愛車いろいろ(21)


202288(月)

軽トラの能力は驚くほど高い


軽トラの能力は驚くほど高い

 四駆の軽トラがアメリカで評判で それも30年超の中古がハンティングやオフロードの好事家に愛用され 最近は専門店も出来ていると聞く。年代物の中古車なのは部品として格安で輸入出来るためだそうだ。ただ レジャーが目的なので 高速道や長距離を走るわけではない。
 今回は大量のコンクリートブロックやステンレスシンクを札幌から十勝ヒュッテに運ぶため O社長から軽トラを借用した。軽トラで200キロの長距離を運転するのは初めてだが 実に面白い体験だった。

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 荷台のスペースはコンパネが1.5枚(畳1.5枚)程度あり 予想以上に広い。近頃この荷台にキャンピング用の箱を作り込む「改造キャンピングカー」があるが 1人用なら十分なスペースだろう。

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 積載重量は350kgで 3方向のサイド・リアパネルも開くので 積み込み作業は本当に楽だ。

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 写真はヒュッテの駐車場に降ろした荷物だが (風呂釜・パイプ・ポリタンなどは除く)よくまあこんなに積めたものだ。多分 過積載だったと思う。

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 これはスバル・サンバーという軽トラで もちろん絶版車だが 7万キロしか走っていないのにサビだらけだ。タイヤが少しへこんでいたので空気圧を調整した。積載時で2.4/3.0(前/後輪)とかなり高めの設定だ。

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 室内装備は実にシンプルだ。インパネのメーター類もスピード計・燃料計・距離計しかない。マニュアルミッションだが5速まであり 何よりも四駆モードがついている。4気筒のリアエンジン(荷台の下)で ほぼホーシングの上に載っている。

 久々のマニュアル車だったので 最初はもたもたしたが すぐに慣れて 驚くほどきびきびと走った。荷物満載で道東道を普通に走れたのだから 軽トラの能力は非常に高い。見かけと用途は別だが レジャー車としても十分に使えるだろう。前述のヤンキー達の人気も理解できる。



202286(土)

タイミングベルトの10万キロ交換は妥当か


タイミングベルトの10万キロ交換は妥当か

 ビッグホーンをやめ パジェロミニだけにして10か月が過ぎた。札幌=十勝を月2-3回は往復 たまに道東巡りもするので 走行距離メーターは10万キロを超えてしまった。8/2にタイミングベルトと水ポンプを交換した。108,000キロ。
 点検・修理は札幌・新川のO社長にお願いしている。社長は「急ぐ必要は全く無い」と言っていたが 万一を考えてお願いした。

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 作業しやすいようにラジエターとファンベルトを外して云々。3時間の作業だったそうだ。外したベルトと水ポンプを見せてもらった。社長曰く「ベルトは印字が見えるし 問題ないね。水ポンプのもれもない。テンショナーはスムーズに回るし 次の車検まで待っても良かったんだよ。いつも無駄なことばかりやってるなあ。」
 今回 自己調達部品と工賃で約3万円(ディーラーは倍ぐらいか)。少なくない出費だが 万一もあるので悩ましいところだ。やはり社長の言うことを聞いて「車検と一緒にするべき」だったか。

 ところで「Tベルトの10万キロ指定は妥当なのか?」最近は10万キロ超えの車は幾らでもあるが Tベルトの原因で壊れた話を聞かないし 20万キロ交換指定の車も確かにある。車メーカーは安全管理から指定するのだろうが 「ひょっとして車の都市伝説の一つか?」「安全は何事もないこと」「ユーザーに義務を押し付けるのはどうか」など色々ある。
 最近の軽自動車はカムかチェーンでTベルトは無くなる傾向らしい。ユーザーからすると心配事が減るので その方がありがたい。



202247(木)

マフラーが落ちた 修理・復活


マフラーが落ちた 修理・復活

 十勝ヒュッテにパジェロミニで行ったら 高速の途中で妙なガタガタ音が出はじめた。到着してチェックしたら マフラーの後部がぶら下がっていた。仕方がないので針金で持ち上て応急措置をした。
 昨年秋の車検ではマフラーのセンターパイプに穴が見つかり パテを詰めて対応した。同時に交換部品をヤフオクで調達しておいた。
 雪も解けたので リフトアップして防錆処置とマフラー交換をしようとしたら センターパイプの穴が継ぎ目に沿って30センチ以上になっていて いや驚いた。これではマフラーの機能はゼロだったろう。しかし 北海道の道路 特に高速道の塩害は本当に困ったものだ。

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 オークションで入手した部品を並べてみたら アレッ長さが違う! 型番も違うので おそらくノンターボ用のセンターパイプを落札したのだろう。そのままには出来ないので 中古部品屋へ飛んで行って適合品を探してきた。

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 下回りにサビキラー耐食塗装 マフラーに耐熱塗装をして完了。
 その後のエンジンの具合はまるで違った。特にターボの抜けやラグがなくなったのには驚いた。マフラーの本来の役目は消音と排ガス清浄化だが 今回のような修理だと排気圧が変ってターボに影響するのかもしれない。何れにしてもこれで問題は解決だ。最悪だった市内燃費も改善するかもしれない。

 タイヤ交換時には ついでにマフラー点検をしておくことをおススメする。



2022129(土)

軽四駆の燃費は?


軽四駆の燃費は?

 クロカン四駆から軽のパジェロミニに乗り換えてほぼ二カ月がたった。車長・車幅とも短いので前後左右とも揺れは激しく 長距離ドライブは快適ではない。また 車重もそこそこあるのでエンジンの非力が目立つ。とは言え 安い維持費や小回りは魅力だ。運転の頻度と大きい荷物が減った現状では良い選択と思っている。
 いっぽう ここ半年の燃料の高騰は驚くべきで 軽油からガソリンに変わったタイミングと重なったので一層気になる。(最近の円安基調からしても)おそらく170円/Lあたりが長期間続くのではなかろうか。激安のGSを見つけたがそれでも高いし 燃料タンクは小さい(43リットル)ので頻繁な給油でイライラする。
 最近の札幌圏では連続的に雪が降ったので ご近所乗りばかりしていたら燃費が7キロ/L台でびっくり。パジェロミニは燃費が良くないと聞いてはいたが これは予想を超えていた。
 エンジンデータを調べたら 馬力64PS (7000rpm)・トルク9kgm (4000rpm)しかない。ターボでやっと動いている軽自動車はこんなものかもしれない。
 エンジンのトルクカーブからは3000rpmあたりが効率的なようだ。これを頭に入れて札幌=十勝の往復をしたら 四駆でも14キロ/L近くまでいった。最近のハイブリッド軽は別として 大人気のジムニーなら同じレベルの燃費だ。まずはこれで一安心。



2021718(日)

いよいよ四駆を降りる ビッグホーン


いよいよ四駆を降りる ビッグホーン

いよいよ四駆を降りる ビッグホーン 7/13/2021

 このプロジェクトでの良き相棒はシェパード犬のほかにもう一つあり それが四駆のビッグホーンだ。LC60からビッグホーンにして2台目がこのビッグホーン・イルムーシャで 十勝清水へ資材を運んだり 愛犬の居住スペースとして活躍してきた。この間 夕張でシカに衝突したりいろいろあったが 運搬はほぼ終了したし 何よりも自分自身の生活パターンを変えていく時期のため クロカン四駆(このイルムーシャは特殊仕様込みなのでその部類だ)はこの7月一杯で降りることに決めた。車検を6月にとってヤフオクなどに出品しているが ぽつぽつと問い合わせや試乗はあるものの まだ決定していない。まあ気長に待っているところだ。
 今回 久々に渓流釣りをしたわけだが クロカン四駆の面目躍如だった。藪でも河原でもどんどん行く。特に後輪のLSDは快適で 多少古いクロカンでも悪路ならお手の物だ。でもこんな乱暴な生活を(ほかの人に面倒を掛けずに)いつまでも続けられるわけでもないので 区切りをつけるのも仕方がないと思っている。(写真はコニファーのKさんと芽室川のヤマメのポイント探し)



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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