6. たき火 Outside wood fire(86)
2024年6月19日(水)
薪の移設と保管 新方法を試す

昨年の今頃は木こりと薪割りをやっていた。出来た薪は手稲にある作業場の一角をお借りして保管・乾燥していたのだが 契約満了で移動せざるを得なくなった。ちなみに薪の乾燥具合は十分になっていた。引っ越し先はいろいろ探したが 結局 江別・野幌の友人S宅の屋敷森になった。
この際なので新しい乾燥・保管方法を試すことにした。まず頂き物のパレットを水平に置き 薪を積み始めた。
高さ1.4mまで積んだ。これで0.8x0.8x1.4 m3なのでほぼ1立米になる。
このユニットが4個で 4立米程度の薪が手元に残ったことになる。十勝ヒュッテだけの使用なら2年分はあるかも。
この保管・乾燥方法は友人K氏の薪製造NPOで教えていただいたものだ。上部だけをシートで被えば雨水防止・乾燥・防虫ができるとのこと。特に薪小屋は必要ないらしい。冬もこのままというのは驚きで 雪の少ない苫小牧のためかもしれないが とにかく同じ方法を試すことにした。
この際なので新しい乾燥・保管方法を試すことにした。まず頂き物のパレットを水平に置き 薪を積み始めた。



2024年5月21日(火)
薪棚の作製 マアマアの出来

十勝ヒュッテの薪ストーブの横には薪を入れたペール缶(エンジンオイル缶の再利用)が複数集まって場所を取るし美観もよろしくない。何とかせねばと考えていたら 知り合いの廃品ヤードで衣裳ラックが目に留まった。衣類を掛けたハンガーをぶら下げるアレだ。これは使えるかもとお譲りいただいて ヒュッテに持ち込んで高さをカット・さび止め・黒塗装をした。85h x 80k x 30lセンチ。
ストーブの横に置いてみると結構決まっていた。これなら冬でも2~3日分の薪は置けるだろう。ただ 元が家庭用簡易ラックなので 薪の重量が心配だが 横にずらすとかしなければ大丈夫そうだ。マアマアの出来だった。
後日談だが「FIRESIDE」というカタログ雑誌(ファイアーサイド株式会社)を見ていたら「ログラック」として 美観で堅牢なものがすでに売られていた。どこかでこのようなものを見たことがあり それが印象として残っていて 廃品の山の中で衣裳ラックが目に留まったのだろう。よくあることではある。


2024年4月4日(木)
薪の乾燥はだいぶ進んだ

ヒュッテ生活にとって薪は生命線の一つなので 昨年の春から夏にかけては札幌の借地でせっせと薪づくりをした。あれからほぼ一年が経過したので新しかった木でも乾燥が進んでいる。今年の夏には問題なく焚ける水分量(10%レベル)まで下がるだろう。
この一角はニレノキで これも良いレベルまで乾燥が進んでいるようだ。前後二列積みなので量は2立米を越える。ひょっとして外販できるかもしれない。
この一角はヤチダモで 薪割り前に二年経過だったので 昨シーズンは主力の薪として活躍してくれた。質のいい薪が2立米程度は残っている。
昨年は一所懸命に薪を作ったら結構な量が出来て「薪ビジネスを始める」ことを目論んだが 原木輸送・保管場所の地代・ガソリン代・市内への配送費を出すと「労賃も出てこない赤字事業モデル」とわかって挫折した。薪ビジネスは恵まれた条件でのサイドビジネスでのみ成立することが判明した(笑)。それぐらい単価が低いのが一般的で 時々スエーデン薪や本州薪が売られているのを見るが どんなに品質が素晴らしくてもエネルギーとお金の無駄と思う。
現在の保管場所は6月一杯で契約が切れるので 薪の全量を引っ越すのはかなり大変な作業だろう。一方 十勝ヒュッテには別途にイチイの玉切りがトン袋で8ツもあるので 今年は薪割り機をこちらに運んで来て作業をしたい。これまた大変なことだ。


昨年は一所懸命に薪を作ったら結構な量が出来て「薪ビジネスを始める」ことを目論んだが 原木輸送・保管場所の地代・ガソリン代・市内への配送費を出すと「労賃も出てこない赤字事業モデル」とわかって挫折した。薪ビジネスは恵まれた条件でのサイドビジネスでのみ成立することが判明した(笑)。それぐらい単価が低いのが一般的で 時々スエーデン薪や本州薪が売られているのを見るが どんなに品質が素晴らしくてもエネルギーとお金の無駄と思う。
現在の保管場所は6月一杯で契約が切れるので 薪の全量を引っ越すのはかなり大変な作業だろう。一方 十勝ヒュッテには別途にイチイの玉切りがトン袋で8ツもあるので 今年は薪割り機をこちらに運んで来て作業をしたい。これまた大変なことだ。
2024年2月26日(月)
薪ストーブ用の焚付の作り方

薪ストーブの焚き付け作りは細かくて注意が必要なので 実は結構面倒な作業だ。
ご近所のYさん宅を訪問した時に「溝と添え木を付けた丸太」を見かけた。用途を聞いたら「これは焚き付けを作る道具だよ」とのこと。実演してもらったら 手斧をひっくり返して溝に固定して 着火し易い木を置いて上から叩く。この方法だと焚き付けの厚さを確実にコントロールできるので簡単・安全だ。Yさんは「キャンプ用の薪づくり器具を参考にした」と言っていた。
自分は手斧ではなく鉈を使って焚き付けを作っていたが 安全性に心配があった。Yさんの方法だと高い安全性で焚き付けを作ることができる。以上 許可を得たので紹介します。
ご近所のYさん宅を訪問した時に「溝と添え木を付けた丸太」を見かけた。用途を聞いたら「これは焚き付けを作る道具だよ」とのこと。実演してもらったら 手斧をひっくり返して溝に固定して 着火し易い木を置いて上から叩く。この方法だと焚き付けの厚さを確実にコントロールできるので簡単・安全だ。Yさんは「キャンプ用の薪づくり器具を参考にした」と言っていた。

2023年10月27日(金)
ストーブの初焚き 今年は9/21だった

忘れブログで恐縮だが 今年のストーブ初焚きは9/21だった。私の場合 室温が15℃を下回るとストーブが恋しくなるが 昨年の初焚きは9月第一週だったので やはり『今年は暖かかった』といえるだろう。燃え上がる炎を見ると救われる感じがする。
この時期は道端のイタドリが枯れ始める頃になる。
今年は札幌で薪を売るほど作ったので 後は運ぶだけでいい。薪の心配をしないで好きなだけ焚ける。
このヨツールの縦型ストーブは耐熱ガラスの窓がないので 炎が見えないのが難点だ。それでも遠赤外線が出ているのを感じる。やはり『薪ストーブはヒュッテの主人公』だ。


