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2021528(金)

階段の踏み板を再塗装


階段の踏み板を再塗装

マキ小屋階段の再塗装 5/23/2021

 屋外の木製デッキの塗装メンテは3年毎には必要ではなかろうか(毎年だと塗装が厚くなりすぎて逆効果だが)。昨年春の手稲パラダイスヒュッテの小屋番の時に マキ小屋の木製階段は塗装メンテをしておらず 表面が擦れたひどい状態なのを発見した。今年も放置されており 踏み板が腐って 怪我をしてからでは遅いので早急な対応が必要と判断した。再塗装は簡単なので とにかくやってみた。
 この階段を詳細に見たら 大工さんが作った出来のいいものだ。10万円以上はかかっているだろう。少し苔むして キノコが生えてもおかしくないレベルで おまけに最近の雨で濡れていた。まずはスチールタワシで表面の汚れを取ったが 目詰まりして困った。四の五の言わずに とにかく塗装した。塗料はキシラデコール相当の撥水性防腐塗料だ。

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 20分程度の作業だったが 板が湿っているので皮膜の出来は良くない。乾燥している時にもう一度やりたいが 今回の作業で寿命が1年でも伸びることを期待する。

追記: この階段は地面に直置きなので 端面から腐ってしまう(すでに腐っているかも)。端面にタールを塗ってスレート板の上に乗せるような対策が必要だ。



2021518(火)

自動落雪屋根とは


自動落雪屋根とは

自動落雪屋根とは 5/15/2021

 初代の手稲パラダイスヒュッテは日本初のスキーヒュッテとして約百年前に作られ 約25年前に二代目に継承されている。ヒュッテ付近の積雪はもちろんすごいので 50年前の記憶だが 冬の小屋番では屋根の雪下ろしの作業は大変だった。そんなこともあるのか 昨冬に付設のマキ小屋の屋根に自動落雪装置が試験的に設置された。
 「屋根に降った雪がすぐに落ちないのはなぜ?」という疑問は自然だ。雪は厚みを増して 重みで圧縮されて固くなる。その時 最頂部の棟にかぶった雪は結合力を増して 屋根の両方向の「カギ」になり 雪が落ちづらくなる。どんどん積もって 重みに耐えられなくなった時 大量の雪が屋根を一気に滑り落ちて事故を起こしたりする。しかし棟には落ちきらない雪が残るので この過程を繰り返す悪循環となる。この解決のために 棟を雪が残らないほど急勾配にして雪を切れば 人間が屋根に登らないでも自動的に雪下ろしが出来るというのがこの設備の考え方だ。
 昨冬にこの装置は果たしてうまく働いたのだろうか。興味のある所だ。



2021516(日)

札幌手稲のパラダイスヒュッテ


札幌手稲のパラダイスヒュッテ

手稲パラダイスヒュッテ 5/15/2021

 昨年の5/11にも紹介したが 今年もパラダイスヒュッテの小屋番に行ってきた。これはボランティアの管理業務だ。
 このヒュッテの初代は1926年にスキーのためにマックス・ヒンデルの設計で建設されたログ造りの日本最初のスキーヒュッテだ。二代目は1994年に再建され 北大の5つの山小屋の一つで 山スキー部OBを中心とした山系のグループで管理されている。
 写真は外観で カラマツのログの外壁だ。外観や大きさは初代のヒュッテの再現だ。手前の出入り口は通常の玄関で 奥はスキーや薪などの出し入れと簡単な資材庫になっている。写真左の建物は薪小屋で マキや工具などが保管されている。昨年冬に屋根に自動落雪構造がつけられた。(うまくいったかどうかは未確認)

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 写真左は一階の居間・食堂・キッチンにある大型薪ストーブで 熱量は二階の寝室も含めて十分だ。ただ 焚き始めに隙間から煙がもれる。経年で継ぎ目が大きくなったのか煙突のつまりが原因だろう。右は西側の壁面で 山スキー部やワンゲル部の記念部旗やパネルが飾られている。

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 写真左は二階の寝室だ。中央に通路がある板張りで 普通は各自マットの上に寝袋を使っている。20人以上は楽に寝ることが出来る(定員は30名になってはいる)。右は地下の研修室で 中央には小型の薪ストーブがあり ほかはカーペット敷きだ。壁側にはテレビ・プロジェクター・スクリーンもある。もちろん個別パーティーが深夜まで歓談することもあるが 一・二階に声が響くこともない。

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 このヒュッテは手稲山頂の北東 標高500mの林の中にあるので 5月中旬は白樺の若芽が出て カッコウやウグイスの声も聞こえる。
 このヒュッテは北大の学生・教職員のみならず 一般にも通年で開放されている。以下は問い合わせ先。
https://www.hokudai.ac.jp/gakusei/campus-life/college/hut/
 もちろん電気・水・ガス・水洗トイレ完備。満杯のことはまず無いが 現在はコロナの感染対策のため一般解放は中止されている。早い再開が望まれる。



2021515(土)

新篠津の道の駅・たっぷの湯


新篠津の道の駅・たっぷの湯

道の駅 新篠津・たっぷの湯 5/9/2021

 オークション落札物の受け取りで 「道の駅しんしのつ」へ出かけた。ネットによると 温泉「たっぷの湯」を併設しているらしい。札幌方面からは 国道337の立派な道を東に行き 新篠津の出口で降りて 北上の後に東に向かい 「しのつ公園」へ。約束の一時間前に到着して まずは温泉に入った。
 温泉は薄黄色 泉温52℃ PH=7.5。成分は含ヨウ素・ナトリウム・塩化物強塩温泉で メタケイ酸・ホウ酸は190 mgもある。成分総計は28.1 g/kgで非常に濃い。石狩低地に多い化石海水起源の温泉と思われる。
 露天風呂もあり 気持ちよくあたたまった。この温泉は地元の方の利用が多いようだ。道の駅の併設なので別棟では地産品が販売されていた。また立派な宿泊施設もあるようだ。



2021514(金)

石狩のコストコ 量に注意


石狩のコストコ 量に注意

コストコ石狩倉庫 5/13/2021

 北広島に次いで北海道では2番目のコストコが石狩新港の近くに出来た。開店は4月末のGW直前だったが どうせ激混みだろうと思い しばらく様子を見てから行ってみた。
 北広島に比べて 売り場面積は1.5倍らしいが 商品の配置はほぼ同じで 迷うことはなかった。平日の昼だったが さほどの人出でもなかったのはやはりコロナのせいか。タイヤセンターやガススタンドが併設され 値段は付近で一番安い。ただコストコのメンバーシップ(年約5千円)が必要。また 隣に小ぶりのスーパーホテルが建ったようだが まさか買い物のためではないだろう。
 実はコストコを知ったのは1988年だった。その頃は西海岸のワシントン州にいて 郊外のショッピングエリアの一角にコストコがあった。同僚に誘われたのだが 最初は「クスコ」と聞こえた。「クスコって何だ?」 いろいろ聞いてみると会員制のバルクショップとのこと。「会員制? 何か贅沢だな」と感じて あまり行かなかった。コストコ(CostCo "価格カンパニー"の意味か?)はワシントン州シアトル郊外の小さな町の倉庫型小売店から始まった。オリジナルブランド名としてKirklandがあるが これはその創業地だ。当時でもバルク買いは安かったが 家族でも使い切れない量には参った。これは同僚にとっても同じで 度々誘われたのはそのためと思う。
 日本への初上陸は1999年らしいが 商品の展示法・売り場の構成・ 駐車場・カートの余裕のサイズなどのアメリカンスタイルを体験できるので 今や休日のお出かけサイトとして人気だ。ただし 普通の家族には多すぎ・大きすぎなので 自分は買う品目を決めている。さもないと物置が一杯になってしまうとかモノを粗末に扱うことになる。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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