6. たき火 Outside wood fire(84)


202444(木)

薪の乾燥はだいぶ進んだ


薪の乾燥はだいぶ進んだ

 ヒュッテ生活にとって薪は生命線の一つなので 昨年の春から夏にかけては札幌の借地でせっせと薪づくりをした。あれからほぼ一年が経過したので新しかった木でも乾燥が進んでいる。今年の夏には問題なく焚ける水分量(10%レベル)まで下がるだろう。
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 この一角はニレノキで これも良いレベルまで乾燥が進んでいるようだ。前後二列積みなので量は2立米を越える。ひょっとして外販できるかもしれない。
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 この一角はヤチダモで 薪割り前に二年経過だったので 昨シーズンは主力の薪として活躍してくれた。質のいい薪が2立米程度は残っている。
 昨年は一所懸命に薪を作ったら結構な量が出来て「薪ビジネスを始める」ことを目論んだが 原木輸送・保管場所の地代・ガソリン代・市内への配送費を出すと「労賃も出てこない赤字事業モデル」とわかって挫折した。薪ビジネスは恵まれた条件でのサイドビジネスでのみ成立することが判明した(笑)。それぐらい単価が低いのが一般的で 時々スエーデン薪や本州薪が売られているのを見るが どんなに品質が素晴らしくてもエネルギーとお金の無駄と思う。
 現在の保管場所は6月一杯で契約が切れるので 薪の全量を引っ越すのはかなり大変な作業だろう。一方 十勝ヒュッテには別途にイチイの玉切りがトン袋で8ツもあるので 今年は薪割り機をこちらに運んで来て作業をしたい。これまた大変なことだ。



2024226(月)

薪ストーブ用の焚付の作り方


薪ストーブ用の焚付の作り方

 薪ストーブの焚き付け作りは細かくて注意が必要なので 実は結構面倒な作業だ。
 ご近所のYさん宅を訪問した時に「溝と添え木を付けた丸太」を見かけた。用途を聞いたら「これは焚き付けを作る道具だよ」とのこと。実演してもらったら 手斧をひっくり返して溝に固定して 着火し易い木を置いて上から叩く。この方法だと焚き付けの厚さを確実にコントロールできるので簡単・安全だ。Yさんは「キャンプ用の薪づくり器具を参考にした」と言っていた。
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 自分は手斧ではなく鉈を使って焚き付けを作っていたが 安全性に心配があった。Yさんの方法だと高い安全性で焚き付けを作ることができる。以上 許可を得たので紹介します。



20231027(金)

ストーブの初焚き 今年は9/21だった


ストーブの初焚き 今年は9/21だった

 忘れブログで恐縮だが 今年のストーブ初焚きは9/21だった。私の場合 室温が15℃を下回るとストーブが恋しくなるが 昨年の初焚きは9月第一週だったので やはり『今年は暖かかった』といえるだろう。燃え上がる炎を見ると救われる感じがする。
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 この時期は道端のイタドリが枯れ始める頃になる。
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 今年は札幌で薪を売るほど作ったので 後は運ぶだけでいい。薪の心配をしないで好きなだけ焚ける。
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 このヨツールの縦型ストーブは耐熱ガラスの窓がないので 炎が見えないのが難点だ。それでも遠赤外線が出ているのを感じる。やはり『薪ストーブはヒュッテの主人公』だ。



2023714(金)

スエーデントーチの値段 材質・仕上げ・用途で変わる


スエーデントーチの値段 材質・仕上げ・用途で変わる

 最近のキャンプではスエーデントーチが大流行だ。元々はキャンパーが自作して楽しんでいたようだが 最近はどこのアウトドアショップでも売っている。今回の薪作りで自作を試みたが 値段がわからないので調査してみた。
 これは十勝清水の遊び小屋コニファーの針葉樹ウッドキャンドル。シンプルで標準的な形で値段は1200円。(右の陰にはすごく短いのがあった)

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 日高町の道の駅では道産カラマツで やや短くて800-900円。(点火用の割りばしが突っ込んであった)

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 今回自作したスエーデントーチ。右はヤチダモ(広葉樹) 中央はニレ(広葉樹)で 左は新規伐採の名称不明の広葉樹(キハダ?)だ。サイズは径が約20で長さ35~45センチ。

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 ヤチダモについては十分に乾燥しているようだ。

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 水分計では10%程度だった。

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 販売状況を調べてみた。広く楽天やアマゾンでも販売されていて一本当たり800~3000円のようだ。材質・仕上げ・用途で変るのだろう。針葉樹・広葉樹・照明・炊事・暖房といろいろだ。
 今回 自家製の余分なものをオークションに出してみようと思う。「薪類は基本的に地産地消」なので 帯広・札幌の近隣で配達付きでないと売れないだろう。最適はキャンプ場だが。
 先日「苫小牧の薪作りプロジェクト」を訪問した時にスエーデントーチの話を出したら 「みんなチェーンソーを持ってるから 自分で作るよ」と言われた。全くその通りだ。しかし 必要なキャンパーがいることも確かだ。



2023713(木)

自作スエーデントーチの燃焼試験


自作スエーデントーチの燃焼試験

 2年前に若者達が白樺を倒した時に作ったスエーデントーチが出て来た。未完成の感はあるが 乾燥は十分なので燃焼テストをしてみた。テストは焚火スペースで。切り込みの深さが気になる。

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 一般にトーチの点火は簡単で 火をつけた割りばしなどを差し込めばOKだ。今回は白樺の樹皮(カンビ)を割れ目に入れた。これは点火2分後。

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 5分後。着火は十分で燃え上がる。

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 13分後。燃焼は順調なので ポットをのせる。

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 26分後。ダッチオーブンをのせる。

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 32分後 順調に沸きあがる。

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 66分後。オキは十分にある。夜なら明りとしても使える。

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 88分後。まだ火は残っていて寿命も十分あるようだ。

 普通は柱が4本できれいに燃え尽きるのだが このトーチは柱が不揃いで切り込みも浅すぎたようだ。下から10センチぐらいまで切れ目を入れると最良になるだろう。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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