202019(木)

中国のスーパー事情 1


中国のスーパー事情 1

 中国ではスーパーマーケットを「超市」(チャオシー)と言う

 中国の普通の食品スーパーはイオンのように巨大ではなく 中サイズが 徒歩圏内に多数あるイメージです(郊外型もあるのかも知れませんが)。
 まず驚くのは果物・野菜種類が豊富で安いこと。中国は国土が東西南北に広大で いろいろなものが集まるためでしょう。食べ物の変化は日本では四季 中国では地域と思います。
 値段の表記は500g単位(注1)が普通。大根60円/kg トマト140円/kg キュウリ110円/kg リンゴ(フジ)150円/kg 季節外のスイカ(注2)は180円/kg位か。日本では家内任せで スーパーでの値段は良くわからないが 多分日本の半分程度か。かなり安いと思う。(ただし 北京は物価は高いので 中小都市ならもっと安いのかも)
 肉類も豊富で 値段は伝統的に 豚>牛=羊>鳥の順だそうです。豚肉は最近2倍に急騰して それでも600円/kg程度か。魚も水槽の川魚から上質のサーモンまである。
 他に牛乳・果汁・ソーセージ・麺類・菓子類・酒類など食品の種類と安さには驚きます。中国は共働き社会なので自宅で料理するのは週末ぐらいで 通常は外食と聞いたが 一方では料理をする人も多いのでしょう。
 スーパーでうれしかったのは キューピー(表記は「丘比」)が中国に定着して(注3) どこでもあること。中国に来たら超市訪問も楽しいと思う。

注1:旧単位の1斤が500g程度だったためらしい。なお1元=15日本円として換算した。
注2:中国の人はスイカが大好きで 食事後のデザートには必ず出る。夏の最盛期には1玉100円位まで安くなり 北京の暑い夏を涼むのにスイカを山積みしたスイカ屋台が出来る。(日本のビアガーデンに相当かも)。来日した中国の人が驚くことの一つは 日本ではスイカが貴重品のように高いこと。10倍以上ではないだろうか。
注3:キューピーはかなり昔に中国に進出したが マヨネーズはもともと無い味で 大苦戦の末 研究と努力で成功し ジャムやドレッシングも含めてどこでも見るようになったとのこと。先人の努力に敬意を表します。






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 札幌在住ですが コロナ前には中国北京へ単身赴任が頻繁でした。面白い発見がたくさんあるので ご紹介します。この話題はElmtree (十勝ヒュッテプロジェクト)というブログに含めていたのですが 本題からあまりに離れることがあるので 「街・探検・文化」の別ブログとして発展的に分離しました。元のElmtreeもご覧頂ければ幸いです。

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