6. たき火 Outside wood fire(84)


2022920(火)

秋のマキ割(1) だいぶ進んだが


秋のマキ割(1) だいぶ進んだが

 9月の連休の一回目 メンバーのYさんとMさんが来訪して 今秋一回目のマキ割をしてくれた。
 今回は柱の半端材が多かったが 建材はパカッと割れやすい反面 針葉樹なのでパッと燃え尽きてしまうのが難点だ。当然 火持ちは悪い。

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 小屋にある1年以上乾燥したマキはこれだけしか残っていなかった。三列に並べるが 残量は20%位だろう。

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 今回 割ってもらった建材を加えるとマア半分弱になった。ここの三列がすべて上まで埋まらないと来年の春までのストーブにはとても足りない。次のマキ割が進むことを期待したいが。



2022919(月)

復活した露天五右衛門風呂


復活した露天五右衛門風呂

 近くのキャンプ場のコニファーで 露天五右衛門風呂が復活した。これは以前からあったのだが お湯を作るのに時間と莫大な燃料が必要なため シートをかぶせてお蔵入りになっていたらしい。この度 風呂愛好家のMさんを中心に復活委員会ができたとのこと。十勝清水・旭山は近くに温泉施設が無いので キャンパーにとっては大助かりだ。

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 構造は至って簡単。左側のお湯タンクに下から薪で温めて大量のお湯を作り 右側の石に埋め込んだ五右衛門風呂にお湯を入れて 水道水で温度を調整する。風呂釜を直接加熱しないので 普通の五右衛門風呂のように釜が熱くなることは無い。

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 五右衛門風呂の直径は約80cmなので 意外にゆったりできる。

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 温度はぬるめの適温。この通り 足を延ばしてリラックスできた。
 回りはモミジと広葉樹の植え込みで 紅葉の季節はきれいだろう。欲を言えばゴツゴツしない平面の洗い場スペースが欲しい。

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 他に お湯タンクで 下から直焚きする。煙突は無い。廃材をぼんぼん燃やす。お湯の量にもよるが 半分で2時間位かかるそうだ。
 着替えは横にある脱衣所で。
 風呂好きのMさんはテントサウナを買って小川のそばに設置していた。

 五右衛門風呂はいたずら好きの大人にはもってこいのアイテムだ。今回 ラッキーにも入れてもらうことが出来きたので 要領がつかめた。これで十勝ヒュッテの五右衛門風呂を自信をもって着手できる。



2022914(水)

天気の良い午後は温泉とBBQ


天気の良い午後は温泉とBBQ

 9/7は天気が良く 暑いくらいだった。作業は早々に切り上げて 「午後は温泉とBBQ」と決めた。

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 温泉は久々にオベリベリの「水光園」へ。片道40分もかかってしまう。ここはロケーションが良いためか 昼間でもお客は多かった。露天風呂でゆっくりした後 芽室で買い出しをしてヒュッテに戻って来た。

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 午後4時前に焚火を開始。風も無く快適。

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 焚き火台でBBQをする。炭を焚火の中に放り込むので 着火に時間はかからない。今回はご近所の I さんと2人だけなのでささやかな量だ。
 レンコンの網焼きを試みたが 乾燥しておいしくはなかった。イモのようなフォイル巻きなら良かっただろう。

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 話は盛り上がって7時過ぎに終了。「秋で陽が短くなり あたりは真っ暗だが 虫もいなくなったので快適だ」。
 クリスマスのイルミネーションは外すのが面倒なのでそのままだが 夜はそれなりにきれいだ。
なかなか楽しい半日だった。



2022912(月)

ダッチオーブンの掃除・再生・保管


ダッチオーブンの掃除・再生・保管

 アウトドアの焚火・炊事は楽しいが 後始末が大変だ。特にダッチオーブンは手がかかる。
 赤錆が付いたダッチオーブンが出て来たので この再生を試みた。まずは焚火の中に入れて加熱した。軽度のサビならこれで再生できるはずだが 今回はダメそうだ。

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 金属タワシでこすると 写真のように赤錆が浮いてきた。こりゃだめだ。

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 磨き込んでから 植物油を軽く塗り 再加熱した。

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 再び植物油を塗ったら マアマアになった。これでサビは進まないで長期保管できるだろう。

以下にまとめると
1) 「ダッチオーブンの黒色は耐熱塗料ではなく 意図的に作った黒錆び(Fe3O4)とカーボン(C)の保護膜」と考えてよい。
2) この膜の強度は万全ではないので 掃除の時に表面を傷つけると 簡単に赤錆び(Fe2O3)が出てしまう。
3) 赤錆は結晶水を含む不安定型で いったん付くとどんどん広がるので厄介だ。原理的には空気中で加熱すると安定型の黒錆びになるはずだが 高温と長時間が必要だ。
4) 簡単な再生法は 赤錆を落として植物油を塗ってから加熱する。
5) 使い終わったら 金タワシなどを使わずに「きれいに水洗いして 乾燥(加熱)後に植物油を塗って保管する」。

補足: いろいろな鋳鉄製ダッチオーブンが数社から出ているが ポイントはフタ・本体のすり合わせだ。加熱中に圧力がかかり圧力釜のようになるので 表面仕上げの精度は重要だ。(私見だが)国内メーカーだとCaptain StagよりはLogosの方がはるかに上質だ。サイズは好みと用途にもよるが 25センチ径位が使いまわしが良くておススメだ。30センチ以上のものは重いので落としたら大変なことになると思う。アルミ合金製のダッチオーブンもあるが 抜群の伝熱性とサビなしだが アルミが体内に入りすぎると害という話もあるので私は使わない。



202246(水)

鹿モモ肉のセミ生ハム(4) 完成・試食


鹿モモ肉のセミ生ハム(4) 完成・試食

 低温燻製したシカのモモ肉を物置で低温熟成していた。15週間経過して熟成・乾燥は十分と判断したので一部を切って試食をした。
 筋があって固いのかなと予想していたが サクサクの干し肉状になっていた。例えて言うとポーラスな鰹節の感じ。塩味も適当で上品な味わいだった。これなら酒のつまみに最適だし 長期保存食にもなるだろう。生ハムにしたいなら熟成期間は半分の2か月程度が良いのかもしれない。まずは大成功で 来シーズンの製造に道が付いたと思う。なお シカ肉を頂いた方によると このモモ肉は前脚だそうだ。
 方法をまとめると
①下ごしらえ: ソミュール漬け(塩/砂糖/醤油/日本酒/粉末ダシ/ニンニク)7日間 塩抜き(流水で一晩) 風乾(4時間)
②燻蒸: 普通の低温燻蒸。80℃を目標に90分
③生ハム: 0℃以下で2か月程度ぶら下げ乾燥・熟成 適当にアルコール吹き。
④ドライ肉: 0℃以下で更に2か月程度ぶら下げ乾燥・熟成 適当にアルコール吹き。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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