2020112(日)

中国のスーパー事情 3 (日系)


中国のスーパー事情 3 (日系)

日系スーパーは楽しい場所。十勝産も見つけた

 バスで15分のところに伊藤ヨーカ堂があります。中国進出は早かったそうですが 現在は北京でスーパーのみ2店舗のようです。2-3年前までは日本製の衣料・電器・雑貨を含む店舗でしたが 全く不振。1年ほど前にスーパー以外は平均レベルの衣料とレストランに改装。久々に行ったら大きく変わり ものすごく混んでいました。やはり中国の客の変化は早いですね。
 日系スーパーでもお客は中国の方ですから 普通の食料品が主体で 日本関係はおそらく1/4程度で その比率も年々下がっているようです。とは言え たまに行く私には楽しい場所です。
 今回は日本製の日用品が無くなっていた。パイプマンやキッチン洗剤はどうしようか。しかし 寿司・漬物・刺身・調味料・弁当はもちろん有る。見ていてヨダレが出て来ます。弁当はセブンのマークの伊藤食品製です。この会社がセブンの食品も作っているのでしょう。値段は日本よりも安いと感じます(食材が半値程度からか)。
 新発見はレジ前で十勝産を見つけたこと。「十勝あんこ飴」made in 上士幌町です。今日は来て良かったと思いました。
 ヨーカ堂の変遷を見ると 中国でのビジネスで留意すべき点に気が付きます。まず日本のものは良質だから売れる と単純に思わない方が良い。特に食料品は普通の値段ならば売れるでしょうが 健康に良いとか特別な機能がないと高値は無理。また明確で簡単なブランド名も必要でしょう。「十勝」は漢字でもいいかも。また流行り廃れが速いのであぐらはかけない。例えば数年前は日本のお米はおいしいという評判で3倍くらいの値段のもありましたが 現在は中国東北地方産の米が安く出回っています。先をみて次の方策が必要です。中国のビジネスは本当に大変だと思います。






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Elmtree2
 札幌在住ですが コロナ前には中国北京へ単身赴任が頻繁でした。面白い発見がたくさんあるので ご紹介します。この話題はElmtree (十勝ヒュッテプロジェクト)というブログに含めていたのですが 本題からあまりに離れることがあるので 「街・探検・文化」の別ブログとして発展的に分離しました。元のElmtreeもご覧頂ければ幸いです。

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