愛犬シュバ(37)


2023422(土)

愛犬「シュバルツ」の帰宅


愛犬「シュバルツ」の帰宅

 月曜早朝に亡くなった愛犬「シュバ」は北大動物医療センターに献体され 金曜日に自宅に戻ってきた。写真はまだ元気だった2020年夏の1枚だ。芝生のスプリンクラーの虹に囲まれている。

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 このセンターには火曜日に献体の搬入に来たが 金曜日は引き取りに再訪した。

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 ここは地域の動物病院と連携している。壁一面の名札によると市内には100軒近くの動物病院があるようだ。

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 執刀のA先生から2ページにわたる剖検診断書とご説明を頂いた。慢性腎臓病・脊椎の重度の変性・隔膜のコブがあったが 重大なのはやはり脊椎変性とのこと。学会の症例になり得るのではとのお言葉も頂いた。死後もほかの犬の健康のお役に立ち得るなら 飼い主としてはこの上ない喜びだし 本人もそうだろうと思う。なお 栄養は十分だったと言われ安堵した。

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 骨壺は人間並みにズッシリと重かった。元気な頃は車の助手席に正座するのが常だった(目線は運転者とほぼ同じ高さになる)。今回も助手席で帰宅した。

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 高さが35センチもあるので 書棚の一番広いところへ安置した。これで愛犬の看取りは終わったが 埋葬場所は後日に決めたい。

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 今年の札幌の桜は 観測史上最速の開花で 今週は桜が満開だった。これからは桜の季節には必ず思い出すことになる。

補足: シュバと良く遊んでくれたクラブの獣医学生とA先生が同級生だったこともわかり 色々な関りを知り感無量だった。



2023419(水)

愛犬「シュバルツ」 献体になった


愛犬「シュバルツ」 献体になった

 愛犬シュバは要介護犬だったが 残念なことに昨日(4/17)亡くなってしまった。昨晩は私の居室で花と線香でお通夜をし 今日の午後に北大の動物医療センター(動物病院)に運んだ。(写真は在りし日の決めポーズ 居室にて 2021年)
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 (走った後。東区のモエレ沼公園 2020年夏)

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 (昨日のシュバ 穏やかな寝顔だった)

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 緑の北部キャンパスにある獣医学部付近。

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 動物医療センター。

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 中はホテルロビーの雰囲気だ。

 病理解剖をして頂く先生が来られたので 献体の理由を「今後の動物のお役に立つならば。。。」と言おうしたが こみあげて来て不覚にも言葉にならなかった。
 今日・明日の解剖で その後火葬 お骨は今週中ぐらいにお返しいただける。病理の結果は後日に説明頂けるとのことで その後に顕微鏡による研究もするそうだ。献体は病理研究が目的なので すべてが受け入れられるわけでもないようだ。
 車まで男女2人の学生が運びに来てくれたが 男子学生がどうも非力で持ち上げるのに手こずっていた。「近頃の獣医の学生さん 大丈夫?」と思わず言ってしまった(笑)。とにかくシュバはいつものハーネスを使って建物に運ばれて行った。
 最後まで人をなごませる立派な相棒だった。ほぼ12年にもわたり私に付き合ってくれて 心から感謝している。



2023417(月)

愛犬「シュバルツ」の近況


愛犬「シュバルツ」の近況

 愛犬シュバルツ「シュバ」(ジャーマンシェパード ♀)は今日4月17日早朝 私の部屋で永眠しました。2011年7月30日誕生ですから 11歳9か月でした。変性性脊椎症(DM)の発症が2020年秋でしたから 約2年半になります。主治医は「普通は半年と言われているので 記録的症例でしょう」とのことでした。
 多くの皆様には「十勝ヒュッテプロジェクトの相棒」として交流を頂きました。心より感謝申し上げます。
 以上 謹んでご報告いたします。
(写真は発症直前の2020年初秋 十勝清水の遊び小屋コニファーで)



2023410(月)

愛犬「シュバ」はアイス犬になった


愛犬「シュバ」はアイス犬になった

 要介護犬のシュバは主治医から「もう何を食べさせてもいいですよ」とサジを投げられている。タマゴの握りずしは以前からの好物だが 最近は甘いものに目がない。アイスクリームが好物の「アイス犬」になってしまった。

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 家内がソフトクリームをあげるとペロリと食べる。甘いものを犬に与えるのは糖尿病の可能性もあり NGは知っていたが 甘味が習慣性になることに最近気が付いた。例えばリンゴは好物の一つだったが 最近は食べなくなってしまった。しかし ジャムを少しつけるとペロッと食べてしまう。ということは 甘味を明確にわかっているということだ(ニオイはもちろんだ)。

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 散歩の時はキャリアーにクタッーと乗っている。この日は顔見知りのジャイアントシュナウザーと柴犬と交歓し オヤツを頂いた。

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「オヤツ」と聞くと 目がらんらんと輝く。

 最近はドッグフードの食いつきが悪くなっている。食べないと先が無いし いまさら糖尿病を恐れても仕方ないので甘さもやむなしだ。



202344(火)

寝たきり犬の日光浴


寝たきり犬の日光浴

 寝たきり犬のシュバは普段は直径1メートル強の丸く分厚いマットの上にいる。
 4月に入ってドンドン暖かくなり 風も緩やかになって来た。今年の札幌での桜の開花は4/20頃の見込みなので 昨年よりも1週間は早い。ベランダで十分な日光浴が出来るようになってきた。「犬はビタミンを直射日光で合成できるらしい」ので日向ぼっこは非常に大切だ。

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 別のマットを敷いて日光浴を始めた。前脚は冷たくなったりなめることもあるので 私の靴下をはかせている。

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 5分もすると うととし始めた。気持ちよさそうだ。
 さらに30分もたつと暑いようで 口を開け始めたので シーツで日陰を作った。日光浴は1時間もすれば十分なようだ。これで寿命も延びるだろう。
 大型犬のペットは大きな喜びをもたらすが 介護になると大変で 飼い主に体力も必要。愛犬は痩せてしまっても25キロはあるので ハーネスでヨイショと持ち上げて運ばなければならない。人間の介護の練習のようだ(笑)。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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