9. 周辺の見どころ(254)


2023825(金)

長沼の道の駅「マオイの丘公園」北海道屈指


長沼の道の駅「マオイの丘公園」北海道屈指

 札幌と十勝を結ぶ国道274で最も整備されている道の駅は長沼の「マオイの丘公園」だ。お盆のシーズンにも立ち寄った。ここのセンターハウスに入っているピザ屋は有名とか。また夕日の眺めはきれいだそうだ。

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 長沼町の地図。真っ平らな耕作地と東側になだらかな馬追丘陵があることがわかる。

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 農業地域のため ファーマーズマーケットはさすがの充実だ。

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 夏も後半になったのでトウキビは安くておいしそうだ。

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 メロンも少なくなって来たし もう捨て値かもしれない。

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 出たぞ地元のタマネギ。

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 最近まで木こりをやっていたので ついついキャンプ薪に目がいってしまう。持ち上げてみたが 残念な質だった。

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 この道の駅の隣りには「ディアフィールドホテル」があるのが特徴。千歳空港からは高速道路並みの国道337で20分もかからないので 空港レンタカーの旅行者には向いているだろう。平野の眺めもいい。総合的に見てこの道の駅は北海道屈指と思う。



2023823(水)

音更の「丸美が丘温泉」に宿泊


音更の「丸美が丘温泉」に宿泊

 以前より音更の「丸美が丘温泉」のお湯が気に入っていたが 今回 家族で宿泊した。もちろんお湯は言うことは無く 特に低温の湯舟は適温でアワ着きも良くて最高だ。

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 宿泊が素泊まりだけなのと 門限が夜11時から翌日7時まであるのはちょっとつらい。部屋は「思い切り昭和ノスタルジー」なので 評価が別れると思う。

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 建物の裏側に家族風呂があった。1時間千円だが 結構混んでいるらしい。

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 広い敷地の一番奥に小さい祠があった。ここが泉源のようだ。横には比較的新しめの櫓とタンク。多分ガス抜き設備だろう。

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 朝の開店前に経営者のおばあさんのお話を伺うことが出来た。40年前に本館を建てて 宣伝は一切しないでやってきた。「バイクライダーの口コミ」で次第にお客が増えて来たとのこと。現在はパートの従業員の他に 娘さんとそのご主人(外国人のようだが日本語は問題なし)でやっているとのこと。
 お湯のアワ着きのことを聞いたら「本当はあの何倍も泡が付くのだが 町(保健所)の指示でガス抜きをしないといけなくなった」と言っていた。ガス抜きなし(おそらくメタンガス)に入りたいものだ。

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 以前に来た温泉マニアの大阪の弁護士さんが最近本を書いたので送ってくれたそうだ。かなり分厚い本格的な温泉本だ。

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 この温泉も大きく紹介されている。パラパラめくってみたら 言わゆる源泉かけ流しや秘湯が満載だった。一度この本を探してみたい。



2023722(土)

旭川の「らーめん蜂屋」創業店 つい寄ってしまう


旭川の「らーめん蜂屋」創業店 つい寄ってしまう

 旭川を通ったら旭川ラーメン! かねてから生姜ラーメンに行きたいと思っていたが その日は定休だった。困ったなと思いながら「らーめん蜂屋」創業店へ。カーナビに従い駐車場から入る。

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 メニュー。若干値上がりしたと思うが このご時世仕方ないか。

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 いつもの醤油ラーメンを選択。煮干しも含んだおいしいダシで旭川ラーメンの標準だろう。麺は余り歯ごたえの無いのが特徴と言えば特徴かも知れないが とにかくおいしくいただいた。

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 いつものお店の雰囲気。

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 もう一つの出入口から出てみると 何と飲食街だ。こちらが正面の出入口で いつものは駐車場への通用口なのに気が付いた。

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 飲食街の表通りはちゃんとしている。「5.7小路ぶらりーと」と言うらしい。焼肉屋さん・居酒屋さんなどなど。国道の北側で買物公園の延長の次のブロック。至便の場所だ。次回はこちらの飲食街を試してみるか。



2023721(金)

平取の二風谷コタン(2) 他にもある


平取の二風谷コタン(2) 他にもある

 マンホールの蓋を見て「平取の町の花はスズラン」なのに気が付いた。なるほどと納得だ。

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 国道237の沿線には庭石屋だ多い。これは日高山脈西側は変成岩が豊富で 値段の高い銘石がたくさん出るためらしい。実はこの通りを挟んだ東側にもアイヌ文化関係の施設がたくさんある。

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 アイヌ料理店横のゆるい坂を東に登ると「平取町アイヌ工芸伝承館ウレシパ」「二風谷生活館」さらには「萱野茂二風谷アイヌ資料館」がある。

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 これはウレシパだ。町営の施設らしい。

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 中に入ると ちょうど昼休みだったのか誰もいなかったが アイヌ工芸の体験学習らしい。

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 催事の飾りを作っているようだ。

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 各コースの説明があった。

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 作業スペースは広くて明るい。

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 アイヌの伝統織物のアッシの展示・販売もあった。

 今回は残念だが一番奥の萱野茂アイヌ資料館には行けなかった。このように平取のアイヌ文化の施設はたくさんあるが 国道で分断されているのと 運営が町・国・民間と異なるので「良く言えばそれぞれが個性的」だが 「重複もありバラバラ感もある」。このへんは「白老のウポポイ」と異なり今後の課題かも知れない。



2023720(木)

平取の二風谷コタン 充実した施設


平取の二風谷コタン 充実した施設

 十勝ヒュッテから札幌へ戻る途中 日勝峠を下り日高町から国道237で平取町に出た。このルートは何度か通ったがアイヌコタンは通り過ぎていた。天気が良く 時間的ゆとりもあったので「二風谷コタン」を探訪してみた。写真の案内板のようにいくつかの施設があり アイヌ家屋の屋外展示が点在する構成だった。

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 広い構内を反時計方向に回る。最初は「北の工房つとむ」という工芸製作・販売のお店だ。一角に工具がびっしりの作業場があった。左の手前はクマの手の彫刻で 鋭い爪がリアルだ。最近道東を荒らしている「オソ-18」はこんなのかも知れない。

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 お休み処から見た家(チセ)。右手は高床式の物置のようだ。

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 お休み処の内側を眺めると 屋根の構造がよくわかる。

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 丸太船の保管庫とチセの裏側。チセの裏側には窓が無いことに気が付く。

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 高床式の倉庫とクマのオリ。倉庫はわかるが クマはどのように入れるのか。犬のように言うことを聞いて入ってくれるわけはないので不思議だ。

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 これは水流利用の臼・杵(自動製粉機)。もちろん米文化ではないので 麦か木の実を製粉していたのかな。

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 構内にある「平取町アイヌ文化情報センター」。伝統工芸品の展示のようだ。

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「沙流川歴史館」は沙流川の展望が素晴らしい。ダム工事に伴って出来た施設らしい。

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「二風谷アイヌ文化博物館」はメインの施設のようで展示物多数。

 暑い日だったこともあるのか 余り人がいなかった。途中のお店の方のお話を伺ったら「(白老に)ウポポイが出来たのでお客は減ったが 食べていけるのでこのままでいいよ」とのこと。なるほどそうも考えもあるなと思った。何れにしろゆっくり見学できた。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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