9. 周辺の見どころ(246)


202118(金)

然別の鹿の湯 冬の様子は


然別の鹿の湯 冬の様子は

然別の鹿の湯 冬の様子 12/28/2020

 然別の菅野温泉の近くには川端に湧き出る温泉がたくさんあり 特にキャンプ場の奥にある鹿の湯は有名です。若者たちは年末にそこにも行ったとのことです。
 コメントは 「 (十勝ヒュッテから) 1時間半くらいで着きました。菅野温泉自体は臨時休業でした。菅野温泉の駐車場に車を止め 野営場に向かう道(冬季閉鎖)をスノーシューハイクで 30分程度で到着しました。さすがに気温が-8℃程度だったので メインの湯船はかなりぬるくて入れたものではありません。メインの横にある 崖をくり抜いた湯船が適温で そちらに長々と浸かりました。」とのこと。なるほど鹿の湯の冬の様子がわかりました。写真を見ると あのあたりの沢は温泉のせいで冬でも凍らないんだ。さすがです。
 昨年9月にWさんが同じルートで鹿の湯に行った時には「菅野温泉への途中でクマを見た」と言っていたので 秋の紅葉の時期には注意も必要でしょう。GWから夏にはキャンプ場も開き もちろん良い温泉ですが 刺すアブが出た記憶があります。一度 早春に試してみたいものです。



202117(木)

糠平湖のタウシュベツ川橋梁


糠平湖のタウシュベツ川橋梁

糠平湖のタウシュベツ川橋梁 12/29/2020

 若者二人は 十勝ヒュッテをベースにして旧士幌線のタウシュベツ川橋梁にも行ったそうだ。「十勝ヒュッテからは1時間45分程度。湖はほぼ全て結氷しており 5の沢駐車場の付近から湖に取り付き 湖上を徒歩で横断してアプローチした」とのコメントと写真を送ってくれた。
 旧士幌線は1987年に全線が廃線になったが この橋は1937年に建設され1955年にダム建設による路線変更で廃棄されたらしい。今は幻のアーチ橋として有名になっているが 65年も放置されて増水時には水没もするので 写真のように崩壊が進むのは当然だろう。いつまで持つかわからないので 季節天気を選び 安全に注意して行ってみたいとは思う。この時期はクマも出ないし 湖も氷結していて好都合だが 一人で行くのはやはりつらいな。(夏の時期に森林組合から林道の鍵を借りて車で行く方法もあるらしい)



202113(日)

ニセコの山々 雪は平年並みか?


ニセコの山々 雪は平年並みか?

ニセコの山々 雪は平年並み? 12/30/2020

 ニセコからの帰り道 ニセコの山々を眺めてきた。あいにく曇りだったが 何とか見渡せた。積雪はやや少なめの平年並みか(?)。雪質はまあまあ。
 五色・チセ温泉の分岐には車が数台停っていたので チセヌプリの山スキーだろう。やや風がありそうなので 南面ならば快適に滑れたと思う。アンヌプリとワイスホルンはスキーコースがくっきり見えるので 大丈夫滑れるだろう。羊蹄は残念ながら傘雲に近い状態。年始には寒気が来ているとのことで 何れも積雪はドカッと増えたと思う。



20201231(木)

ニセコの五色温泉 私の一番好きな温泉


ニセコの五色温泉 私の一番好きな温泉

ニセコの五色温泉 私の一番好きな温泉 12/30/2020

 ニセコの五色温泉に初めて行ったのは約50年前(1971年)の年末で 山系クラブの冬合宿だった。当時でも既にボロボロだった旧館の自炊棟に 百名近くの部員が1週間 山スキー三昧で滞在した。もちろん大広間に寝袋のごろ寝だったが 温泉の床暖房があり 快適だった。今はなくなった混浴の露天風呂は 外にサクが無かったので 冬は2メートルぐらいの雪の壁(積雪そのもの)になり お湯が熱ければ雪で埋めたり 元気な若者は裸で雪を登って走り回り雪中の滞在時間を競っていた(今ならこんな危険行為はSNSの炎上ネタになるだろう)。その後この混浴風呂はテレビの年末・年始中継で取り上げられたりして 秘湯ブームの先駆けになった。私は学生時代の後はしばらく足を向けなかったが 20年ほど前から 再び年末には学生やOBと五色温泉で過ごすことになった。建物は次第に建て替わり 混浴露天風呂もなくなり 経営者も代替わりしたが あの温泉は変わっていない(正確には湯花の入り方はだいぶ違って 昔はもっと白濁していたが)。
 今の本館に入ってロビーの奥に進むと 大浴場ののれんがある。ここは五色温泉のメインの浴室で 大小の内風呂と露天風呂がある。温泉は北東方向にあるイワオヌプリ山麓から引いているが 五色の名のように源泉は複数らしい。お湯はほぼ透明で湯舟の下に白い湯の花がたまることもある。特に露天風呂は温度も適切でで アンヌプリを一望しながらゆったり過ごせる。泉質はPH = 2.6で 主成分は硫酸・塩化・マグネシウム・ナトリウム・カルシウム 総量は4.57 g/lで非常に濃い。

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 大浴場には入らずに直進すると「からまつの湯」がある。名前の由来はおそらく昔の湯舟がカラマツ製のためだろうが 今は内風呂・露天風呂ともに石造りだ。私は ここの露天風呂の方が大浴場よりも好きだ。理由は(小樽)高商ゲレンデが目の前にあるのと 人があまり来ないためだ(たいていの人は先に目につく大浴場に入ってしまう)。泉質は 昔は大浴場とは違うと思っていたが 同じらしい。

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 五色温泉での一番のおススメは 駐車場のだいぶ下方にある別館だ。ここは自炊のみで7部屋あるが16名以上なら全館貸し切りが出来る。本館とは別に「長寿の湯」という内風呂・露天風呂がある。泉源は建物手前の池(花畑泉源)で 本館とは異なる。泉質はPH = 2.3で 主成分は硫酸・塩化 マグネシウム・アルミニウム・ナトリウム 総量は4.4 g/lで 私はこちらの泉質の方が良いと思っている。

 昨年から十勝に手作り山小屋のプロジェクトを始めたが 元はと言えばこの五色温泉への途中に小さな山小屋を作るアイディアから始まった。そのニセコと十勝ヒュッテの関係については別途に書きたいと思う。
 ニセコ地区にはごく近くに泉質の全く異なる温泉がたくさんあり 一方 十勝には広い地域に種々の温泉が散らばっている。何れにせよゆっくりと温泉を楽しみたい。



20201231(木)

札幌からニセコへ 雪は十分かな?


札幌からニセコへ  雪は十分かな?

札幌からニセコへ 雪は十分かな? 12/29/2020

 年末恒例のOB集会は 今年は個別の参加になった。とはいえ場所は変わらずニセコの五色温泉だ。札幌からは130キロ位か。
 用事を一つ済ませてから国道337で石狩方面へ。早々に事故現場に遭遇。タンクローリーが中央分離帯を飛び越えている。路面は解けかかっていたのでハンドルを取られたのだろう。皆スピードを出すところなので 悪天候でなくて不幸中の幸いだった。
 小樽・銭函から毛無峠を上がって赤井川方面へ(メイプルロード393)。キロロリゾートあたりは昨年と違って 雪は十分だ。ソフトクリームで有名になった山中牧場を通って 道の駅赤井川でショートストップ。

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 ポンクト山の峠のトンネルを通って最短距離で倶知安へ。街を通ってからスキー場の状態を見たいので比羅夫スキー場の横を通ってみた。雪の量はスキーには支障はなさそうだが ホテル・ペンション通りに人影はまばらだ。昨年は外国語しか聞こえない街になっていたのだが。。。
 道道66(ニセコパノラマライン)を上がり チセ温泉の雪秩父をのぞいたら 何とお休みだった。ここは蘭越町営で 数年前にリニューアルしてからは日帰り温泉だけになってしまった。町営なので年末年始は閉めるのかな。冬期閉鎖の屈曲部には数台駐車していたが チセヌプリへの山スキーだろう。更に登ってゴールの五色温泉へ到着。
 今年は 倶知安方面の雪は多いと聞いていたが 意外と少なめ。とはいえ昨年に比べれば十分な量だった。年末の天気は大荒れの予報なので 積雪量は通常レベルまで行くと思う。やはりニセコは雪深い。

<補足>2日前から十勝ヒュッテに若者2名が入っていたが 現地は小雪で5センチ位は積もったそうだが 今年も少ないのでは。。。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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