2020110(金)

中国茶事情 1 (いろいろな種類)


中国茶事情 1 (いろいろな種類)

中国茶は香りと色を楽しむ

 中国で単身赴任になり これを機会に中国茶を勉強してみようと思うようになりました。ここでは中国茶について何回かに分けてご紹介したいと思います。なお個人的な調査と体験による私見のため 間違いも有るかも知れませんが その点はご容赦ください。
 中国茶は香り・アロマと色を楽しむもので 歴史的に中国で発展し 現在も若年から老年まで広く飲まれています。中国茶は非常にバリエーションが広く 写真のように基本は6種に分類され それにジャスミン茶のような花茶が加わります。名称はお茶の色と茶葉の色から来ているようです。
1. 緑茶(不発酵茶)
生産量・消費量とももっとも多く 釜炒りで 茶葉は緑色。ササの葉のように平べったいものが多い。代表:龍井茶(ロンジンチャ) 黄山毛峰。香り:豆 草
2. 白茶(弱発酵茶)
芽吹いて白毛の取れないうちに採取し 発酵度が非常に浅い段階で自然乾燥。小さい枯葉のようなものもある。代表:銀針白毫。香り:くだもの
3. 黄茶(弱後発酵茶)
軽度の発酵を行ったお茶。探すのが大変な位売っていない。高価。代表:君山銀針 蒙頂黄芽。香り:くだもの
4. 青茶(半発酵茶)
発酵部の褐色と不発酵部の緑色が混じり 青く見える。大陸産と台湾産。丸まっているのが普通。代表:鳥龍茶 大紅袍 凍頂烏龍 鉄観音。香り:花 草 くだもの
5. 紅茶(発酵茶)
英国の紅茶文化に対して中国で独自に発展。英国のものより小さくて色濃い。代表:祁門(キーメンチャ)。香り:くだもの 花
6. 黒茶(後発酵茶)
完成茶葉を微生物で発酵させる。長期保存が可。茶餅と呼ばれる円盤状やペレット状が普通。年代物は高価。代表:普洱茶(プアールチャ)。香り:薬 木

 現在のところ私は白茶にはまっています。香りは強くはないが ほのかに甘みがある。






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Elmtree2
 札幌在住ですが コロナ前には中国北京へ単身赴任が頻繁でした。面白い発見がたくさんあるので ご紹介します。この話題はElmtree (十勝ヒュッテプロジェクト)というブログに含めていたのですが 本題からあまりに離れることがあるので 「街・探検・文化」の別ブログとして発展的に分離しました。元のElmtreeもご覧頂ければ幸いです。

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