9. 周辺の見どころ(246)


2021118(月)

池田町のワイン城 再訪


池田町のワイン城 再訪

池田のワイン城 10/24/2021

 紅葉時に池田町のワイン城を再訪した。街の東側から丘への登り口にあり なかなか立派な建物で眺めも良い。

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 平日だったこともあり係の方に質問をしながらゆっくりお話を伺うことが出来た。池田町がワイン造りを始めた歴史的経緯は面白かった。また2018年のワイン法改正で 国産ブドウを使わないと日本ワインと表記出来なくなったので ビジネスモデルも多少変わったとのこと。1階のギャラリーにはもちろん本格的なワインがたくさんあったが ここではブランデーの比率が高いことに気が付いた。ブランデーがこれだけ幅を利かせているワイナリーは珍しく 創業者がよほどブランデーが好きだったのか あるいはヤマブドウ起源の品種だと酸味が強く 蒸留酒の比率を高める戦略だったのかもと勝手に考えたりした。

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 2階以上はギャラリーなどで これも面白かった。1964~1984年に東欧(ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア)のワインコンクールでの受賞証も展示されていた。なぜ東欧だったのか? 気候が似ていたのか? 貿易上の理由なのか? などはわからなかったが。。
 ワイン関係の本もたくさんあり 創業者の元町長 丸谷金保さんの本は もちろん絶版だが後日にヤフオクでゲットしたので そのうち読もうと思う。
 帰りがけに1階で「いきがい焼き」というコーナーがあった。地元の陶芸の同好会が作っているようで 非常に良さそうで安かったので 黒の茶碗を十勝ヒュッテ用に買ってしまった。
 最近はワインをたしなまなくなったので 買わなかったが ここはトータル的に満足だった。



2021117(日)

池田町の十勝まきばの家


池田町の十勝まきばの家

池田のまきばの家 10/24/2021

 紅葉の頃のネタで恐縮です。池田町のワイン城の先の丘陵にある「十勝まきばの家」を訪ねた。多分30年以上前に家族と一緒にBBQに行って以来と思う。メインの三角屋根の建物や裏側のBBQハウスなどは昔の記憶のままだったし 南向き斜面の紅葉も素晴らしかった。
 十勝では屋外BBQは普通の風景だが これは食材と環境がそろっているので当然だろう。全く個人的な考えでは 十勝にはもともと素地はあったにせよ 屋外BBQが普及したのはこのまきばの家が大々的にマスコミに取り上げられたのがきっかけだろう。何せ普通は規制に働きがちな市町村が主導したのだから効果は絶大だったと思う。多分「一村一品」の頃だった。

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 最近はサウナも人気になっているが このまきばの家でも一番眺めのいいところに ワイン樽型のサウナハウスがある。各コテージにも食事スペースの離れが付いているようだ。ペット同伴も可能で 今流の対応はとられているようだ。施設は古くなったが さすがに一日の長がある。



2021116(土)

釧路の毛綱毅曠(2) 「入れ子」の住宅


釧路の毛綱毅曠(2)  「入れ子」の住宅

釧路の毛綱毅曠(2) 北海道新聞 10/20/2021

 釧路に住む友人が北海道新聞の特集記事を送ってくれた。釧路出身の建築家 毛綱毅曠の住宅建築「反住器」についてだ。1972年に母親のために建てたらしい。建物の中に建物がある「入れ子」の概念には驚いた。仏像からヒントを得たらしい。平泉の金色堂も覆堂と言っているが同じ概念だろう。
 今流だとマンションが普通なのでこの入れ子の概念を加えると新しいものが出来ると思う。すでに和室を組み込むのは普通だが 「もっと大規模な入れ子」も大いに意味ありと思う。現代は集中○○など 居住空間は均質化の方向だが 森・海・山・砂漠・北極・など不均質化は住人にとってごく自然と思う。半面 面白い住宅は住みづらいとの話も聞くが この毛綱の住宅は暖かくて遮音性がよいのは間違いなく 寒冷地には向いているだろう。
 毛綱の作品は道内にもいくつかあるが(海外には出ていないようだが) やはり釧路には公共建築を中心にたくさんある。建築作品を見るといろいろなことを考えるきっかけになるので シカゴのフランク・ロイドのツアーのように釧路の建築ツアーをするのも面白いと思っている。



2021113(水)

清水・旭山のMさんサイト 何でもある


清水・旭山のMさんサイト 何でもある

清水・旭山のMさんサイト 10/31/2021

 清水町旭山のコニファーに隣接して知人Mさんの個人キャンプサイトがある。素晴らしい所なので紹介したい。敷地には境界が無いので コニファーのキャンプ場の一部と思ってしまう。サイト内に小川が流れていて 最近は手作りの橋がかけられた。すごいですねエ。

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 ここには固定キャンピングカー・車庫改造のキッチンサイト井戸・建築中のお風呂と何でもそろっている。個人のキャンプサイトでこれだけあるのは 実にうらやましい。



20211029(金)

日高山脈展望・道道55・62・15号


日高山脈展望・道道55・62・15号

日高山脈展望・道道55・62・15号 10/24/2021

 天気予報をにらんで 「今日は天気もいいはずだから日高山脈の展望ルートで写真を撮るぞー」とまだ朝日のうちに出発した。
 道道55号を十勝清水旭山から南下して 振り返ると日勝峠・狩勝峠から芽室岳のつながりが良く見える。剣山はポコポコした頂上で 地質の友人からあの岩場は花崗岩だと教わったが なるほど納得だ。

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 芽室町に入り新嵐山スキー場(スカイパーク展望台)の方向を見ると十勝ポロシリ岳・札内岳・ピパイロ岳が良く見える。特に十勝ポロシリは主稜線から東に飛び出ているのでどこからでも良く見えて 山の連なる日高山脈では重要な目印になる。
 ここまでは早朝の斜光で見通しも良かった。あまりにもいい天気だったので帯広の銭湯の朝風呂+朝食に行った。いやいや満足の朝だったが これが油断だった。

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 天気は大丈夫と思い 9時過ぎに再び動き始めた。空港方面に行き 空港の北を東に向かう道道62号に乗り換え 丘に登る途中から振り返ると十勝ポロシリを中心とした山脈が見渡せた。ここは北・中部日高への展望ポイントと思う。ただし 太陽が高くなってしまい山頂が雲で覆われるところもあって 早朝ならばもっとよい景色がみられたはずだと後悔した。山脈は南につらなるが 南日高は次の機会にして 道道15号を幕別町に向かった。

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 この15号はゆるやかなアップダウンがあるなかなか良いドライブコースで 道々の紅葉もきれいだった。15号を逆方向に南下すると大樹町につながるが 途中に展望台もあるようなので 南日高の良い撮影ポイントかもしれない。次回にはこのコースを探訪したい。

補足: この日は絶好の撮影日和だったので MyTokachiにも多数の方が良い写真を投稿しておられる。私は携帯のデジカメなので ちょっとはずかしいのだが マア記録なのであえて投稿しました。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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