱煉瓦壁 追加工事


薪ストーブの蓄熱煉瓦壁 追加工事

 薪ストーブの回りによくレンガ積みを見るが あれは耐熱の他に蓄熱の役目もある。十勝ヒュッテの薪ストーブは2x4の屋根構造のため 壁に近くに設置せざるを得なかったので とりあえずは耐熱塗料仕上げの鉄板を壁に貼り付けた。これは耐火性の問題はないが 如何せん蓄熱性がない。このための追加工事を予定して資材を集めてはあったが 面倒なので延び延びになっていた。しかし冬を前に重たい腰を上げざるを得なくなった。
画像
 用意した資材は まず外壁用の煉瓦タイルが約70枚だ。厚さは3センチほど。裏側に溝があり 耐熱セメントで固定する。
画像
 煉瓦タイルの固定にスチールグリッドを使うのは大切だ。サイズは108 x 108センチ。軒下で長期保管していたので錆びていたが 返ってセメントの着きは良いだろうとそのまま使用。
画像
 まずは一番下に普通煉瓦を5個並べた。厚さは6センチ。
画像
 スチールグリッドを壁にビス止めした。セメントがからむのでこの程度で大丈夫と判断。
画像
 耐熱セメントで煉瓦タイルを積んでいった。
画像
 高さ約1メートルまで積み上げた。プロだと奇麗に目地を付けるのだが 素人工事では仕方がない。
画像
 最後に端面をL型鉄板で仕上げた。これなら簡単に崩れることはないだろう。
 今回の煉瓦タイル壁の追加で蓄熱性は向上したはずだ。これで懸案が解決したと思うが もちろん後で何が起きるかわからないが。。



20241027(日)

秋は薪割りのシーズン


秋は薪割りのシーズン

 十勝ヒュッテには薪サイトが2つある。ヒュッテの敷地と江別の友人宅の空き地だ。江別では6月に井桁組を4ユニット作り シートを掛けておいた(上の写真)。今回は残っていた玉切りを十勝に運んで割ることにした。

画像
 去年夏に作った薪は表面状態からして十分に乾燥している。この3ユニットは江別で来年まで保管することにした。
画像
 ヒュッテに運んだ玉切りを薪割りした。いつもながら薪割り機のパワーには感心する。エンジン式を選択して大正解だった。
画像
 薪小屋は満杯になったので 余分の薪を日陰で井桁に積んだ。
画像
 上半分をシートで覆った。これで冬でも乾燥は継続する。
画像
 一部の玉切はスエーデントーチ用として そのまま保管することにした。
画像
 ヒュッテもいよいよ晩秋。薪の量は十分なので これで安心して冬を迎えられる。



20241023(水)

ピザオーブンの試験 結果は上々


ピザオーブンの試験 結果は上々

 「十勝ヒュッテでもピザ焼きをやりたい」との声があり ピザ窯用の耐火煉瓦などの資材は準備済だ。しかし先行の露天風呂プロジェクトは労力不足で中断し 大幅遅れ。もう待ちくたびれたので簡易オーブンを試すことにした。この日は焚火をしたので そのオキを活用した。

画像
 尾上(おのえ)製作所の簡易オーブンをセカンドストリートで購入(4千円)。これは炭火の上から被せるタイプだ。ピザはセラミックス板に載せて 遠赤外線で焼き上げるらしい。BBQコンロに載せると書いてあるが 手持ちの焚火台でも出来ると判断した。ちなみに尾上製作所は姫路にあるバケツ製造の会社のようだ。
画像
 まず 焚火台の上に焚火のオキを移して 火が上がらなくなってからオキを両側に寄せた。
画像
 食材は 冷凍ピザ(KALDIのマルゲリータ 600円)・オイルサーディン(イワシ)・チーズ少々・ピクルス少々・ピザソースを用意した。
画像
 焼く前のトッピング済ピザ。今回はピザソースを使わなかった。
画像
 焚火台に被せたオーブンの温度は5分もすると250℃付近で落ち着いた。これで余熱OKで その後にピザを挿入。
画像
 前面の窓から焼け具合を見ながら 6分で取り出した。やや右側に焦げが多いが 上々の出来だ。
画像
 久々にパリパリのピザを食べた。一部をお土産に持ち帰ったら「薪の匂いもするね」と好評だった。たまたまだが この時の薪はサクラとイチイだった。
 このピザオーブンは焚火に合わせて手軽に使えるので大いに気に入った。セラミックス板の効果は絶大と思う。これからもこのオーブンは活躍しそうだ。なおスーパーで冷凍ピザを見たら300~500円で各種あった。



2024619(水)

薪の移設と保管 新方法を試す


薪の移設と保管 新方法を試す

 昨年の今頃は木こりと薪割りをやっていた。出来た薪は手稲にある作業場の一角をお借りして保管・乾燥していたのだが 契約満了で移動せざるを得なくなった。ちなみに薪の乾燥具合は十分になっていた。引っ越し先はいろいろ探したが 結局 江別・野幌の友人S宅の屋敷森になった。
 この際なので新しい乾燥・保管方法を試すことにした。まず頂き物のパレットを水平に置き 薪を積み始めた。
画像
 高さ1.4mまで積んだ。これで0.8x0.8x1.4 m3なのでほぼ1立米になる。
画像
 このユニットが4個で 4立米程度の薪が手元に残ったことになる。十勝ヒュッテだけの使用なら2年分はあるかも。
画像
 この保管・乾燥方法は友人K氏の薪製造NPOで教えていただいたものだ。上部だけをシートで被えば雨水防止・乾燥・防虫ができるとのこと。特に薪小屋は必要ないらしい。冬もこのままというのは驚きで 雪の少ない苫小牧のためかもしれないが とにかく同じ方法を試すことにした。



2024521(火)

薪棚の作製 マアマアの出来


薪棚の作製 マアマアの出来

 十勝ヒュッテの薪ストーブの横には薪を入れたペール缶(エンジンオイル缶の再利用)が複数集まって場所を取るし美観もよろしくない。何とかせねばと考えていたら 知り合いの廃品ヤードで衣裳ラックが目に留まった。衣類を掛けたハンガーをぶら下げるアレだ。これは使えるかもとお譲りいただいて ヒュッテに持ち込んで高さをカット・さび止め・黒塗装をした。85h x 80k x 30lセンチ。
画像
 ストーブの横に置いてみると結構決まっていた。これなら冬でも2~3日分の薪は置けるだろう。ただ 元が家庭用簡易ラックなので 薪の重量が心配だが 横にずらすとかしなければ大丈夫そうだ。マアマアの出来だった。
画像
 後日談だが「FIRESIDE」というカタログ雑誌(ファイアーサイド株式会社)を見ていたら「ログラック」として 美観で堅牢なものがすでに売られていた。どこかでこのようなものを見たことがあり それが印象として残っていて 廃品の山の中で衣裳ラックが目に留まったのだろう。よくあることではある。



<<
>>




 ABOUT
Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

性別
年齢60代以上
エリア清水町
属性個人
 カウンター
2019-05-16から
516,365hit
今日:99
昨日:451


戻る