e 北京・中国(55)


20241223(月)

北京の和食レストラン事情(2) ランチは満足


北京の和食レストラン事情(2) ランチは満足

 他の日本食レストラン「居酒屋一心」にも行ってみた。こちらへはランチが目的だった。これが玄関で 先に紹介のレストランよりも明らかに格上だった。

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 玄関からやや長い導入部には何と鳥居がしつらえてあった。
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 店内は提灯などで満艦飾の状態だ。
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 最近の日本食レストランには必ず置かれている日本酒の「獺祭」が列をなしている。何グレードかあるはずだがメニューでは普通グレードの四合瓶で880元(18,000円)の値段が付いていた。それなりにリッチな方も来るようだ。
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 メニューには寿司の船盛もあり ガラスの向こう側で職人が握っていた。値段は1個ずつになっていた。
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 霜降り牛肉の鍋もあった。
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 で 当日のランチセットのトンカツ定食を注文した。しばらくして届けられたのがこの通り。「何か変だ? 」と思ったら 「並べ方が日本と違う」というよりも「仲居さんが知らないのだろう」か。笑ってしまった。
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 どうも気になるので 自分で日本流に並べ替えた。とんかつのパン粉がカリカリ過ぎる点を除くと 味に不満はなかった。値段は55元(1,100円)で悪くはない。
 ここは日本語を話すオバサンの会計係がいるので 色々聞いてみたら「オーナーは韓国人でシェフは日本で修業した」とのこと。日本食レストランでも なるほど色々なケースがあるようだ。



20241222(日)

北京の和食レストラン事情(1) 無類のサーモン好き


北京の和食レストラン事情(1) 無類のサーモン好き

 北京で滞在している大学街には和食レストランが2~3軒はあるようだ。近い方に5人連れで行ってみた。ここは「久本(くもと)」という居酒屋風レストランチェーンだ。
 いきなり「三文魚」の看板。これはサーモンのことで 北欧の品が毎日入荷しているとのこと。日本でもサーモンは好まれるが 中国では刺身など生魚の50%以上はサーモンのような気がする。サーモンしか食べない人も多い。無類のサーモン好きというよりは「生魚で一番安全そうに思える」ためだろう。

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 表の看板には「蒲焼うなぎ・焼き餃子・牛肉たたき」とある。お客が日本語を読めるとも思わないので まあ飾りだろう。
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 中国風に認定書や許可書が表に掲げられている。会社の名前は「九本しんいち居酒屋」というようだ。
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 刺身や握り寿司は値段がやや高い気がしたが 普通においしかった。これは巻き寿司。カリフォルニアロール風で 目がチカチカする。最近は日本でも同様なものを良く見るので文句は言えない。
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 天ぷらは可・鰻も可。ビールはスーパードライで残念ながらサッポロは無し。
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 これは小さいチラシだが 驚いたことに日本語は完璧だった。でも誰が読むのだろうか? オーナーは日本人だろうと思って聞いてみたら「日本大好きの中国人」とのことだった。
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 興味深いのはこの人員募集の張り紙。店長クラスだと最高年収3万元(600万円) アルバイト時給は35元(700円)のようだ。日本に比べて生活物価はやや安いので ほぼほぼ同程度と思われる。



20241219(木)

再び北京火鍋へ ダイナミックで面白い


再び北京火鍋へ ダイナミックで面白い

 夕食で再び北京火鍋に行くことになった。これはお店の入り口正面で 何か「火のついたローソクのようなシンボル」があって不思議だった。「京味刷羊肉」は「北京風スライス羊肉」くらいの意味と推測。北京では蒙古民族が治めていた(元王朝)こともあり 羊肉を良く食べる。

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 下に炭を入れた湯煎鍋が目の前に置かれる。二区画(トウガラシ入り・無し)になっていて お湯が煮えたぎっていた。
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 中央に煙突を足して 火勢を上げてから 羊肉を入れ始める。
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 適度に火が通ったらいよいよ食べる。日本のシャブシャブに似ているが もう少し火を通すようだ。
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 タレは醬油ベースと摺りごまベースの二種類から選択。薬味を沢山加えるが 私は醤油の方が好みだ。北海道のラム・シャブシャブと似ているが もっとダイナミック。
 お店の前のシンボルは 実は「長い煙突を足した湯煎鍋」の姿であることに気が付いた。北京名物の北京ダックなどより安いし楽しめる。一見の価値あり。



20241218(水)

北京で新タイプのラーメンに出会った


北京で新タイプのラーメンに出会った

 北京に来るたびに行っていたカフェテリアが改装されていた。ここの蘭州ラーメンがお気に入りだったのだが 今は「熱面」に変っていた。黄色い麺の様で これを注文した。やや細めの麺は歯ごたえも含めて日本の醤油ラーメンに似ていた。トッピングは牛肉のチャーシューと煮タマゴで 中々においしい。

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 経典 (クラシック) 熱面が8元(160円) 牛肉熱面が12.5元(240円)と手ごろだ。
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 キッチンを覗くと 以前は手延べ麺を直接茹でていたが 今回は日本と同じようにカゴで煮るタイプに変ったようだ。
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 タマゴと牛肉は入れてくれるが パクチー・ニンニク粒・チリはご自由にというスタイルだった。
 味も良く これは気に入った。昼食の新しい定番に決めた。



20241217(火)

羽田から北京へ きれいな富士山


羽田から北京へ きれいな富士山

 午後5時半発の便で北京に向かったが 夏場だと富士山を上空から見れるのだが 冬だと出発前に日が暮れるのでこの有様。西にくっきりと富士山のシルエットが見えた。

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 羽田の待ち時間は3時間もあり いつもの最終食。今回は天ぷらそばにカレー。これだけ炭水化物を取るのはしばらくないだろう。
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 陽がだいぶ傾いたので ぶらぶらしながらゲートに向かう。
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 離陸して東京の街を回り込む頃には 夜景がきれいになった。
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 今回の機内食は親子丼とか。まあこんなもんだろうが結局完食。
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 北京まで4時間強。入国手続きと荷物受け取りをやっていたら 10時(現地時間)。それなりに疲れた。北京は快晴で8~-3℃。予想よりも暖かかった。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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