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20241112(火)

季節外れのハエ取りリボン


季節外れのハエ取りリボン

 十勝ヒュッテは断熱に気を使ったので 冬でも陽が差し込めば結構暖かい。そんなこともあるのか 日差しの良い窓際にハエが寄ってきたりする。ありがたくはないので 一掃することにした。
「生息数を見るためにはハエ取りリボンが一番だろう」とホームセンターに行きサービスカウンターで聞いてみたら「季節商品は倉庫に入れてしまったので ちょっと待ってください」とのこと。「5個入りを何個ですか?」と聞かれ 少し恥ずかしかったが「1個でいいんです」とお願いした。15分ほどでめでたくゲット。

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 昔懐かしのハエ取りリボンは ねじりながら引っ張って伸ばすが 下手をするとあらゆるところにくっつくのでひどくバッチい。慎重にそろそろと引き出す。今回使うのは2本で 1本は窓の近く もう1本はキッチン横に設置。
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 これはキッチン横だが 2時間ほどでこの通り数匹がくっついた。ハエ取りリボンは実に古典的な方法だが 道具としての完成度の高さには感心する。
 「やれ打つな蝿が手をすり足をする」小林一茶。
ちなみに蝿は夏の季語らしいので 初冬のヒュッテはそれぐらい快適と言えるのかもしれない。



2024111(金)

原野商法を初めて実感した


原野商法を初めて実感した

 十勝ヒュッテの周辺はこんな感じの「丘あり小川有りの山裾の原野・山林だが 妙にまっすぐな道」になっている。「まあ北海道だからそうなのだろう」と思っていた。

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 先日このあたりの地主さんに偶然お会いし お話を伺うことができた。見せてもらった地番地図では 実はこの付近はきちんと区分けされている。その中に妙に細かく区切られた一角が見えた。
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 実はコレ「50年以上前の原野商法の証拠」なのだそうだ。最少では5坪のケースもあったとのこと。当時は日高山脈の横断道路の計画(の話)もあって 現地も見ずにどんどん売れた(売った)らしい。今の現地はずーっと山林で 区割りもなく そんな感じは全くしない。「へー」と驚いた。道路もあるはずだが 現状はそのようには見えず また すごく長い区画も目につくが そんな所にどうやって入るんだろうか。
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 地主さんは登記簿を基に所有者を発掘し 買い戻すこともやっているとのことだが たいていは「不在地主どころか既に連絡が取れない」のだそうだ。「将来は一体どうなるんだろうか」と暗然とした。
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 この農地から山々との間の山林・原野には「そのような原野商法の歴史があったのか」と感慨深かった。



20241031(木)

クマカレーを作ってみた 普通のカレーだった


クマカレーを作ってみた 普通のカレーだった

 夏に頂いたクマ肉(6月に芽室町で捕獲)はBBQにしたら予想以上に美味しかったことは記事にした。追加で頂いたクマ肉が冷凍庫に残っていたので「クマカレーを作ってみよう」ということになった。写真は出来上がりで 基本的には普通の家庭カレーのスタイルだ。コップはぶどうジュースだ。念のため。

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 材料は クマ肉(3個のうちの1個のブロック 恐らく150g程度)・玉ねぎ(中1個)・ジャガイモ(2個)・リンゴ(1/2個) 他にニンジン・ニンニク。
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 それぞれを普通の大きさに切った。クマ肉は脂肪はなく前回よりも筋肉質のように感じた。
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 オリーブオイルでクマ肉を炒め 胡椒と塩で味を調えた。残りの具材と水を加えて20分煮た。
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 最後にハウスのカレールウ(辛口)を4個入れて 約5分でトロミを付けた。
 食べた感じは 強烈なダシが出るわけでもなく もちろん臭みもなく「普通の家庭カレー」だった。ただ 強いて言うと筋肉質だったためか先のBBQと比べてやや硬めの感じはした。これは部位に依るのだろうか。
 残りは冷ましてからパックにして冷凍庫に入れたので 試したい方の要望に応えられる。また2ブロックも残っている。



20241023(水)

今年のイクラの値段に驚いた


今年のイクラの値段に驚いた

 我が家の秋の味覚の一つは自家製のイクラ漬けだ。今年もやや遅れたが昨晩初めていただいた。家内いわく「イオンスパーで100グラム1,600円だったから 去年の半分しか買わなかった」とのこと。もちろん美味しかったのだが「イクラも高級和牛並みの値段になったか」と驚いた。
 北海道の回りでも温暖化で海水温が上がっているので この傾向は続き 昔に戻ることはないだろう。お魚好きとしてはまことに残念だ。



2024108(火)

鹿追町瓜幕の大島亮吉記念碑


鹿追町瓜幕の大島亮吉記念碑

 鹿追町瓜幕の国道274が直角に曲がるところ(直進すると道道593で然別湖・菅野温泉)に昭和初期の登山家・大島亮吉の記念碑を発見。ここからは然別山塊が真北に眺望できるよいポイントだ。

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「平原の上に聳ゆる山 北海道知事高橋はるみ」とある。古くはなくてせいぜい10年程度前ではなかろうか。
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 大島亮吉の由来が書かれていた。
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 日本最高の山岳書と言われている大島亮吉「山 研究と随想 」の中に「北海道の夏の山」の章で大正12年(1923年)夏に「十勝の然別川と音更川」流域を十日ほど歩いたことが確かに記されている。当時は登山道もなくて沢登りの旅だったのだろう。(マイ十勝では2023年6月23日の記事)
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 この日の横には十勝鹿追ジオパークの説明もあった。
 この場所は何かの慰霊碑かなと思っていたのだが なるほど然別火山を展望するにはよい場所だ。それにしても「東・西ヌプカウシヌプリ」は覚えづらい名称だ。ヌプカ・ウシ・ヌプリなのかも。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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