c 札幌・道央圏Sapporo(236)


202216(木)

札幌の豊平峡温泉 見事な露天風呂


札幌の豊平峡温泉 見事な露天風呂

 元旦はゆっくりと露天風呂ということで やや遠いが豊平峡温泉に行った。
 札幌の豊平川の上流部は元来 温泉が点在していて 豊平峡ダムが出来る前には空沼岳や札幌岳から下りた登山者は河原に湧く温泉に入れたそうだ。現在の最上流は豊平峡温泉で 国道230号の定山渓温泉から南西に2キロに位置している。
 この温泉はナトリウム-炭酸水素・塩化物温泉で 湧出温度51℃ PH=6.7, Naイオン420 mg/kg, Caイオン102, Kイオン97, 炭酸水素イオン949, 塩素イオン384, メタケイ酸62, 遊離二酸化炭素224, 成分総量は2.4g/kgで 素晴らしいお湯だ。湯舟から洗い場にかけての床が温泉の石灰質で厚く覆われて 見事だ。ほんものの温泉の印だろう。

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 敷地はやや雑然としているが木や石が置かれた広い庭園になっている(写真の庭園の右上に露天風呂と内湯がある)。またインド料理とそばを売り物にしたレストランは充実していて 利用者も多い。唯一 残念なのは入湯料で ファンが多いことを考えると千円は高すぎると思う。これが銭湯料金に近ければ 札幌圏の温泉銭湯の最上位にノミネートしたいが。



202215(水)

ニセコから札幌へ 中山峠越え


ニセコから札幌へ 中山峠越え

 年末のニセコは十分な雪だった。道道58の五色温泉から中山峠を通るルートで札幌に帰った。チセの湯元温泉から道道66を下ると昆布温泉のあたりからニセコアンヌプリが見えるはずだが 残念 頂上は見えない。

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 そのまま下り 国道5にある道の駅ニセコビュープラザの駐車場は羊蹄山を眺めるスポットなのだが 雪雲がかかり全く見えない。そのまま真狩から喜茂別へ。道の駅では積雪は1メートルもないだろう。

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 国道230を中山峠に向かう。標高830メートルの峠では積雪は1メートル程度か。南向きでは路面がやや出ていた。定山渓トンネル周辺の林はきれいに冠雪していた。

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 定山渓温泉に下ると路面は完全に解けていたので 昼間は暖かかったようだ。札幌市内に入るとさすがに2車線道路はそのまま通ることが出来た。
 ニセコから札幌まで110キロほどあり 夏ならばほぼ2時間だが 今回はたっぷり3時間かかった。天候は悪くはなかったが 暖気の後に冷え込んだりすると中山峠の下り 特に定山渓トンネルのあたりは凍結してヒヤヒヤものだろう。天候に注意する必要がある。
 また 今回は軽四駆だったが 疲れる・遅い・燃費が悪い といいところがなかった。前の車を手放したのを少し後悔。



202214(火)

ニセコ五色温泉 山スキーの拠点


ニセコ五色温泉 山スキーの拠点

 ニセコの山スキーの最適な拠点は五色温泉だ。
 道道66号(ニセコパノラマライン)から五色温泉を通って倶知安方面に行く道道58号(倶知安ニセコ線)は アンヌプリ登山口案内所で冬期間は閉鎖だ。ここはちゃんと除雪され 山スキー愛好者の駐車場になっていて この日も20台程度があった。「今日はどちらへ?」と聞いたら「アンヌプリです!」とのこと。他にもイワオヌプリに行ったり 複数の車で来て山越えをするグループもあった。雪の量は十分(というか適量)なので これは楽しい山スキーが出来るだろう。

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 ニセコ五色温泉旅館は硫黄泉と露天風呂で有名だが 複数のお湯があることはあまり知られていない。イワオヌプリの麓から流れてくる温泉は本館で使っているが 駐車場の奥で湯気を上げている池も泉源だ。ここは花畑泉源で別館で使われていて 本館のよりも良いお湯だという人もいる。
 五色温泉は山スキーヤーにも広く知られ コロナ前だと1/3位は外国人だったと思う。この年末年始では山スキーヤーの数がだいぶ戻って来たようだ。



202213(月)

札幌からニセコへ 平年並みの積雪


札幌からニセコへ 平年並みの積雪

 年末に 札幌からニセコへ向かうが 同じルートの往復は面白くないので 行は小樽・赤井川回りとした。
 小樽・朝里から毛無峠を登る。年末の日本海側は大雪と聞いたので さぞかし雪深いかもと思ったが それほどでもなかった。赤井川村のキロロスキー場を通り過ぎるが まばらというところかな。

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 このルートの国道393号はメイプルロードと呼ばれ 紅葉の名所だ。おいしいソフトクリームの山中牧場や赤井川の道の駅を通り過ぎて 樺立トンネルへ。雪の量は多分平年並みか。

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 倶知安町側に抜けてしばらく行くと 農家がポツンポツンと出て来る。この辺では正面に羊蹄山が見えるのだが 風は無いがガスがかかっているので山々は全く見えない。国道5号に入るが 倶知安は豪雪地帯で積雪は1メートルは楽に超えているだろうと思ったが キレイに除雪されていた。

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 ヒラフスキー場方向に曲がると 天気が良ければニセコアンヌプリが正面に見通せるはずだが 残念ながらスキー場の下の方しか見えない。ホテル・ペンション街の人手はまばらで やはり本格的回復ではなさそうだ。

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 道道66号ニセコパノラマラインを上がってゆくと チセ湯元温泉を過ぎたところで岩内に抜けるルートは冬期閉鎖だ。ここを右に入るとちゃんと除雪された五色温泉へのルートとなる。積雪は平年並みで(ここ2年は極端に少雪だったが) 1.5メートル位だろうか。ちゃんと除雪されているので 地吹雪でない限りは問題なく通行できるだろう。



202212(日)

ニセコの活性酒「えぞの誉」


ニセコの活性酒「えぞの誉」

 ニセコの道の駅「ニセコビュープラザ」で 倶知安の二世古酒造の冬季限定「えぞの誉」という「活性酒」を見つけた(グリーンの瓶)。これは火入れをしていない濁り酒で 飲むとピリピリとした刺激も楽しめる。発酵による炭酸ガスが出ているので もちろんキャップには穴があいているが 運び方が悪いと突然あふれ出ることもあるそうで 店員さんは買い物袋を二重にしてくれた。

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 この地域の地酒はこの二世古酒造の「二世古」だけと思っていたが しかし道の駅には「蔵人衆」や「ニセコ蝦夷冨士」という日本酒も大々的に並んでいた。調べてみると 前者はニセコ町で作った酒米を小樽の田中酒造が 後者は新潟の八海酒造が造っているらしい。いろいろあって楽しみだが どれが好みなのかを探すのは難しい。(有料でも良いから)試飲させてくれるところがあるといいのだが。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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