9. 周辺の見どころ(246)


2021315(月)

日勝峠の状況 3月を迎えて


日勝峠の状況 3月を迎えて

日勝峠の状況 3月を迎えて 3/12/2021

 いよいよ3月で 日勝峠越はあまり心配がない状況となってきた。ここ一カ月の状況を簡単に見てみた。
 2月21日に夕張から十勝に越えた時は 路面はザクザク雪が残る状態。十勝側では時折ブリザードもあった。この冬に車の事故は4回ほど見たが これは日高町で遭遇したもので エクストレールだろうか 反対側の路肩に突っ込んでしまっている。幸い人も車も無事のようだ。当事者にはお気の毒だがスピードは控えめにしないと危ない。

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 3月1日に日高側から十勝側に越えた時のもの。頂上付近は日高・十勝とも路面は解けて濡れている。昼間は問題ないが 夜は最悪の可能性がある。

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 3月12日にも夕張側から十勝側へ。日高・十勝とも路面は乾き快適走行だが 路肩には汚い雪が残っている。日高側頂上トンネル付近から見ると 理想的な山スキーの場所なのがわかる。13日にはたくさんのスキーヤーで頂上駐車場が一杯だったので 四駆を路肩に停めたらはまってしまい JAFを呼んだとの話を聞いた。やはり注意が必要だ。



2021312(金)

冬キャンプ 清水旭山の遊び小屋コニファー


冬キャンプ 清水旭山の遊び小屋コニファー

遊び小屋コニファーの冬 2/27/2021

 十勝ヒュッテの北側約2キロに「遊び小屋コニファー」があり 毎週のようにお邪魔している。実はヒュッテの飲料水はここから頂いていて 水質が良くコーヒーに最適だ。ご協力に感謝している。ここは北海道では珍しい通年営業のキャンプ場で 積雪期でも週末は相変わらずの繁盛だし 平日もキャンパーがいる。
 最近のキャンプ道具の進歩はすごいが コニファーに行けば実物にお目にかかれる。見学させてもらったソロキャンパーの装備(写真)はテント・薪ストーブ・斧・コンロ・イス・テーブル 何れもいいモノで うらやましい限りだ。実は私はテント内のむき出しの雪は苦手(グランドシートか底付きで無いと隙間風が気になる)だが テント用の薪ストーブがあればそんな心配は無用かもしれない。

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 他にもソロキャンプが数組いた。冬キャンプは何故かソロが多い。最近増えているのはコロナのせいかも。もちろん家族キャンプもあるが こちらはバンガローとBBQハウスを使っていた。

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 コニファーの新しい話題は 開店準備中のアウトドアショップだ。これはキャンプのリピーターがコニファーから作業小屋の一部を借りて開店するらしい。現在 内部の作業中で 奥には立派な薪ストーブがあった。春の連休前に開店予定とのこと。ロケーションも店主も良さそうで 乞うご期待だ。



202134(木)

新得の駅前温泉 銭湯だった


新得の駅前温泉 銭湯だった

新得の駅前温泉 銭湯だった 2/28/2021

 2/28は快晴の日曜だった。久々にトムラウシ温泉に行ってみるかとルートを調べたら 十勝ヒュッテからは80キロある。地図で見たら富良野より北なので(もちろん十勝連峰を挟んだ東側だが)改めて驚いた。冬道だから片道2時間以上は覚悟になる。こりゃ参った。確か新得駅前の町営温泉はトムラウシ温泉からお湯を運んでいると聞いたことがある。これなら楽ちんなのでこちらに行くことにした。
 駅前温泉は駅広場南側のピンク色の建物だった。午後2時開店とのことで隣のスーパー福原で少し時間をつぶした。料金は420円。明るい内湯とバブル湯のみで露天はなく やや殺風景の銭湯スタイルだ。脱衣所の成分表は当然トムラウシ温泉のものだった。泉質はPH=7.2 含硫黄・ナトリウム塩化物・炭酸水素塩で 総量は1.54g/kg 温度88℃。良いお湯なのは確かだが 残念ながらろ過循環で塩素添加だ。
 担当の方とお話したら 週二回タンクローリーでトムラウシ温泉から運んで地下タンクに保管するが 高温なので若干加熱すればOKで お客が少ないので現在は毎金曜に抜いて清掃とのこと。冬道の60キロを考えればマア良しで 温まるお湯でもある。
 帰りがけに新得駅をのぞいた。窓口や改札のほか案内所・売店・駅そばがあった。特に売店には多種類の新得そばがあり 珍しいのでお土産にした。



2021222(月)

然別湖コタン 念願の探訪


然別湖コタン 念願の探訪

然別湖コタン 念願の探訪  2/21/2021

 念願だった然別湖コタンをKJ氏と探訪した。途中の道々で風雪が舞うところもあったが 概ね晴れの穏やかな天気だった。10時半ごろに到着 気温もマイナス3℃前後で快適。手前の駐車場は一杯だが 奥の駐車場は余裕だった。
 入口で検温してもらいパンフを頂いたが 入場無料と聞いて恐縮した。会場のメインルートに入ると然別湖を一望 ナイタイ山(クチビル山)・天望山も良く見える。最初の建物は人待ちになっていて コロナ対策で20人の制限とのこと。

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 まずは露天風呂・足湯へ直行。メインルートの左側で木製の出っ張りがあるイグルーだ。表に何人かいたので聞いてみると コロナ感染防止のため入浴は一度に5名までで最長30分とのこと。運よく5分も待たずに入れた。温泉は岸辺のホテル風水から柱で空中に浮かした配管(まるで石油のパイプライン)で引いている。入口の分析表によると泉質はやや茶色の塩化物弱酸性でPH=6.3 主成分はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩で総計2.4g/kgで濃いお湯だ。
 外は寒いので洗い場なしの入りっぱなしだが 適温で極楽極楽だった。帯広からの男の方2名とご一緒し 楽しく過ごさせてもらった。温泉でクラスターが出たという話は聞いたことが無いと話題になったが 確かにそうだ。なお 脱衣所は開放のイグルーの中で プラスチックの敷物はあるが当然凍り付いていて足裏がツメタイ。サンダルを持参すればよかった。帰りがけに足湯も見学したが(もちろん許可を得て撮影)これも快適そうだった。いずれも無料とは感激だ。

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 アイスバブルの現物も展示されていた。湖底のからのメタンガスなどが氷の中に閉じ込められるのだそうだが 現物で納得。チャペルのステンドグラスは透明の氷を組み合わせたもの。造形力に感心した。

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 有名なアイスバー・ホールには今度は待ち無しで入れた。立派な建物で製作者の造形力に感心した。作るのに何日かかったのか伺ったら 約1か月で 今年は12月下旬から始まり 1月末のオープンで 3月21日までやっているらしい。それなら もう一度来たいものだ。特に氷上露天風呂。
 日曜日でも適度の人出だったので ゆっくり楽しむことが出来た。パンフレットにはスノーダストがみられるので寒ければ寒いほど良いなどと物騒なことが書いてあったが 確かにそうだろう。夜もきれいだろうと思う。
 これは手作りの域を越えたクオリティーの高い冬の行事と思う。もしもっと多くの方がこのような冬の行事を楽しむことを考えると コロナのみならず各種の事故からの安全が大切だろう。今のサイトを単純に拡大するのではなく 例えばもっと先(道路の北側)に別のサイトを追加するとか 山越えをしない鹿追町側にイグルー作りの実演サイトを作るとかいろいろあるのかもしれない。何れにせよこの立派な活動の製作・運営の方々に感謝です。



2021215(月)

糠平の糠平館 緑豊かで環境がいい


糠平の糠平館 緑豊かで環境がいい

糠平の糠平館 緑豊かで環境がいい 8/14/2020

 ブログに掲載していない温泉があったので遅ればせながら追加します。
 昨年のお盆休暇で糠平温泉の糠平館観光ホテルに行った。8月の上士幌からの国道273は緑豊かで気持ちのいいルートだった。糠平館は温泉郷の一番上の方にある建物だ。
 泉質は無色透明でPH=7.1。主成分はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩で成分総計1.1g/kgで濃いお湯だ。内風呂は建物の続きにあり 露天風呂は内風呂手前を外に出て 糠平川に下った林の中にあり入浴と森林浴を楽しめた。泉温は高いので内風呂は若干の加水 露天風呂は夏期のみ若干の加水だそうだ。
 ネット検索で知ったが 糠平温泉は北海道の心霊スポットとして有名とのことで 驚いた。なお 右下の小さい写真は昼間の撮影で 本物の人間だ。念のため。

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 朝の散歩で温泉街を下って行くと旧士幌線の糠平駅跡があり 線路跡をたどると糠平川橋梁に出た。コンクリート製のアーチ橋で北海道遺産に指定されているようだ。大昔にニペソツ登山に行ったときはこの橋を十勝三俣方向に通ったことになる。



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 ABOUT
Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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