9. 周辺の見どころ(246)
2021年7月22日(木)
小清水の原生花園 ベストは6月下旬
9. 周辺の見どころ×246
小清水原生花園 7/16/2021
小清水原生花園での花見には一度も行ったことがなかった。ベストシーズンがよくわからないうちにずるずると7月中旬になってしまった。十勝ヒュッテからは3時間強ののはずだが とにかく出かけてみた。
まずは原生花園駅周辺へ。「花はどこ?」エゾキスゲは残ってはいるが枯れているのもあり ハマナスは実がなっていた。アヤメは開ききっていた。「やはり遅かったか」という結果だった。
うろうろしている途中でガイドさんとあったので聞いてみると
もちろん花によって幅はあるが ベストは6月下旬で せいぜい7月第一週ということだった。天気も良く 斜里岳も良く見えたのに残念だった。来年に期待だ。
小清水原生花園での花見には一度も行ったことがなかった。ベストシーズンがよくわからないうちにずるずると7月中旬になってしまった。十勝ヒュッテからは3時間強ののはずだが とにかく出かけてみた。
まずは原生花園駅周辺へ。「花はどこ?」エゾキスゲは残ってはいるが枯れているのもあり ハマナスは実がなっていた。アヤメは開ききっていた。「やはり遅かったか」という結果だった。
うろうろしている途中でガイドさんとあったので聞いてみると
もちろん花によって幅はあるが ベストは6月下旬で せいぜい7月第一週ということだった。天気も良く 斜里岳も良く見えたのに残念だった。来年に期待だ。
2021年7月19日(月)
知床の熊の湯 やはり熱かった
9. 周辺の見どころ×246
知床羅臼 熊の湯 7/15/2021
ほぼ半世紀ぶりに知床に行った。北海道の山は一通り登ったが しばらくして好きな山域が決まると 他は行かなくなってしまった。知床は行かなくなった例で 一度だけ羅臼岳から硫黄山まで行ってカムイワッカに降りたはずだが 藪漕ぎがひどかったこと 羅臼の漁師さんからもらったキンキがおいしくて感激したことしか記憶がない。冬の知床が特に好きな人もいるが 流氷のあるオホーツク海から丸見えの山などとんでもないことと思った。
知床峠の羅臼側にある熊の湯は非常にいいお湯で 好きだが 相変わらず熱かった。たまたまいた方々が水を入れるのを認めてくれたので助かった。ここはいわゆる硫黄泉で出口77℃ Ph=7.3 で ナトリウム・塩素・炭酸水素・硫酸で成分総計1.87g/kgだ。
観光協会・愛好会が作った入浴十か条があり 中には水を入れる時のルールまで決められていて よく読むと笑えてしまう。
ほぼ半世紀ぶりに知床に行った。北海道の山は一通り登ったが しばらくして好きな山域が決まると 他は行かなくなってしまった。知床は行かなくなった例で 一度だけ羅臼岳から硫黄山まで行ってカムイワッカに降りたはずだが 藪漕ぎがひどかったこと 羅臼の漁師さんからもらったキンキがおいしくて感激したことしか記憶がない。冬の知床が特に好きな人もいるが 流氷のあるオホーツク海から丸見えの山などとんでもないことと思った。
知床峠の羅臼側にある熊の湯は非常にいいお湯で 好きだが 相変わらず熱かった。たまたまいた方々が水を入れるのを認めてくれたので助かった。ここはいわゆる硫黄泉で出口77℃ Ph=7.3 で ナトリウム・塩素・炭酸水素・硫酸で成分総計1.87g/kgだ。
観光協会・愛好会が作った入浴十か条があり 中には水を入れる時のルールまで決められていて よく読むと笑えてしまう。
2021年7月14日(水)
十勝ヒュッテ 現地の釣り(1)
9. 周辺の見どころ×246
現地の釣り(1) 7/13/2021
二週間前にWさんはヤマメを主体に22匹を釣り上げ 燻製も大成功だった。その後 渓流釣り一式を頂いたので 近所のエゾリス工房のYさんとごく近所の芽室川と久山川へ現地釣りに出かけた。私にとっては多分30年ぶりぐらいの渓流釣りだった。あわよくば午後からの燻製を目論んだ。
まず芽室川で Yさんは早々に立派なニジマスを上げた。30センチ近くのものでピンク色がきれいだ。私は堰堤の反対側の淵でヤマメを上げる。寂しい大きさだが初釣果だ。
最初のポイントは魚が薄いとのことで 久山川に場所換えしてチャレンジ。Yさんは2匹。私は堰堤の淵から結構大きいヤマメを上げる。が 手繰りながら川岸まで移動しようとしたら川の中にスルリと落とした。テグスとハリスの結び目が緩かったようで この辺が全くダメな素人のやることだ。エサの付け替えに時間がかかるわ 竿の穂先を折るわ テグスはゆるゆるの結びだわ 道具の扱いが全然だめだ。いっぺんに気落ちして 継続を断念した。
まあ渓流釣りの要領はわかった気もするし ハリスをちゃんとしたうえで土曜日にでも再チャレンジしようと思う。Wさんの22匹には及ばないにしても 何とか燻製が出来るようにしたい。ちなみに夕食はたった一匹のヤマメに過日の燻製を加えて アイヌネギ醤油で煮付けてみた。アイヌネギ風味ヤマメ御膳。キャンプ飯としてはおいしかった。しかし逃がした魚はどんどん大きくなる(笑)。
二週間前にWさんはヤマメを主体に22匹を釣り上げ 燻製も大成功だった。その後 渓流釣り一式を頂いたので 近所のエゾリス工房のYさんとごく近所の芽室川と久山川へ現地釣りに出かけた。私にとっては多分30年ぶりぐらいの渓流釣りだった。あわよくば午後からの燻製を目論んだ。
まず芽室川で Yさんは早々に立派なニジマスを上げた。30センチ近くのものでピンク色がきれいだ。私は堰堤の反対側の淵でヤマメを上げる。寂しい大きさだが初釣果だ。
最初のポイントは魚が薄いとのことで 久山川に場所換えしてチャレンジ。Yさんは2匹。私は堰堤の淵から結構大きいヤマメを上げる。が 手繰りながら川岸まで移動しようとしたら川の中にスルリと落とした。テグスとハリスの結び目が緩かったようで この辺が全くダメな素人のやることだ。エサの付け替えに時間がかかるわ 竿の穂先を折るわ テグスはゆるゆるの結びだわ 道具の扱いが全然だめだ。いっぺんに気落ちして 継続を断念した。
まあ渓流釣りの要領はわかった気もするし ハリスをちゃんとしたうえで土曜日にでも再チャレンジしようと思う。Wさんの22匹には及ばないにしても 何とか燻製が出来るようにしたい。ちなみに夕食はたった一匹のヤマメに過日の燻製を加えて アイヌネギ醤油で煮付けてみた。アイヌネギ風味ヤマメ御膳。キャンプ飯としてはおいしかった。しかし逃がした魚はどんどん大きくなる(笑)。
2021年7月11日(日)
キャンプ場のコニファー 平日も良い
9. 周辺の見どころ×246
平日のコニファー 6/27/2021
十勝ヒュッテに滞在するときは 飲料水を頂くのでコニファーには必ずお邪魔している。最近は週末だとキャンパーが30組とかの激混みのようだが 平日でも何組かはいる。正式名称には「隠れ家的オートキャンプ場」が付く。私としては平日のコニファーが好きだ。
相棒のシュバはコニファーの小川での水浴びが大好きで 去年まではバシャバシャやっていたが 腰の悪化で車いすになりそれは難しくなった。しかし 子供が大好きで相変わらず遊んでもらっている。
作業棟を改造して開店したキャンプラボは盛況で いよいよテントサウナの看板が出た。外のデッキももうすぐ工事が始まるようだ。
十勝ヒュッテに滞在するときは 飲料水を頂くのでコニファーには必ずお邪魔している。最近は週末だとキャンパーが30組とかの激混みのようだが 平日でも何組かはいる。正式名称には「隠れ家的オートキャンプ場」が付く。私としては平日のコニファーが好きだ。
相棒のシュバはコニファーの小川での水浴びが大好きで 去年まではバシャバシャやっていたが 腰の悪化で車いすになりそれは難しくなった。しかし 子供が大好きで相変わらず遊んでもらっている。
作業棟を改造して開店したキャンプラボは盛況で いよいよテントサウナの看板が出た。外のデッキももうすぐ工事が始まるようだ。
2021年7月3日(土)
十勝平野 ジャガイモの花と啄木の詩
9. 周辺の見どころ×246
十勝平野のジャガイモの花 6/30/2021
輪作は 土の栄養確保や病気防止のために 小麦・じゃがいも・大豆・てんさい(ビート)などを変える栽培法だが 十勝の有名な風景のパッチワークはこの輪作と防風林に原因していると思う。しかし車で移動していると 何が栽培されているのかよくわからない。写真は典型的な畑で おそらく小麦と大豆だろう。正面は芽室岳のはずだが あいにく雲で隠れていた。
十勝は広いのでいくつか場所を決めて定点撮影をしている。たまたまジャガイモの花がきれいに咲いているのを見つけた。思い出したのは啄木の詩
「馬鈴薯の 薄紫の 花に降る 雨を思へり 都の雨に」
「ばれいしょの うすむらさきの はなにふる あめをおもえり
みやこのあめに」
石川啄木 第一歌集「一握の砂」明治41年(1908年)夏
これは啄木の詩の中でも暗さを感じないので好きだ。彼は東京の雨から故郷の馬鈴薯の雨を思い出しているが 私は十勝でジャガイモの花を見て 逆に故郷の梅雨を思い出した。この花が終われば収穫期になるのだそうだ。季節はどんどん進んでいる。
余談だが 写真では「薄紫の花」というよりは「白い花」に見えてしまう。当時と品種が違うのか それとも啄木の故郷の岩手とは土地が違うためか。。。
輪作は 土の栄養確保や病気防止のために 小麦・じゃがいも・大豆・てんさい(ビート)などを変える栽培法だが 十勝の有名な風景のパッチワークはこの輪作と防風林に原因していると思う。しかし車で移動していると 何が栽培されているのかよくわからない。写真は典型的な畑で おそらく小麦と大豆だろう。正面は芽室岳のはずだが あいにく雲で隠れていた。
十勝は広いのでいくつか場所を決めて定点撮影をしている。たまたまジャガイモの花がきれいに咲いているのを見つけた。思い出したのは啄木の詩
「馬鈴薯の 薄紫の 花に降る 雨を思へり 都の雨に」
「ばれいしょの うすむらさきの はなにふる あめをおもえり
みやこのあめに」
石川啄木 第一歌集「一握の砂」明治41年(1908年)夏
これは啄木の詩の中でも暗さを感じないので好きだ。彼は東京の雨から故郷の馬鈴薯の雨を思い出しているが 私は十勝でジャガイモの花を見て 逆に故郷の梅雨を思い出した。この花が終われば収穫期になるのだそうだ。季節はどんどん進んでいる。
余談だが 写真では「薄紫の花」というよりは「白い花」に見えてしまう。当時と品種が違うのか それとも啄木の故郷の岩手とは土地が違うためか。。。