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2024111(金)

原野商法を初めて実感した


原野商法を初めて実感した

 十勝ヒュッテの周辺はこんな感じの「丘あり小川有りの山裾の原野・山林だが 妙にまっすぐな道」になっている。「まあ北海道だからそうなのだろう」と思っていた。

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 先日このあたりの地主さんに偶然お会いし お話を伺うことができた。見せてもらった地番地図では 実はこの付近はきちんと区分けされている。その中に妙に細かく区切られた一角が見えた。
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 実はコレ「50年以上前の原野商法の証拠」なのだそうだ。最少では5坪のケースもあったとのこと。当時は日高山脈の横断道路の計画(の話)もあって 現地も見ずにどんどん売れた(売った)らしい。今の現地はずーっと山林で 区割りもなく そんな感じは全くしない。「へー」と驚いた。道路もあるはずだが 現状はそのようには見えず また すごく長い区画も目につくが そんな所にどうやって入るんだろうか。
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 地主さんは登記簿を基に所有者を発掘し 買い戻すこともやっているとのことだが たいていは「不在地主どころか既に連絡が取れない」のだそうだ。「将来は一体どうなるんだろうか」と暗然とした。
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 この農地から山々との間の山林・原野には「そのような原野商法の歴史があったのか」と感慨深かった。



20241031(木)

クマカレーを作ってみた 普通のカレーだった


クマカレーを作ってみた 普通のカレーだった

 夏に頂いたクマ肉(6月に芽室町で捕獲)はBBQにしたら予想以上に美味しかったことは記事にした。追加で頂いたクマ肉が冷凍庫に残っていたので「クマカレーを作ってみよう」ということになった。写真は出来上がりで 基本的には普通の家庭カレーのスタイルだ。コップはぶどうジュースだ。念のため。

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 材料は クマ肉(3個のうちの1個のブロック 恐らく150g程度)・玉ねぎ(中1個)・ジャガイモ(2個)・リンゴ(1/2個) 他にニンジン・ニンニク。
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 それぞれを普通の大きさに切った。クマ肉は脂肪はなく前回よりも筋肉質のように感じた。
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 オリーブオイルでクマ肉を炒め 胡椒と塩で味を調えた。残りの具材と水を加えて20分煮た。
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 最後にハウスのカレールウ(辛口)を4個入れて 約5分でトロミを付けた。
 食べた感じは 強烈なダシが出るわけでもなく もちろん臭みもなく「普通の家庭カレー」だった。ただ 強いて言うと筋肉質だったためか先のBBQと比べてやや硬めの感じはした。これは部位に依るのだろうか。
 残りは冷ましてからパックにして冷凍庫に入れたので 試したい方の要望に応えられる。また2ブロックも残っている。



20241023(水)

今年のイクラの値段に驚いた


今年のイクラの値段に驚いた

 我が家の秋の味覚の一つは自家製のイクラ漬けだ。今年もやや遅れたが昨晩初めていただいた。家内いわく「イオンスパーで100グラム1,600円だったから 去年の半分しか買わなかった」とのこと。もちろん美味しかったのだが「イクラも高級和牛並みの値段になったか」と驚いた。
 北海道の回りでも温暖化で海水温が上がっているので この傾向は続き 昔に戻ることはないだろう。お魚好きとしてはまことに残念だ。



2024108(火)

鹿追町瓜幕の大島亮吉記念碑


鹿追町瓜幕の大島亮吉記念碑

 鹿追町瓜幕の国道274が直角に曲がるところ(直進すると道道593で然別湖・菅野温泉)に昭和初期の登山家・大島亮吉の記念碑を発見。ここからは然別山塊が真北に眺望できるよいポイントだ。

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「平原の上に聳ゆる山 北海道知事高橋はるみ」とある。古くはなくてせいぜい10年程度前ではなかろうか。
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 大島亮吉の由来が書かれていた。
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 日本最高の山岳書と言われている大島亮吉「山 研究と随想 」の中に「北海道の夏の山」の章で大正12年(1923年)夏に「十勝の然別川と音更川」流域を十日ほど歩いたことが確かに記されている。当時は登山道もなくて沢登りの旅だったのだろう。(マイ十勝では2023年6月23日の記事)
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 この日の横には十勝鹿追ジオパークの説明もあった。
 この場所は何かの慰霊碑かなと思っていたのだが なるほど然別火山を展望するにはよい場所だ。それにしても「東・西ヌプカウシヌプリ」は覚えづらい名称だ。ヌプカ・ウシ・ヌプリなのかも。



202494(水)

今時の若者のSNS活用術 革命的だ


今時の若者のSNS活用術 革命的だ

 先週は北京の大学生ご一行様の対応に追われたことは最近の投稿の通りだ。さてこの写真は何かというと「大学の生協食堂で昼食を注文している」ところだ。まずはよさそうな料理をスマホ撮影して それを見せる。注文に言葉も不要だし 間違いもない。これには「驚くというより感心」してしまった。言葉なしで世界中どこでも生きてはいける。もちろん翻訳アプリもあるわけだが。

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 これはキャンプBBQをしている時の一コマ。一見 サボってスマホをいじっているようだが。。
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 こちらも同じような状況だ。実はこれ サボっているわけではなく「どうやら会話をしている」らしいことに気が付いた。BBQでも飲み会でも若者はこれをやっている。この辺は自分のようなシニア世代には理解の難しいところだ。
 こんなこともあった。大型バスの中でBBQの手順を説明した。まず5人ぐらいのグループに分け スーパーで好きなものを買い出ししてもらうので 各グループの代表者を決めてもらいお金を渡すことにした。もちろんバスの案内の位置(運転士の横後ろ)からマイクで説明したのだが みんな下を向いているので心配になってしまった。しばらくして代表者が決まったらしくあちこちから手が上がった。ということはSNSのやり取りで決めたということだ。「彼らのコミニュケーションには言葉はいらない」ということで これには驚いた。恐らく日本の学生も似たような状況なのだろう。ただし現代の若者がWi-Fiのつながらない環境に行ったら何もできなくなるのかも。。
 人類は声・会話・文字・本のように進歩してきたが 今回のような挙動から将来は会話が無くなるのかととらえるのはいささか早計な気もする。批判でネットが炎上することもある。そのうちに何らかのルールのようなものが出来てくるのかもしれなし 本の出現に相当する変革期にいるのかもしれないこれは後になってみないとわからないことだ。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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