9. 周辺の見どころ(246)


2022313(日)

雪解けの塘路湖


雪解けの塘路湖

 3月9日に釧路から北上して弟子屈・川湯を目指した。ルートは標茶か鶴居村経由の2つがあるそうで それぞれ塘路湖か丹頂鶴がポイントだそうだ。今回はJR釧網線に沿った標茶ルートにした。
 釧路湿原の端を通り丘を登り下りしながら進むと 塘路湖が見えてきた。ビジターセンター近くの湖畔に行くと 沖に釣りテントが一張り残っていたが 岸辺の氷は融けていた。誰もいないシーズンオフだった。しかし すごい快晴だ。

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 この国立公園は文字通り湿原と思っていたが 実はいくつかの湖沼を含む広大な領域なのを初めて理解した。やはり来てみないとわからないものだ。

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 先に進んで シラルトロ沼あたりからは阿寒の山だろうが雪山の先っぽが見えた。
 標茶の街を通り過ぎて北上を続けたら 牧場やミルク工場が現れた。このあたりは中小規模の酪農地帯のようだ。
 このルートは大昔に列車で通ったはずだが 全く記憶がない。寝ていたのかもしれない。もちろんドライブは初めてで 快適なルートだった。



2022312(土)

阿寒横断道路 3月上旬


阿寒横断道路 3月上旬

 3月9日 弟子屈から西に向かい阿寒横断道路(国道241)を通り阿寒湖へ。足寄に下り 士幌から国道274で然別山塊を見ながら十勝ヒュッテに戻った。
 横断道路の途中 双岳台からは 見事な雄阿寒岳(1370m)と雌阿寒岳(1499m)が見えた。観光写真そのものだ。

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 3日前の雪で横断道路が通行止めとの情報もあったが 除雪は着々と進んでいた。以降はもう雪の問題は無いだろう。

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 阿寒湖(410m)へ到着。船着き場の近くの駐車場に行ったら 湖面へ車が降りれるようなので どんどん進んだら広い駐車場になった。ああこれがワカサギ釣りの場所なんだ と気が付いた。平日の夕方近くのため 釣りテントはほとんどなかった。

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 足寄へ下り上士幌・士幌から国道274を通ると 然別山塊の夕焼けがきれいだった。
 このルートは四季を通して楽しめるが 冬はやはりワカサギ釣りだろう。180キロ 今回は要所ストップを含めて5時間弱もかかってしまった。四駆の軽では特に前半の永山峠(700m)あたりはきつかった。しかし また行ってみたい。



2022311(金)

然別湖コタンで高校生と話す


然別湖コタンで高校生と話す

 然別湖コタンには2/6にすでに行ったが 最終日が3/13とのこと。今年からシーズンパス制になったので是非行かねばと3/8に再訪した。今回は時間に余裕があったのでボランティアの大学生現地学習の高校生と話をすることも出来た。

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 11時ごろに到着したら 高曇りで気温はほぼ0℃まで上がっていた。氷は最終日まで大丈夫らしいが 少し緩んでいるところ(青丸印)には立ち入り禁止の柵が置かれていた。

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 然別湖の氷のでき方や「キャンドルアイス」のような珍しい氷の展示・説明もあった。

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 氷上露天風呂で帯広○谷高校の学生と一緒になった。校外学習の一環とのこと。高校生と話すのは久々で 反応が速くて非常に楽しい。写真のブログ掲載はもちろん了解を得た。
 将来の進路だろうか 都会に興味を持っているようだ。もちろんいろいろな所に行くのは良いことで 勉強・体験して また十勝に戻ってくるのが理想的だ。十勝の人はUターンが多いと聞いている。十勝は魅力的な所なので自然なことだろう。
 今日3/11で東日本大震災・福島原発事故から11年になる。今後の日本は彼らのような若者にかかっている。臆せずのびのびとやってほしい。



2022310(木)

摩周湖 すごい天気 絶景だった


摩周湖 すごい天気 絶景だった

 釧路から川湯に行った帰りに摩周湖に立ち寄った。すごい天気で 絶景。こんなのはNHKの4K番組でしか見たことが無い。
 正面右から摩周岳 標津岳 斜里岳。何度来てもさすがと思う。

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 反対側には阿寒の連山がすべて見えた。
 路面は乾いていた。昇り口は弟子屈からの第一展望台のみで 川湯からの道と摩周岳側の道は当然開いていない。
 道東の景色がすごいのは 雄大なので「大気が実在するのを感じられる」ことだ。「ホレ ここには空気があるぞ」と言う具合。去年の夏の開陽台で同じことを感じた。



2022220(日)

新嵐山の「芽室ワイナリー」


新嵐山の「芽室ワイナリー」

 芽室の新嵐山荘に行った時に地元の特産品コーナーに「芽室ワイナリー」のワインが10種くらい並んでいた。「へ~ 芽室でもワインを作ってるのか」と驚いた。案内で聞いたら 地元のブドウ生産者と醸造者がワイナリーを立ち上げて 新嵐山の一角に施設を作ったのだそうだ。
 ブドウは池田町で交配育種した清舞・山幸が主で ミディアムの赤ワインのようだ。生産者ごとに違ったワインに仕立てているのが特徴とのこと。確かに別のものとしてラベルに表示されていた。
 駐車場の道を挟んだ南側にワイナリーの建物があるのを確認したので 次の機会に訪問したい。

追記: ワイン用ブドウ栽培にとって 十勝地方の夏の日照時間・気温は十分だろうが 冬の低温と防寒の雪が少ないので大丈夫だろうか?と常々思っていた。池田町ではヤマブドウ起源の品種改良でワインを造っているが 冬の防寒対策は興味のある所だ。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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