2024113(日)

十勝からの戻り 残照がきれいだった


十勝からの戻り 残照がきれいだった

 ハロウインの日(10/31)に十勝清水から札幌に戻ろうと午後3時ごろに十勝ヒュッテを出発した。陽はもう傾いて日陰から見る木々は奇麗だった。
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 油断して出遅れたようで 剣山はもう山影になっていた。
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 道道55号の防風林のカシワとカラマツは奇麗に色づいた。
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 十勝清水インターから道東道へ入る。日高山脈のシルエットがきれいだ。
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 新得の広内トンネルは2本目も完成。新しく新得インターが出来るらしいがこの辺と推定。
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 狩勝トンネルに向かうと既に日陰になっていた。
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 トマム付近ももう暗い。
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 穂別インターへの下り。丁度日没だったので 進行方向がひどくまぶしい。
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 夕張インターで降りて国道274で札幌に向かう(北広島付近)。すごい残照だった。
 「秋の夕陽はつるべ落とし」とよくいうが これは「井戸で(手を離すと)つるべがポチャンと落ちる」例えだとしても 現在では死語だろう。第一に井戸もつるべも見ることがなくなった。しかしこの時期に残照が意外に長く続くのには驚いた。何か北海道らしい理由があるのかもしれない。



2024112(土)

晩秋の日勝峠越え 冬はそこまで来た


晩秋の日勝峠越え 冬はそこまで来た

 10/30の午後に日勝峠を越えて十勝ヒュッテに来た。十勝清水の農道から見る夕方の日高山脈。

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 国道274で夕張を通過し むかわ町穂別へ。この辺りのカラマツは燃えていた。
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 福山のモトツトンネル手前。紅葉の名所だが広葉樹の葉はすべて散っていた。
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 日高峠を越えて日高町へ。葉が散ったので日高山脈の一部が見渡せる。
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 日勝峠の日高側の1~2合目。この覆道付近も紅葉の名所だが もう完全に終わっていた。
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 頂上トンネル日高側。十勝側は晴れている。気温は4℃。
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 下り出して十勝側9合目。斜めの日差しにダケカンバが白く浮かび上がる。
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 6合目。十勝平野が広がる。
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 3合目付近。カラマツは最後の輝きだ。
 天気も良く穏やかな日勝峠越えだった。11月に入るともちろん通行は出来るが 天気が崩れると雪がぱらつくに違いない。いよいよ冬がそこまで来ているのを感じた。



2024111(金)

原野商法を初めて実感した


原野商法を初めて実感した

 十勝ヒュッテの周辺はこんな感じの「丘あり小川有りの山裾の原野・山林だが 妙にまっすぐな道」になっている。「まあ北海道だからそうなのだろう」と思っていた。

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 先日このあたりの地主さんに偶然お会いし お話を伺うことができた。見せてもらった地番地図では 実はこの付近はきちんと区分けされている。その中に妙に細かく区切られた一角が見えた。
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 実はコレ「50年以上前の原野商法の証拠」なのだそうだ。最少では5坪のケースもあったとのこと。当時は日高山脈の横断道路の計画(の話)もあって 現地も見ずにどんどん売れた(売った)らしい。今の現地はずーっと山林で 区割りもなく そんな感じは全くしない。「へー」と驚いた。道路もあるはずだが 現状はそのようには見えず また すごく長い区画も目につくが そんな所にどうやって入るんだろうか。
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 地主さんは登記簿を基に所有者を発掘し 買い戻すこともやっているとのことだが たいていは「不在地主どころか既に連絡が取れない」のだそうだ。「将来は一体どうなるんだろうか」と暗然とした。
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 この農地から山々との間の山林・原野には「そのような原野商法の歴史があったのか」と感慨深かった。



20241031(木)

クマカレーを作ってみた 普通のカレーだった


クマカレーを作ってみた 普通のカレーだった

 夏に頂いたクマ肉(6月に芽室町で捕獲)はBBQにしたら予想以上に美味しかったことは記事にした。追加で頂いたクマ肉が冷凍庫に残っていたので「クマカレーを作ってみよう」ということになった。写真は出来上がりで 基本的には普通の家庭カレーのスタイルだ。コップはぶどうジュースだ。念のため。

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 材料は クマ肉(3個のうちの1個のブロック 恐らく150g程度)・玉ねぎ(中1個)・ジャガイモ(2個)・リンゴ(1/2個) 他にニンジン・ニンニク。
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 それぞれを普通の大きさに切った。クマ肉は脂肪はなく前回よりも筋肉質のように感じた。
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 オリーブオイルでクマ肉を炒め 胡椒と塩で味を調えた。残りの具材と水を加えて20分煮た。
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 最後にハウスのカレールウ(辛口)を4個入れて 約5分でトロミを付けた。
 食べた感じは 強烈なダシが出るわけでもなく もちろん臭みもなく「普通の家庭カレー」だった。ただ 強いて言うと筋肉質だったためか先のBBQと比べてやや硬めの感じはした。これは部位に依るのだろうか。
 残りは冷ましてからパックにして冷凍庫に入れたので 試したい方の要望に応えられる。また2ブロックも残っている。



20241031(木)

十勝清水から芽室へ「明るい晩秋」


十勝清水から芽室へ「明るい晩秋」

十勝は気温が上下しているが晩秋になった。10/30夕刻に十勝清水~芽室~帯広の農道ルートを通った。斜めの日差しを浴びて燃えるような木々の景色だった。
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3時半に十勝ヒュッテを出発。
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剣山はもう日陰に。
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並木のカラマツはもう一歩の状態。
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丘の上の農地の緑と空の青のコントラストがいい。
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日高山脈が南に向けて延々と続く。緑は秋まき小麦だろうか。
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真後ろからの夕陽だ。
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白樺の白も赤くなった。
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帯広の森の南側。紅葉した葉っぱは燃えているようだ。
晩秋は普通だと暗い・さみしいイメージだが「十勝の晩秋は明るい」ことに気が付いた。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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