2020126(日)

米国のオートパーツショップ事情


米国のオートパーツショップ事情

 <この記事は整理のためにElmtreeから引っ越しました。ご了解ください>

Napa Auto Parts https://www.napaonline.com/
 思い起こせば30年以上も4WDの中古車を乗り継いで来たので 修理は必然的で またそれも楽しみでした。月一で仕事を離れて頭を空にする必要もありました。10年ほど前にランクル60から いすゞビッグホーンH8年に乗り換えて現在に至っています。この車は生産終了から20年以上なので補修部品が悩みです。部品取り車もありましたが 立ち退きの必要もあり処分しました。
 現在の問題はショックの抜け ローワーアームジョイントの痛み 四駆表示の不良が主なものです。ターボもそろそろかも。O社長に車検をお願いするたびに「まだ車検取るの?もうやめるって言ったろう」と言われます。我ながら困ったものです。
 今週は仕事でカリフォルニアに来てオフの時間に ふと「NAPAで部品を見てみるか」と思いネット検索すると この町には4か所あり 近い所に行きました。窓口は黒人のおばさんで 「1998年ISUZU Trooper, Shock, Frontと Rear」と言うと ハイよとキーボードをたたいてくれて リア35$/本 フロントはどれがいい?それなら41$/本。。エッ日本の半額か! Lower Arm Jointは?1個40$。。この前いすゞに電話したら1万2千円と言われ ハア?考えますと電話を切ったのに! オイ1/3か! 調子に乗ってBreak pad frontは?と次々と。。重たくて飛行機の手荷物で断られるかもしれないのに(注) つい誘惑に負けて買ってしまった。10%offらしいが結局300$越え。それでも懸案の部品は入手できた。。後は運ぶのをどうする??。。
 アメリカの部品店では30年以上前の車の適合部品(中古ではない)でもそろってしまう(もちろんNAPA間の輸送で待つこともあるがたいていは翌日でOK)。こんな良い環境なのはユーザーが多いことの他に 「適合」の意味が広くてちょっとの修正ぐらいはOKなところにあると思う。また旧車ではもう純正にこだわる必要もありません。NAPA Auto Partsのビジネスは もちろん各店の在庫もたっぷりでしょうが ネットでリストから探して発注し NAPAから受け取って DIYするというパターンです。このシステムは日本でも同じはずだが 部品店がメーカーの系列に別れていて おまけに高くて一般の人はあまり行かない。アメリカではこれが逆で 部品店の系列は少なくどこのメーカーのも扱いおまけに安い。例えば私の車に適合のブレーキローターでも3種あり 30$~200$位までで もちろん中国製やUS製と明示されている。ここでXX製だから安全が云々かとかは誰も言わないし 基本は自分で交換するのでリスクの費用対効果は自分で判断する。その意味では合理的です。
 アメリカの西部や南部では 高校生になるとピックアップトラックを手に入れよとしたり かなり古いムスタングを自分で整備して乗るとかいうことをまだやっているようです。いわゆる大都市ではそれは少なくて まずお金を稼いで 将来はピカピカを買うのが普通の若者の姿でしょう。車がアメリカの文化の一つなのは やはり10代からの流れがあり NAPAはその文化の中に含まれている気がします。
 日本にもNAPAがあるかもと探してみましたがどうも引っかかりません。もちろんネットで購入はできるので船便で格安で送るシステムがあれば成立しますが 自動車部品は一般に重いので輸送費もそれなりでなかなか難しいのでしょう。
 もしアメリカで時間を持て余した時にはNAPAに行ってみるのも面白い。うれしくなりつい新品部品を買いすぎて どうやって持って帰るか悩むことになるでしょう。ただし車の車種と年式と部品の詳細を調べておく必要はあります(日本のメジャーな車はたいてい輸出されて違った名称になっているので要注意です)。
注:飛行機の手荷物が重量制限を超えた場合は 追加料金を払えばもちろん可能です。確か100$レベルなので意外と可能性はあると思います。






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Elmtree2
 札幌在住ですが コロナ前には中国北京へ単身赴任が頻繁でした。面白い発見がたくさんあるので ご紹介します。この話題はElmtree (十勝ヒュッテプロジェクト)というブログに含めていたのですが 本題からあまりに離れることがあるので 「街・探検・文化」の別ブログとして発展的に分離しました。元のElmtreeもご覧頂ければ幸いです。

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