今日のまかないは焼き飯です。
オイルサーディンを添えて、です。

かつて帯広に存在した世界一の食堂。
そこで提供されていたチャーハンとも違う焼き飯というメニューです。
マスターが昨日テレビを見ていたところ、大正時代から続くという中華料理店で焼き飯という名前でしかも同じ作り方をするものが提供されていたとのこと。
長年その食堂のオリジナル料理だと思っていただけに、そういう料理として存在していたことに驚きもあるようです。

そんなわけでおよそ40年ぶりにその焼き飯をいただくご縁をいただきました。

味はチャーハンとしての要素に触れることなく炒めあげた炊き込みご飯です。
実に素朴。
チャーハンを食べたはずが口の中には炊き込みご飯が、というスタンド能力。
それが食べ終わるまで繰り返されます。
個人的にはそばと一緒に食べたいです。
ラーメンとチャーハンのように・・と思いましたが、それなら炊き込みご飯でいいのか・・と思います。
最後まで飽きることなく食べられ、食べ終わる頃にはちょっとさみしさも覚える一時代の味です。