c 札幌・道央圏Sapporo(236)


2022117(月)

北大構内の秋 (3) サークル会館


北大構内の秋 (3) サークル会館

 今回の本来の所用はキャンパス北西地区のサークル会館にあった。会館は恵迪寮の手前にあり 付近は週末の午後でもオケラや軽音などの音でにぎやかだった。周囲の木々は紅葉・黄葉していて 雑然としてはいるが一年で一番きれいな時期かもしれない。

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 手前の小さい建物の中のクラブの部室を訪問した。目的は十勝ヒュッテでロープが必要なので 不用になった登山用のザイル(安全確保のため定期的に交換)を頂くためだ。詳細は後日報告したい。

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 私の学生時代の部室はここではなく 空き家になった旧教育学部(表通りの大学本部近く)の物置だった。どのクラブも似た状況だったと思う。当時は大学紛争の終盤の時期で 大学が学生の課外活動(趣味)にお金をかけてくれる状況ではなかったのだろう。
 その後 部室はあちこち動いた。ここに移ってからも訪問はしてはいたが 今回は意外にきれいなのには驚いた。整頓は勿論すばらしいのだが 「らしさが無い」気もしたが 贅沢か。

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 久々に「命の水」を差しいれた。皆が集まると おそらく秒単位で空になるだろう。エネルギーがあるのはうらやましいことだ。。



2022116(日)

北大構内の秋 (2) 平成ポプラ並木・恵迪寮


北大構内の秋 (2) 平成ポプラ並木・恵迪寮

 北大のキャンパス北西部には農場のほかに学生寮・サークル会館・運動施設があるが このあたりの秋模様も素晴らしい。農場の向こうには500m離れた(旧)ポプラ並木 さらに遠景には駅前のJRタワーが見える。

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 「平成ポプラ並木」も見るべきスポットだ。これは125周年記念として2000年に植樹された。この後 2004年には元のポプラ並木が台風で倒れたり 中央道路のポプラの伐採反対運動などポプラをめぐってはいろいろあったが 今や堂々とした大木の並木になっている。(北米では防風林にするぐらい成長が早い)

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 平成ポプラ並木の位置は正門からは全く対極にあるので 訪れる人は少ないが 西側の競馬場・エルムトンネル・恵迪寮側からは簡単に行くことが出来る。

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 近くの恵迪寮に行ってみた。建物はモルタルの外壁だったと記憶するが 今はツタモミジで非常にきれいだった。玄関はジョーズまがいの飾りがあった。11/3あたりが寮祭だったのだろう。自転車も雑然と置いてあり いかにも恵迪寮の雰囲気があった(まあ廃墟と見えなくもないが)。なお 付近を首輪のある猫がうろついていたが寮で飼っているのだろう。

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 メインキャンパスの方に戻る途中に元の恵迪寮の記念碑がある。この辺は (手をかけていないという意味で) 原生林のはずだが なかなか良い雰囲気だ。

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 恵迪の森と呼ばれるこのエリアには ほかにも都ぞ弥生の歌碑・楡影寮の記念碑もある。
 この北西キャンパスもよい散策の場所だ。

補足: 「恵迪寮=汚い」が定説だった。2000年頃だったか 寮生が中庭に露天風呂を作ってしまい その撤去に土木工学の教授が突然指名され 唖然としていたのをフッと思い出した。今どきの寮生はそんなことはしないと思うが。。



2022116(日)

北大構内の秋 (1) イチョウ並木


北大構内の秋  (1) イチョウ並木

 北大のイチョウ並木の黄葉は11/3前後が一番の見頃で 大勢の人が押し寄せる。最近は夜のライトアップもされているようだ。人混みはいやなので11/5の午後に行ってみた。黄葉のピークは過ぎたようなので 今年もやはり11/3だったのだろう。

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 突き当りを右に行くと工学部の前庭になる。ここはいろいろな木が植わっているので黄色も赤もある。やや左にはイチョウもがあるが メインの並木よりは人が少ないので 落ち葉の絨毯がきれいだ。

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 突き当りを左に行くとクラーク会館・博物館・農学部方面だ。ここの辺りはエルム (楡 ニレ)が主なので黄葉だし もう落ち葉になっている。

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 理学部付近は色とりどりだ。

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 博物館の筋向いに北大構内唯一のセコマがある。ここは北大関連商品もあり 楽しめる場所だ。

補足: 週末でも12条門からは車で入ることが出来る。ただしゲートで観光と言うと入れてくれないので ○○学部とか博物館とか告げる必要がある。確かタクシーは入構料がかからなかったと思う。徒歩の入構は自由だ。おススメは地下鉄+徒歩で大学の博物館を含めたゆっくりとした散策だろう。



20221029(土)

秋の札幌芸術の森 紅葉の名所


 札幌の紅葉の名所はいくつかあるが 南区の「札幌芸術の森」から「石山緑地」の一帯もその一つだ。東区の自宅からは街中心部を抜けてやや遠いので 訪問するのは2~3年に一度かもしれない。10/25は晴天で冷え込んだが行ってみた。南北に伸びた谷にあるので日暮れは早い。しかし ナラ・モミジを主体とした林の黄葉・紅葉は素晴らしかった。

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 美術館では「北海道陶芸の変遷」という展示をやっていた。

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 北海道の代表的作家による陶磁器の展示ほかに 茶席スペースで茶・陶・書・華道のコラボがあった。

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 メインの展示室には各作家の作品。撮影可能な展示だった。

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 別棟のクラフト館では各作家の展示即売会があった。宇井えみ製作のやや大ぶりのコーヒーカップを購入。土の質感と思いのほか薄手なのが気に入った。ただ 高台が水平ではなくてやや動くが 逆に手作り感が面白い。

 今年の紅葉・黄葉はやや遅れたが マアマアのところまできた。さあ後は11月初めの北大のイチョウ並木の具合だが。。



20221027(木)

寝たきり犬のハロウイン 札幌芸術の森


寝たきり犬のハロウイン 札幌芸術の森

 札幌でも紅葉・黄葉はピークになった。札幌芸術の森で「寝たきり犬」の散歩。
 いつものアウトドアキャリアーに乗せて引いていると やはり人目に付くので 優しいお声がけを頂く。

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 ここは南北に伸びた谷間なので すぐに陰ってしまう。午後4時を待たずに退散。落ち葉とひんやりとした晩秋。やはりハロウインの季節だ。今年は次の月曜日になる。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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