9. 周辺の見どころ(248)


2021113(水)

清水・旭山のMさんサイト 何でもある


清水・旭山のMさんサイト 何でもある

清水・旭山のMさんサイト 10/31/2021

 清水町旭山のコニファーに隣接して知人Mさんの個人キャンプサイトがある。素晴らしい所なので紹介したい。敷地には境界が無いので コニファーのキャンプ場の一部と思ってしまう。サイト内に小川が流れていて 最近は手作りの橋がかけられた。すごいですねエ。

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 ここには固定キャンピングカー・車庫改造のキッチンサイト井戸・建築中のお風呂と何でもそろっている。個人のキャンプサイトでこれだけあるのは 実にうらやましい。



20211029(金)

日高山脈展望・道道55・62・15号


日高山脈展望・道道55・62・15号

日高山脈展望・道道55・62・15号 10/24/2021

 天気予報をにらんで 「今日は天気もいいはずだから日高山脈の展望ルートで写真を撮るぞー」とまだ朝日のうちに出発した。
 道道55号を十勝清水旭山から南下して 振り返ると日勝峠・狩勝峠から芽室岳のつながりが良く見える。剣山はポコポコした頂上で 地質の友人からあの岩場は花崗岩だと教わったが なるほど納得だ。

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 芽室町に入り新嵐山スキー場(スカイパーク展望台)の方向を見ると十勝ポロシリ岳・札内岳・ピパイロ岳が良く見える。特に十勝ポロシリは主稜線から東に飛び出ているのでどこからでも良く見えて 山の連なる日高山脈では重要な目印になる。
 ここまでは早朝の斜光で見通しも良かった。あまりにもいい天気だったので帯広の銭湯の朝風呂+朝食に行った。いやいや満足の朝だったが これが油断だった。

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 天気は大丈夫と思い 9時過ぎに再び動き始めた。空港方面に行き 空港の北を東に向かう道道62号に乗り換え 丘に登る途中から振り返ると十勝ポロシリを中心とした山脈が見渡せた。ここは北・中部日高への展望ポイントと思う。ただし 太陽が高くなってしまい山頂が雲で覆われるところもあって 早朝ならばもっとよい景色がみられたはずだと後悔した。山脈は南につらなるが 南日高は次の機会にして 道道15号を幕別町に向かった。

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 この15号はゆるやかなアップダウンがあるなかなか良いドライブコースで 道々の紅葉もきれいだった。15号を逆方向に南下すると大樹町につながるが 途中に展望台もあるようなので 南日高の良い撮影ポイントかもしれない。次回にはこのコースを探訪したい。

補足: この日は絶好の撮影日和だったので MyTokachiにも多数の方が良い写真を投稿しておられる。私は携帯のデジカメなので ちょっとはずかしいのだが マア記録なのであえて投稿しました。



20211021(木)

層雲峡の景観適応型セコマ


層雲峡の景観適応型セコマ

層雲峡で感心したこと 景観適応型セイコーマート 10/6/2021

 二週間前に層雲峡経由して十勝に入った。久々に層雲峡の紅葉を見たかったためだ。時期的には良かったのだが 低気圧が通過したばかりで天気がパッとせず 紅葉はイマイチだった。しかし 層雲峡で感心したことがあったので紹介したい。
 その日は長いドライブだったので おにぎりを買おうと思いコンビニを探した。層雲峡の入口にはいつものセブン・イレブンはあったが 道民としては「北海道のセーコーマート」に行きたい。黒岳ロープウエイの前を通って駐車場に入ったが グーグルマップにはあるセコマがどこだかわからない。歩いている方に聞いて やっと見つけたが エッ! と驚いたオレンジ色のセコマではなく 何と「茶色のセコマ」だったからだ。ここまで環境・景観に配慮しているのかと感心した。いわば保護色なので 売り上げはきっと落ちるだろうが それでもやる。さすがセコマだ。

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 流星・銀河の滝でワンストップ。水量は十分だが 天気もイマイチの平日で 人出は少なかった。大雪ダムを過ぎて高原温泉の入口付近まで来たが 温泉行のシャトルバスは9月一杯で終了したはずで さすが上の方では紅葉は終わり閑散としていた。
 今回の層雲峡で最大の見どころは「景観適応型セコマ」だった。



20211019(火)

先週の日勝峠越え


先週の日勝峠越え

先週の日勝峠越え 10/12/2021

 一週間前の10/12に日勝峠を越えて札幌に戻った。きれいな紅葉を期待したが 十勝側はあいにくの曇で 紅葉もだいぶ進んで2~3合目まで来ていた。

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 日高側では若干日差しがあり6合目から下で紅葉が楽しめた。今まであまり気が付かなかったが 紅葉は日高側が少し遅いのだろうか。
 この後 寒波が入って各峠には雪が降ったとのことで 昨年よりも1週間以上早いのかもしれない。今週半ばにも再び十勝の予定なので 峠の雪は消えているだろうが 冬タイヤに換えてしっかり対応してから行くことにする。



20211018(月)

「なつぞら」のロケセットから感じる


「なつぞら」のロケセットから感じる

「なつぞら」の新得ロケセットから感じたこと 10/11/2021

 2019年前期のNHK朝ドラの「なつぞら」は100作目ということもあり 豪華キャストも含めて鳴り物入りで準備された。実際 非常に面白かったし 十勝の良いところを満喫できるものだった。朝ドラの通例として撮影場所には人が押し寄せるので 関連の十勝の町では大いに盛り上がった。また翌年の春から秋にかけてもロケセットなどはにぎわうと思われた。しかし 2020年1月からの新型コロナで外出規制が出るに至り 来るはずだった「なつぞらブーム」は急激にしぼんでしまった。

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 新得にはロケ地の一つとして柴田牧場への道がそのまま保存されている。共働学舎からオダッシュ山方面に少し入ったところなので 立ち寄ってみた(人間の代わりに愛犬をモデルにしたのはご容赦いただきたい)。なるほど牧場の入口の看板・橋・ソリ・ベンチなどが置かれていて ドラマの場面が思い出される景色の良いところだ。しかし 新得町が設置したらしい案内看板以外に特に何もなく 秋になったので草も伸びて人もほとんど訪れない場所になっていた。その奥にはひょっとして離農した廃屋があるのではと思ってしまった。
 北海道開拓は国家事業として進められてきたが 時々の状況に強く影響を受けた人々が新天地を求めて入植した。今回のなつぞらでは なつの柴田家は明治期 天陽の山田家は戦後の入植に設定されてたようだ。ドラマの中で最も印象に残ったのは 草刈正雄の演じた泰樹おんじが折に触れて言っていた開拓者の哲学とたくましさだ。一方 山田家のような戦後開拓はより厳しい土地に入ったので その後の多くの離農につながったようだ。このように北海道開拓は歴史的にその時々の政策に翻弄されてきた。将来は現代的な産業のあり方(農業のみでは主要国になれない)を見据えて 当事者のみならず政策に関係する政治家・官僚・学者の慧眼に期待したい。
 話は少し飛躍するが 日本の国家と国民は明治維新以来 ものすごい努力と多くの命で蓄積したものを先の戦争で失った。その後 戦後高度成長での蓄積を今回のコロナの蔓延で失うことになるだろう(気づいていない人は多いが 補正予算やワクチン購入で国家予算1年分位は使っている)。これらは70~80年の周期になっているので ほぼ2~3世代ごとに国家の大事は起きていると言えるのかもしれない。
 近頃は日本の科学技術の環境は零落しており 「頭脳流失」などが話題になることが多いが 「頭脳流入」はあまり聞かない。しかし日本にも頭脳流入の時期はあった。明治維新の時期がそうで 外国人の招聘も盛んだったし 世界のトップで学んで帰った多数の人々がその後の日本の隆盛の中核になったのは事実だ。
 最近の話題では ノーベル賞の日本の受賞は今までは良かったが すぐに枯渇するだろうと言われている。受賞はたいてい20~30年の遅れがあるので 日本に国力・ゆとりがあったのはその頃だったのだろう。もちろんこれは指標の一つに過ぎない。
 3年ほど前に 韓国で自然科学系のノーベル賞受賞者を作るための特別プログラムの審査会に呼ばれたことがある。有望な研究者を選び特別予算で育成するというものであった。私としては 「そんなに慌てずとも 良いと思う研究に予算を付けて 20~30年気長に待てば必ず出てきます」という主旨の意見を述べた。大切なことは一見無駄と思えるような基礎的な領域まで予算をつぎ込める国力・ゆとりだろう。今までの日本には結果としてそれを実現できた時期があったのだが これからどうするのかが大きな課題だろう。
 歴史的には国家には栄枯盛衰がある。大航海時代に隆盛を誇ったスペイン・ポルトガル・オランダは 現代では文化の豊かな国だが いわゆる主要国ではない。日本は十分な国力を保ちつつ衰退しないことを期待する。言葉では「国力を付ける」と一言だが 実現は簡単ではないだろう。しかし方法はたくさんあるはずで 目を外に向ける・外に出るのをいとわない・世界最高を目指すなどがポイントだろう。ゆとりとかは結果として出るもので やっている過程では一所懸命・モーレツなどは当たり前のことだ。無理はしない風潮や大量の赤字国債を続けるなど 最近のこの国は変だ。
 朝ドラのロケ地の寂しさから だいぶ飛んでしまった。十勝ヒュッテの開拓のようなことを自分でやってみての率直な感想でもある。お気に障ったら お許し頂きたい。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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