e 北京・中国(37)
2023年11月20日(月)
北京の大学風景(4) 学食は充実・安い
e 北京・中国×37
中国の大学では学生全員が寮に入るのが普通だ。と言うことは寮の近くに大規模な食堂があり 学期内だと学生は三食をそこで食べることになる。教員もほとんどが共働きなので 学食で食事をする方が多い。写真は寮の横にある4階建ての食堂ビル。人口約2万人がほぼ同じ時間帯に食事をするので このほかに同規模の食堂ビルがもう一つある。
1・2階は麺・肉・魚の各州料理 3階はイスラム料理で 窓口ごとに違った料理が提供される。
4階は主に教職員が利用する食堂で 少し高めだがそれでも十分に安い。混むのを避けて遅く行ったので コックさん達の昼食が始まっていた。
Z君の昼食。羊肉野菜かけごはんとアイスティーだった。
これは私の蘭州ラーメンで 揚げをトッピングした。11元(200円)。コスパはよい。
食後に構内を散策しながらオフィスに戻る。良い腹ごなしだ。
1・2階は麺・肉・魚の各州料理 3階はイスラム料理で 窓口ごとに違った料理が提供される。
4階は主に教職員が利用する食堂で 少し高めだがそれでも十分に安い。混むのを避けて遅く行ったので コックさん達の昼食が始まっていた。
Z君の昼食。羊肉野菜かけごはんとアイスティーだった。
これは私の蘭州ラーメンで 揚げをトッピングした。11元(200円)。コスパはよい。
食後に構内を散策しながらオフィスに戻る。良い腹ごなしだ。
2023年11月19日(日)
北京の街風景(11) 高速鉄道 乗り心地良し
e 北京・中国×37
今回の滞在の後半で 北京から300キロぐらい南にある済南(Jinan 山東省首都)に行くことになった。高速鉄道に乗るために 北京南駅に向かう。この駅は北京から東・南・西に行く高速鉄道の拠点で かなり大きい。ちなみに在来線は市中心部の北京駅が発着だ。
まず空港並みのセキュリティーチェックを経て構内に入る。外国人はネット予約して窓口でパスポートを提示し 発券してもらう。
これは名前入りの乗車券で200元(ほぼ4千円)。日本の鉄道に比べると安いと思う。
待合スペースは広い空間だが まあこんな感じ。ウイークデイのためだろうか かなりすいていた。これが旧正月や秋の建国記念日連休の時には人であふれかえる。
日本の新幹線に似たおなじみの外観だ。
室内も2+3シートの並びになっている。
出発から30分ほどで天津の街が見えてきた。
途中で郊外に建てられた高層マンション群が見えた。窓の向こうが透けて見えるので 工事途中の物件かもしれない。
撮影出来なかったが 速度は楽に300km/hは超えていた。
中国の高速鉄道は初期には日本の新幹線技術が導入されたが 10年位で全国土に網の目が構築された。この建設の速さには正直驚いたが 今や国民の足として定着している。
まず空港並みのセキュリティーチェックを経て構内に入る。外国人はネット予約して窓口でパスポートを提示し 発券してもらう。
これは名前入りの乗車券で200元(ほぼ4千円)。日本の鉄道に比べると安いと思う。
待合スペースは広い空間だが まあこんな感じ。ウイークデイのためだろうか かなりすいていた。これが旧正月や秋の建国記念日連休の時には人であふれかえる。
日本の新幹線に似たおなじみの外観だ。
室内も2+3シートの並びになっている。
出発から30分ほどで天津の街が見えてきた。
途中で郊外に建てられた高層マンション群が見えた。窓の向こうが透けて見えるので 工事途中の物件かもしれない。
撮影出来なかったが 速度は楽に300km/hは超えていた。
中国の高速鉄道は初期には日本の新幹線技術が導入されたが 10年位で全国土に網の目が構築された。この建設の速さには正直驚いたが 今や国民の足として定着している。
2023年11月18日(土)
北京の街風景(10) 日式ラーメン
e 北京・中国×37
北京南駅から高速鉄道に乗る時 駅構内でランチを食べることになった。視野に二軒のラーメン屋(蘭州ラーメンと豚骨ラーメン)で 豚骨に入ることにした。
入ってから気が付いたが これはあの『味千ラーメン』だ。お店の作りも日本のラーメンチェーンの雰囲気だ。中国では日本風ラーメンを『日式』と表記している。
日本の味千には入ったことがないので直接比較はできないのだがメニューは4ページ以上もあり 普通の豚骨バイタンから辛いものまで多数あった。値段は50元(千円)前後なので 中国のラーメンと比較するとやや高めと思う。
連れの中国の若者は辛みそバイタン(酸酸辣辣拉面)を選択。
私は普通のバイタン(経典味千拉面)。中国のラーメンに慣れてきたためか 少し物足りなく感じた。
会計は2人で88元(1,800円)ぐらい。まあまあか。
入り口には入店者の旅行カバンで一杯だった。結構人気のようだ。皆さん珍しさを求めているのだろう。
入ってから気が付いたが これはあの『味千ラーメン』だ。お店の作りも日本のラーメンチェーンの雰囲気だ。中国では日本風ラーメンを『日式』と表記している。
日本の味千には入ったことがないので直接比較はできないのだがメニューは4ページ以上もあり 普通の豚骨バイタンから辛いものまで多数あった。値段は50元(千円)前後なので 中国のラーメンと比較するとやや高めと思う。
連れの中国の若者は辛みそバイタン(酸酸辣辣拉面)を選択。
私は普通のバイタン(経典味千拉面)。中国のラーメンに慣れてきたためか 少し物足りなく感じた。
会計は2人で88元(1,800円)ぐらい。まあまあか。
入り口には入店者の旅行カバンで一杯だった。結構人気のようだ。皆さん珍しさを求めているのだろう。
2023年11月13日(月)
北京の街風景(9) 地下鉄
e 北京・中国×37
北京で地下鉄は『地鉄』と言う。朝夕の市内交通はかなり混雑するので 時間の見込める地鉄は便利な交通手段として定着しているようだ。市中心部を通る初期の1号線か2号線の一部は日本のODAで作られたと聞いたことがある。それ以降 新路線がどんどん作られ 現在は20路線以上あるだろう。
北京の地鉄は 東京の地下鉄などに比べると 環状線と井桁線がうまく組み合わされ 乗り換えも楽で かなり良いシステムだ。土地の所有権が国にあるので 工事が容易なことも理由かもしれない。
ホームのセパレーションはほとんどの路線で全ガラス張りで(古い路線は追加工事だろうが) 電車が入る時の風もなく安全だ。
駅名やルートは英語が併記されている。ただ中国語のアルファベット表記は独特で外国人からすると少し戸惑うかも。
路線間の乗り換えはスムーズにできる。東京のように迷路を上がったり下がったりして次の路線にたどり着くことはない。私が乗った中で一番長い乗り換え通路は 北京北駅付近だが 余裕のあるエスカレーターも設置されていて 混雑はしなさそうだ。
交通システムとしての北京地鉄は優れていると思う。これは半導体や自動車の技術と同じように 後発組は先発組の難点を見てより良いものを作れるという例かもしれない。
また車内はきれいだし WiFiが常時つながりアナウンスもクリアなので 旅行客でも迷うことはまずない。料金は驚くほど安い。
北京の地鉄は 東京の地下鉄などに比べると 環状線と井桁線がうまく組み合わされ 乗り換えも楽で かなり良いシステムだ。土地の所有権が国にあるので 工事が容易なことも理由かもしれない。
ホームのセパレーションはほとんどの路線で全ガラス張りで(古い路線は追加工事だろうが) 電車が入る時の風もなく安全だ。
駅名やルートは英語が併記されている。ただ中国語のアルファベット表記は独特で外国人からすると少し戸惑うかも。
路線間の乗り換えはスムーズにできる。東京のように迷路を上がったり下がったりして次の路線にたどり着くことはない。私が乗った中で一番長い乗り換え通路は 北京北駅付近だが 余裕のあるエスカレーターも設置されていて 混雑はしなさそうだ。
交通システムとしての北京地鉄は優れていると思う。これは半導体や自動車の技術と同じように 後発組は先発組の難点を見てより良いものを作れるという例かもしれない。
また車内はきれいだし WiFiが常時つながりアナウンスもクリアなので 旅行客でも迷うことはまずない。料金は驚くほど安い。
2023年11月12日(日)
北京の中国茶(2) 高級茶を味わう
e 北京・中国×37
茶芸師の知人に逢うため 一週間後に馬連道茶城を再訪した。早速 お茶でもてなしてくれた。これは自慢の古樹の普洱茶(プーアールチャ)で 急須でいれていた。色は透明感のある茶色。
表示によると古樹の20年物らしい。値段は聞かなかった。
これは白茶(バイチャ)。フタ付きのカップでいれていた。『どの茶が急須でどれがカップを使うのか』は不明。面白いのは お湯を注ぐ時 真ん中ではなくカップの縁をグルっと回していたこと。何かの理由があるのだろう。
茶葉が白いのは発酵が少ないためらしい。これが展示販売のものと同じなら一個250gで約2万円だ。
色を比べるとこれぐらい違う。もちろん香りも全く違う。
彼は中国語だけなので 意思疎通にはスマホのアプリを使った。彼が中国語で話すと英語に翻訳してくれる。日本語変換だと変な翻訳もあるので もっぱらこの方法だった。短い話ならまず支障はない。ほかのお店の外国人対応も同じ方法だった。
日本へのお土産に簡単な茶器セットを買うことにした。陶器に欠けがないかを入念にチェックしてくれた。『茶芸師はやはりプロだな』と思った。
このお店の奥には『普洱博物館』があり その歴史と年代物の現物が展示されていた。ここを目当てに来る人も多いようだ。入り口左の巻貝のようなオブジェはお茶の塊を重ねたものだろう。
出口近くにプーアール茶の高級品が展示販売されていた。立派な木箱入りで約8万円の値段がついていた。『こんな高級茶はこれからも飲めないだろうな』と 幸せ一杯で帰途に就いた。
表示によると古樹の20年物らしい。値段は聞かなかった。
これは白茶(バイチャ)。フタ付きのカップでいれていた。『どの茶が急須でどれがカップを使うのか』は不明。面白いのは お湯を注ぐ時 真ん中ではなくカップの縁をグルっと回していたこと。何かの理由があるのだろう。
茶葉が白いのは発酵が少ないためらしい。これが展示販売のものと同じなら一個250gで約2万円だ。
色を比べるとこれぐらい違う。もちろん香りも全く違う。
彼は中国語だけなので 意思疎通にはスマホのアプリを使った。彼が中国語で話すと英語に翻訳してくれる。日本語変換だと変な翻訳もあるので もっぱらこの方法だった。短い話ならまず支障はない。ほかのお店の外国人対応も同じ方法だった。
日本へのお土産に簡単な茶器セットを買うことにした。陶器に欠けがないかを入念にチェックしてくれた。『茶芸師はやはりプロだな』と思った。
このお店の奥には『普洱博物館』があり その歴史と年代物の現物が展示されていた。ここを目当てに来る人も多いようだ。入り口左の巻貝のようなオブジェはお茶の塊を重ねたものだろう。
出口近くにプーアール茶の高級品が展示販売されていた。立派な木箱入りで約8万円の値段がついていた。『こんな高級茶はこれからも飲めないだろうな』と 幸せ一杯で帰途に就いた。