d その他の場所(43)


2024103(木)

仙台の「牛タンの利休」を豚丼と比べると


仙台の「牛タンの利休」を豚丼と比べると

 仙台に行っていた。仕事の時は夕食の場所を探すのが面倒になるので つい手近なところで済ませてしまう。今回もホテル近くの「牛タンの利休」(一番町やなぎ町店)に入ってしまった。標準的な牛タン定食を注文。牛タン焼4枚・テールスープ・ソーセージ・とろろで約2千円だったか。テールスープは文句なしでおいしい。とろろ麦飯は味わい深い。ソーセージはゴワゴワしてイマイチだ。

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 牛タンは目の前で焼いてくれる。匂いも香ばしい。
 仙台名物の牛タンは確かにおいしいのだが それなりの歯ごたえを感じる。帯広の豚丼と比べるのは難しいのだが 個人的には帯広豚丼の美味しさと抗しがたい匂いからして上だと思っている。



2024102(水)

仙台の老舗居酒屋「明眸(めいぼう)」


仙台の老舗居酒屋「明眸(めいぼう)」

旧知の先生から「仙台の焼き鳥を食べに行こう」と誘われた。老舗居酒屋「明眸(めいぼう)」である。一番町・国分町の間で南町通りに面していた。場所柄から高級店かと身構えた。

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中に入ると意外にも広~いカウンターのほかに個別のテーブル・イスが4-5組の居酒屋だった。お客は我々のほかに2人で くつろいでいた。
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雰囲気は典型的な「昭和レトロ」で 正面にお燗器が鎮座していた。
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壁のメニューを見ると意外にシンプル。ハムエッグまである。
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これがお通しで 長芋と野菜煮。もちろん女将の手作りだろう。
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宮城県を中心とした東北の地酒を取り揃えていた。
これは良い所を紹介してもらった。仙台に行った時にはまた訪れたい。
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ちなみに 明眸とは「澄んだ美しい瞳=美人」。女将は三代目で 創業97年とのこと。旧知の先生が十何年ぶりに訪れた時にもすぐにわかったそうだ。と言うことは女将の記憶力が抜群なのか その先生の学生時代がハチャメチャだったかのどちらかだろう。



2024928(土)

千歳・仙台便は面白い


千歳・仙台便は面白い

 仙台で3日間の用事が入った。千歳空港を夜便で発つ。秋分の日は過ぎたので午後6時半はもう真っ暗だ。千歳・仙台間は運がいいとプロペラ機や小型ジェット機に乗れるので コミューター好きには面白いと思う。

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 行きはデハビランドのターボプロップDHC8-Q400で 座席は左右2列ずつだ。立ち上がる時には頭が当たるので注意が必要だ。夜行便だったので写真はあまりとれなかった。
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 帰りはIBEXの便で これは小型のジェット機だ。
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 機体はボンバルディアのCRJ700で座席数は100位だ。シートは皮張りで上等だ。
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 機内誌のおむすび特集。仙台のおにぎりは確かにおいしい。米が絶対的においしいからだろう。
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 仙台湾に向けて飛び立つ。
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 北上する途中で見えた十和田湖。このクラスの飛行機は比較的低い高度を飛ぶので 下の景色は面白い。
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 恵山上空から函館の方向。
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 高度を下げながら苫小牧上空へ。下半分の海の色が少し変わっている。流入する河川のせいか。着陸直前には樽前山が見えた。直前に雨が降っていたようで 少し暗いが 紅葉はまだのようだ。

 今回のようにコミューターに乗ると「あの三菱のリージョナルジェットの失敗」をいつも思い出す。「こんな飛行機なら日本でも作れるはずだが 現実は小型ジェット旅客機の生産が出来ない」のだ。(なおホンダジェットは米国で製作している)。聞くところによると とん挫の理由は個々の技術というよりも米国の型式証明を取るためのマネジメントが不備だったらしい。何れにせよ残念なことだ。



2024914(土)

中国の高速鉄道 初めての長距離旅


中国の高速鉄道 初めての長距離旅

 中国の高速鉄道は新幹線をベースにしたのは良く知られている。アッという間(20年位?で)に全土に高速鉄道網が広がったので 今や東の海沿いの大都市から西の砂漠の端 あるいは北の内モンゴルから南の香港あたりまで高速鉄道で行けるようだ。今回は北京から西安を経由して成都まで2000キロを超える旅を高速鉄道で行くことになった。普通は飛行機でも3時間位かかる。これを面白いから行ってみようということだが 何せ札幌から福岡位の長い距離で 8時間近くの旅は大変だった。

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 北京西駅から乗り込む。空港に行くよりは楽かも。
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 行先が成都東駅の二等車で 全席指定だ。
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 高速鉄道には日本のひかりとこだまに相当する二種類がある。今回は大都市間の高速型になる。
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 出発して20分もすると速度はもはや350キロになった。揺れも感じない。
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 華中平野を南西にまっしぐら。
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 西安北までは4時間 停まる都市は2か所。喫煙する人は2分の停車時間にホームにあるゴミ置きと灰皿の横で必死に用を済ませる。
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 西安から成都まではやたらにトンネルが多くそれなりに勾配のある所もあるのか 速度は250キロ位まで抑えるようだ。
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 成都は山に囲まれた地形なので歴史的に他王朝から侵略されなかったと聞いた。とは言え広大な土地だ。
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 やっと成都に到着。小中都市間の高速鉄道に乗り換えて最終目的地へ。都合8時間強 やっぱり長かった。
 日本で新幹線をいつも乗っていたわけではないので確信はないが 滑り出しなどは新幹線が一日の長があるように思う。でも遜色はない。自分で支払わなかったので不明だが この距離なら飛行機と大して変わらない料金と思う。それなりに疲れはしたが 面白い体験だった。

追記:今回新たに知ったのは駅の切符がなくなったこと。皆 事前購入で 身分証やスマホでピッと乗っている。もちろん手荷物のX線検査は従来通り。外国人はパスポートで別の列から通れる。また新機軸をいれたなと思った。



2024911(水)

久々の羽田国際線


久々の羽田国際線

久々に羽田の国際線に向かった。最近はほとんど年に一回だが 近場でも疲れてしまうのは情けないことだ。ネット会議がすごく有難いのだが 直接会わないと新しいことが出てこないのもまた確かと思う。実はこの記事は一週間前のことなのでその点はご容赦いただきたい。

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混み方は普通。やはりコロナ前より外国人客は増えている感じ。
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乗り換えの時間があったので ラウンジに上がって腹ごしらえ。ここは全日空だがまあ通常か。
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定番のかき揚げうどん。小ぶりだが 美味しい。
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もう一つは日本式カレー。しばらくは食べられないため。
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今回も北京なので 羽田を出て東京湾から西に向かう。ここで見える雲はあの迷走台風10号の成れの果ての低気圧だ。「そうか 台風を横から見るとこうなるのか」と改めて感心した。
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いつもだと左手に富士山が見えるが この日は雲が厚く無理。でも落日直後の空の色は素晴らしかった。
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所詮エコノミーの機内食に期待をしてはいけない。牛丼とタコ焼きでちょっと意味不明た。全日空は他社に比べると良い方だが それでも経費削減を感じてしまう。
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食後にハーゲンダッツが出てくる。このサービスに外国人はかなり喜んでいた。いいことと思う。今回は何か食べログが続きそうな気がしてきた。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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