9. 周辺の見どころ(246)
2022年7月7日(木)
鹿追の然別峡野営場・鹿の湯 素晴らしい
9. 周辺の見どころ×246
十勝ヒュッテに来た友人が次の日は「然別峡のキャンプ場」というので ご一緒した。ここの「鹿の湯」は多分10年ぶりの訪問だろう。
キャンプ場は7/1にオープンしたとのこと。こんなに広くてきれいで混んでいないし 「キャンプ場に無料の天然温泉」があるなんて 北海道広しと言えどもここだけ 唯一無二の場所だ。キャンプは一人250円 温泉のみは無料。信じられない。
キャンプ場の奥の「鹿の湯」に向かう。見えてきたシイシカリベツ川はいつもより増水しているようだ。最近の梅雨模様のせいだろう。濡れないように川端を回り込んだ。
鹿の湯には湯舟が3つあり 2番目が大きくて真ん中に岩がある。この日は実に適温だった。手前の1番目はやや高温 奥の3番目はかなり熱いという具合だった。
手前には材木とトタン板の残骸。ここにあった脱衣スペースが崩れたらしい。しかし 貸し切り状態なので着替えは全く問題ない。ただし沢筋なので 「裸でもたもたしているとアブに刺される」が ここの名物でもある。今回は多くは無かったがそれでもやられた。もう少し気温が低い時期なら良いのだろうが 虫も自然環境の一部だから仕方がない。
入浴を十分に楽しんでキャンプ場に戻る。水場は水質検査中で使えないとのこと。とは言え 沢水は煮沸すれば問題ないので 使っている人も当然いた。
ここはテントサイトまで車を乗り入れられないので 事務所横の駐車場からリアカーで荷物を運ぶシステムだ。この方がテントサイトは快適になるだろう。(最近 オートキャンプ場が雨後のタケノコのように作られているが もちろん便利なのだが 自然を楽しむなら車を乗り入れない方が良い。)
まだ学齢前の女の子がお父さんの引くリアカーに乗せてもらっていた。これは本当にいいことだ。この子にとっては一生記憶に残るだろう。自分は子供に何をしてやれたのか反省してしまった。
帰りがけに菅野温泉をのぞいてみた。ここもまた良い温泉だが。次回にした。
このキャンプ場・鹿の湯・菅野温泉までは最後の分岐から14kmあるが 道々は深緑なので 天気が良ければひんやりとする良いドライブコースでもある。時には鹿とも(クマも)遭遇できるようだ。
(十勝ヒュッテから60km 約1時間)
キャンプ場は7/1にオープンしたとのこと。こんなに広くてきれいで混んでいないし 「キャンプ場に無料の天然温泉」があるなんて 北海道広しと言えどもここだけ 唯一無二の場所だ。キャンプは一人250円 温泉のみは無料。信じられない。
キャンプ場の奥の「鹿の湯」に向かう。見えてきたシイシカリベツ川はいつもより増水しているようだ。最近の梅雨模様のせいだろう。濡れないように川端を回り込んだ。
鹿の湯には湯舟が3つあり 2番目が大きくて真ん中に岩がある。この日は実に適温だった。手前の1番目はやや高温 奥の3番目はかなり熱いという具合だった。
手前には材木とトタン板の残骸。ここにあった脱衣スペースが崩れたらしい。しかし 貸し切り状態なので着替えは全く問題ない。ただし沢筋なので 「裸でもたもたしているとアブに刺される」が ここの名物でもある。今回は多くは無かったがそれでもやられた。もう少し気温が低い時期なら良いのだろうが 虫も自然環境の一部だから仕方がない。
入浴を十分に楽しんでキャンプ場に戻る。水場は水質検査中で使えないとのこと。とは言え 沢水は煮沸すれば問題ないので 使っている人も当然いた。
ここはテントサイトまで車を乗り入れられないので 事務所横の駐車場からリアカーで荷物を運ぶシステムだ。この方がテントサイトは快適になるだろう。(最近 オートキャンプ場が雨後のタケノコのように作られているが もちろん便利なのだが 自然を楽しむなら車を乗り入れない方が良い。)
まだ学齢前の女の子がお父さんの引くリアカーに乗せてもらっていた。これは本当にいいことだ。この子にとっては一生記憶に残るだろう。自分は子供に何をしてやれたのか反省してしまった。
帰りがけに菅野温泉をのぞいてみた。ここもまた良い温泉だが。次回にした。
このキャンプ場・鹿の湯・菅野温泉までは最後の分岐から14kmあるが 道々は深緑なので 天気が良ければひんやりとする良いドライブコースでもある。時には鹿とも(クマも)遭遇できるようだ。
(十勝ヒュッテから60km 約1時間)
2022年6月11日(土)
帯広の地域マガジンは充実
9. 周辺の見どころ×246
この間 アサヒ湯に行ったら地域マガジン(ミニコミ誌? フリーペーパー?)が何種類か置いてあり 何れも魅力的だった。「どこで手に入るでしょうか?」とつい聞いてしまった。「定期的に新聞と一緒に来ますよ」との返事。調べたらソーゴー印刷や十勝毎日(勝毎)で作っているらしい。
「月刊しゅん」や「Chai」は日常的話題や食べ処などが充実している。
「十勝の大百科2020」や「.doto」は本格的な案内で非常に良い出来だ。十勝を知りたい人には大いに役に立つ。
他に「帯広温泉倶楽部 総集編」というのもあった。今どきはインターネットで検索すれば記事は読めるが 印刷物を手元に置きたくなる出来だった。
帯広市の人口は16.5万人だそうだが もっと多いイメージがある。でも 地域マガジンは人口以上に充実しているのはまちがいない。「十勝は独自の文化圏」とよく言われるが この地域マガジンの充実はその一例かもしれない。
帯広は文字通り「広々とした快適な街」なので 人口が増えるとさらにいいと思う。大学がもっとあってもいいし 情報系なら街中心部の再開発にもピッタリだろう。やはり移住者が増えるといいな。北海道はもともと開拓者で出来ているので 受け入れの素地は十分にある。
「月刊しゅん」や「Chai」は日常的話題や食べ処などが充実している。
「十勝の大百科2020」や「.doto」は本格的な案内で非常に良い出来だ。十勝を知りたい人には大いに役に立つ。
他に「帯広温泉倶楽部 総集編」というのもあった。今どきはインターネットで検索すれば記事は読めるが 印刷物を手元に置きたくなる出来だった。
帯広市の人口は16.5万人だそうだが もっと多いイメージがある。でも 地域マガジンは人口以上に充実しているのはまちがいない。「十勝は独自の文化圏」とよく言われるが この地域マガジンの充実はその一例かもしれない。
帯広は文字通り「広々とした快適な街」なので 人口が増えるとさらにいいと思う。大学がもっとあってもいいし 情報系なら街中心部の再開発にもピッタリだろう。やはり移住者が増えるといいな。北海道はもともと開拓者で出来ているので 受け入れの素地は十分にある。
2022年6月5日(日)
静内の北大研究牧場の道産子
9. 周辺の見どころ×246
5/8に報告済みの静内研究牧場の馬は「色とりどりで 明らかにサラブレッドでもないし一体何だ?」と思っていたが 実は「道産子」とのこと。最近 NHK TVの特集でも紹介されていた。
たまたまだがここで卒業論文を書いたという農学部の卒業生から話を伺うことが出来た。「道産子」は近年少なくなっているので この研究牧場がその保存センターの役割を果たしているらしい。また 種が偏ってしまうので 種馬は3年程度で定期的に入れ替えているそうだ。
たまたまだがここで卒業論文を書いたという農学部の卒業生から話を伺うことが出来た。「道産子」は近年少なくなっているので この研究牧場がその保存センターの役割を果たしているらしい。また 種が偏ってしまうので 種馬は3年程度で定期的に入れ替えているそうだ。
2022年5月11日(水)
様似町のアポイ岳ジオパーク 一見の価値あり
9. 周辺の見どころ×246
4/29にアポイ岳ジオパークに立ち寄った。
日高山脈の最南端部のアポイ岳付近では 地下深くのマントルからできる橄欖(かんらん)岩が露出しており 固有種の高山植物も生育し 国の特別天然記念物に指定されている。一度は行きたいとと思っていた。
アポイ岳登山は花がきれいで良いハイキングコースと言われるが 最近の腰痛ではそれもかなわない。その意味でもこの「アポイ岳ジオパーク」は良いところだった。
内部にはアポイ岳近くのジオラマや日高山脈の解説。更にはアポイ岳に固有な植物の解説・展示があった。
ジオパーク施設は各地にあるが ここは優れていると思う。一度訪問されることをおススメする。ただ 十勝からはやや遠いのが玉に瑕かも知れないが。
日高山脈の最南端部のアポイ岳付近では 地下深くのマントルからできる橄欖(かんらん)岩が露出しており 固有種の高山植物も生育し 国の特別天然記念物に指定されている。一度は行きたいとと思っていた。
アポイ岳登山は花がきれいで良いハイキングコースと言われるが 最近の腰痛ではそれもかなわない。その意味でもこの「アポイ岳ジオパーク」は良いところだった。
内部にはアポイ岳近くのジオラマや日高山脈の解説。更にはアポイ岳に固有な植物の解説・展示があった。
ジオパーク施設は各地にあるが ここは優れていると思う。一度訪問されることをおススメする。ただ 十勝からはやや遠いのが玉に瑕かも知れないが。
2022年5月8日(日)
静内の北大研究牧場 見学も面白いと思う
9. 周辺の見どころ×246
北大は札幌農学校が起源なので 農学部は規模は決して大きくは無いのに演習林も含めた広大な関係施設を持っている。最近は「北方生物圏フィールド研究センター」として演習林(苫小牧・天塩・雨竜など)や臨界実験所(厚岸・室蘭など)を含めて再編成された。その一つが「静内研究牧場」だ。この中には実習のための各種設備や宿泊施設が含まれている。
こんなこともあり 私は農学部とは直接関係は無かったが 共同利用として研究室の夏のゼミに使わせてもらったことがある。さすが農学部の施設は立派だなと感心したのを思い出した。今回は静内の桜並木の見物に行ったついでに再訪してみた。
入口は静内桜並木の東端の龍雲閣からやや北側にある。牧場の中をしばらく進むと管理棟があり 宿泊施設でもある。
愛犬シュバは下半身が不随なのだが 車に乗っても動物や重機に向かっては良く吠える。特に牛と馬に対して激しい。静内の牧場街に入ってからはうるさくてたまらなかった。この研究牧場も両サイドには馬が放牧されているので 吠えまくっていた。
ここの馬は牧場街のサラブレッドとは明らかに違う種類だ。道産子を主体に育成しているそうだが 白系・茶系・黒系と様々な色がいる。機会があれば一度訪問することもアリだ。もちろん研究・教育施設なので無断立ち入りは不可だが 電話で事前に相談すれば可能と思う。もちろん牧場防疫のための処置が必要で ペット同伴も不可だろう。
こんなこともあり 私は農学部とは直接関係は無かったが 共同利用として研究室の夏のゼミに使わせてもらったことがある。さすが農学部の施設は立派だなと感心したのを思い出した。今回は静内の桜並木の見物に行ったついでに再訪してみた。
入口は静内桜並木の東端の龍雲閣からやや北側にある。牧場の中をしばらく進むと管理棟があり 宿泊施設でもある。
愛犬シュバは下半身が不随なのだが 車に乗っても動物や重機に向かっては良く吠える。特に牛と馬に対して激しい。静内の牧場街に入ってからはうるさくてたまらなかった。この研究牧場も両サイドには馬が放牧されているので 吠えまくっていた。
ここの馬は牧場街のサラブレッドとは明らかに違う種類だ。道産子を主体に育成しているそうだが 白系・茶系・黒系と様々な色がいる。機会があれば一度訪問することもアリだ。もちろん研究・教育施設なので無断立ち入りは不可だが 電話で事前に相談すれば可能と思う。もちろん牧場防疫のための処置が必要で ペット同伴も不可だろう。