2024731(水)

岩内キャンプ場 ニセコバブルの影響が


岩内キャンプ場 ニセコバブルの影響が

 ここ数年(コロナ期を除いて) 英語しか話せない外人大学生のサマーアクティビティーのお手伝いをしている。勿論 研修は道内の大学でするが 最後の3日間は北海道の自然探訪だ。たいていは登別温泉・有珠山・洞爺湖・ニセコと回り「北海道を好きになってから」帰国してもらっている。
 昨年はニセコ五色温泉の別館(自炊棟)を使った。今年は8/28-30の予定なので 同じ別館を使わせてもらおうと電話をしたら 「夏休みが終わるので空いていますよ。ただ今年から〇千円です」とのこと。何と昨年の倍額だ!!「最近のニセコバブル」は知ってはいたが「こんなところまで波及したか」と驚いた。こうなるとニセコ以外で探すしかない。
 思い当たったのは「岩内キャンプ場(マリンビュー)」のコテージ。ニセコ山群の北斜面になる。幸い7棟(定員5名)35名分をとりあえず確保した。
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 コテージを見せてもらった。ベンチとBBQコンロはあった。
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 窓からは岩内港と泊原発が見渡せる。夕日は奇麗に違いない。
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 ロフトには寝具が5組。若者達なのでこれで十分だ。仮予約をして次へ向かった。
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 次はやや下の別荘分譲地の一画にある「コテージアリスの里」に行った。ここはお風呂のあるコテージとして話題の民間施設だ。
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 なるほど半露天風呂になっているが 温泉ではない。
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 BBQスペースもちゃんとしている。ただし ホテルほどではないが値段は高い。
 オーナーといろいろ話をさせてもらった。現在 全棟は営業していないとのこと。以前は近所の奥さん達が室内清掃やベッドメーキングをしてくれたが 最近は給料の高いニセコのホテルに取られてしまうので オーナーと奥さんの2人でできる範囲にしているとのこと。ここでも「ニセコバブルが影響している」のには驚いた。
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 最後は洞爺湖西側の「グリーンステイ洞爺湖」へ。
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 道路を横切れば湖畔だが 砂浜のようにはなっていない。ちょっと残念。
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 色々なタイプのキャビンがあるが BBQサイトもある。残念なのは 寝具はなく 寝袋が必要なこと。
 最近は家族キャンプもブームなので 公営の施設はかなり混んでいるようだ。
 さて今回の35名の外人大学生のキャンプだが ほとんどが未経験のはずで 準備も大変だし 何が起きるかわからない。面白い話があったら後日に紹介したい



2024729(月)

7月下旬の手稲パラダイスヒュッテ


7月下旬の手稲パラダイスヒュッテ

 札幌・手稲山中腹にあるパラダイスヒュッテは十勝ヒュッテのお手本の一つだ。もちろん規模も質も素晴らしく 異次元レベルだ。7月下旬に旧友達が集まって宿泊・BBQを楽しんだ。

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 ここは築20年になるログスタイルの山小屋だが まったく経年変化を感じない。
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 外でのBBQ。当日は17名だったが 30名でも可能なスペースだ。周囲は白樺・ニレ・ハンなどの大木の林。ただし 時節柄 蚊が多く 痒くて閉口したが。
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 この時期はノリウツギの白い花があちこちに咲いていた。しかし愛用のスマホカメラではこのレベルがせいぜいだ。
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 参考までにセミプロレベルのAさんから提供頂いた写真のチングルマ(大雪山で撮影)。
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 キバナシャクナゲ(大雪山で撮影)。やはりレベルが違いすぎる。カメラをどうするか 今後考えなければいけないだろう。



2024727(土)

北海道にカマキリはいるのか?


北海道にカマキリはいるのか?

 先週は茨城に滞在していたので 草むらで久々にカマキリを発見した。子供の頃にはよく遊んだ昆虫だが「北海道に来てからは見た記憶がない」ことを思い出した。

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 良く見るとボクサーのファイティングポーズのようだ。確かウルトラマンにはカマキリの怪獣があったはずだ。
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 見つけた草むらの花はジャガイモに似ていたが 葉っぱは全く違っていた。
 カマキリ・北海道で検索してみたら「寒さに弱い昆虫」なので 基本的には「渡島半島が北限」とのこと。でも最近は港町などでは見られるようになったらしい。温暖化の影響や積み荷と一緒ということかも知れない。
<この記事はカマキリを思い出したということで 北海道で見たということではありません。ご注意ください>



2024726(金)

7月下旬 旧友の来訪


7月下旬 旧友の来訪

 東京在住の旧友の3人(Aさん Sさん Mさんの)が十勝ヒュッテにやってきた。フェリーで小樽に到着 大雪山を回り 昨晩は糠平温泉泊だったそうだ。その日は雨が止んで まずまずの天気だった。

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 自称シェフのAさんから「自慢のタンドリーチキンの作り方」を伝授してもらった。鶏肉に特製スパイスとヨーグルトを入れ 一晩寝かせて 仕上げはフライパンで炒める。味はピリ辛がいいらしい。おいしくて簡単なので若者が多い時は特にオススメとのこと。
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 BBQは炭火・網焼きを勧めたのだが 彼らはジンギスカンを鉄板の簡易鍋でやりたいと持参していた。焚火の木を整理して オキの上の鍋に 味付きジンギスカンとモヤシをドバーと置いて焼き始め 美味しい美味しいと食べていた。「確かに昔はこうだった」ことに気が付き 彼らと過ごした半世紀前の北海道にタイムスリップしたように感じた。ジンギスカンの流儀も半世紀の間に進化している。彼らは昔の北海道を知る化石のようなものかもしれない。
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 老人達なので早起きしてしまった。早朝散歩は上手の剣山神社へ。境内には剣山の登山口がある。もちろんクマ注意の看板も。
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 少し下手のS教団関係の宗教施設へ。ここは観覧席付きのソフトボール球場を凌ぐ立派なものだ。三千人は入るそうな。背景は剣山。
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 戻ってからの朝食。ゴリラのシッポのライ麦パン・あすなろの牛乳・旭山学園の元気タマゴ・愛妻屋のズッキーニ。「シンプルだがいずれもおいしい」と喜んでもらった。
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 朝9時には風のように去って行った。天気に恵まれ何よりだった。
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 牧場の北東側には然別山塊が遠望できた。
 この十勝ヒュッテプロジェクトの目的は まず自作すること 次に自由に使っていただくことなので 今回は一泊の滞在だったが 満足してもらえたなら何よりだ。



2024725(木)

新得のグルメ シカ肉・チーズ・パン


新得のグルメ シカ肉・チーズ・パン

 7月下旬 十勝ヒュッテに東京からの旧友達が来訪した。40年ぶりの友人もいたので 十勝グルメでもてなそうと「新得グルメ」を調達に出かけた。
 まずは「上田精肉店でシカ肉のスペアリブとカルビ」を調達した。ここのシカ肉は素晴らしくおいしい。

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 味付きジンギスカンが2024年のグランプリに選ばれたとのこと。勧められたが 今回はシカ肉に集中して 次回の楽しみにした。
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 定番のカマンベールチーズの調達に「協働学舎」へ。古いトラクターの展示はおなじみだ。
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 レストラン・売店のあるミンタルの入り口が面白い。牛・羊・?の足跡だろう。
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 次に街の南側にある「ベーカリーキジマ」へ。ここは個人住宅のベーカリーだ。
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 一歩中に入ると焼きたてパンのいい香りがした。柔らかめのパンを調達。
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 最後はハード系パンの調達に「ゴリラのシッポ」へ。薄暗い店内に入ったらドア・窓が開けっ放しだった。ご主人いわく「最近は暑くてたまらないので焼いている時は外に避難している」とのこと。パン焼き薪窯なら確かにと納得した。
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 ここは新得の街から北東へ10分ぐらい離れている。国道38号と並行するが台地の上なので 日高山脈が南に向かって伸びるのが見え 絶景だ。ご主人が脱サラして移住したのも理解できる。
 新得は勿論そばで有名だが このように他のグルメにも恵まれている。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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